お悩み

階建てスレート屋根住宅にお住まいのお客様より、雨漏りの不安と屋根の変色についてご相談をいただきました。
お客様は「大掛かりな工事は避けたいので、一度最低限の工事をしてから今後のリフォームを考えたい」というご要望でした。

屋根調査で確認された屋根の問題点

早速現地にて屋根診断を実施しました。

街の屋根やさん福岡西店では、
・雨漏り調査
・見積もり無料
ぜひご相談ください！

• 広範囲の苔と変色
  

屋根全体に苔やカビがびっしりと繁殖し、広範囲に変色していました。これは、屋根材を保護する塗膜（防水機能）が完全に失われている明確なサインです。

• 屋根材のズレ
  

一部のスレート屋根材が定位置からズレているのを確認しました。このズレによってできた隙間が、雨水の主要な侵入経路となっていました。

応急処置で雨漏りを解決

お客様の「最低限の工事」というご要望に基づき、費用を抑えつつ、雨漏りの緊急リスクを排除するための応急処置を実施しました。

✅ズレていたスレート屋根を元の位置に戻しました。

✅雨漏りの再発を防ぐため、屋根の上から防水シートを施工しました。

✅その他、劣化が深刻な箇所にも防水シートを施工しました。
これにより、屋根材の下地への雨水の侵入を一時的に防ぐことができます。

こんな症状が出たらカバー工法を検討しましょう！

今回の防水シートによる応急処置は、あくまで雨漏りのリスクを一時的に抑えるものです。
スレート屋根に以下の症状が出たらカバー工法をおすすめします。

スレート屋根の寿命は一般的に25年～30年ですが、築10年～15年で防水性を回復させるための塗装が必要です。
塗装の時期を逃し、今回のように苔やズレが生じている場合は、カバー工法による根本的なリフォームを推奨します。

今回の応急処置により、ズレていた屋根材は元に戻り、上から防水シートを施工したことで、雨漏りの緊急リスクは一時的に解消されました。
お客様のご要望に応え、費用を抑えた対応が完了しました。
しかし、苔や変色が広がる屋根は、屋根全体の防水機能が限界を迎えています。

お客様には、今回の応急処置をきっかけに、建物を守るために最も効果的で経済的なカバー工法を、できるだけ早期にご検討いただくことを強くお勧めしました。

福岡市東区の雨漏り工事金額
・350,000円