北九州市で屋根カバー工法と部分塗装工事を行いました。

現地調査で判明した問題

屋根に関する問題点
・屋根全体に色褪せが生じている。
・前回、別の業者で行った塗装工事の際に、縁切りが行われていなかった。→このままでは雨漏りの危険性も

その他の問題
・前回、行った塗装工事の際にケレン作業が丁寧に行われていなかったため、凹凸が生じている。

足場の設置

高圧洗浄

今回は、既存の屋根を撤去せずに上から新しい屋根を重ねるカバー工法を採用しました。

撤去費用を抑えつつ、防水、耐久性能を一新できる人気のリフォーム方法です。

まずは、足場の設置後、屋根表面の汚れ、苔などを高圧洗浄で落としました。
これで下地との密着性を高めることができます。

防水シートの設置

次に既存の屋根の上から新しい防水シートを設置します。

✅屋根材の下に水が入り込んでも、家の中に浸水しないように二重構造で雨水から守ります。
✅防水シートのつなぎ目をしっかり重ね、全体を一枚の防水層に！

この防水シートこそが、屋根カバー工法の「土台」となる最重要工程！！

丁寧に施工し、雨漏りリスクを最大限に減らします。

オークリッジスーパー（シャトーグリーン）を施工

いよいよ屋根の取り付けを行います。

今回使用したのは高耐久で断熱性、防音性に優れたオークリッジスーパー。
カラーは、シャトーグリーンを採用しました。

1枚1枚しっかりと固定し重ね幅を正確に保ちながら施工します。

✅軽量かつ、高耐久で既存の屋根に負担をかけない
✅断熱効果もあるため、夏の暑さ対策にも！

屋根面が完成したら各種板金を設置して屋根カバー工法が完了です。

雨戸塗装工事

屋根だけが綺麗になっても周りの付帯部が劣化していればバランスが取れません。

今回は、雨戸も一緒に塗装を行い、外観の統一感と耐久性を向上させました。

✅ケレン作業
塗装の前に雨戸の表面についたサビや古い塗膜を研磨して除去します。
これにより、塗料の密着性がアップし、仕上がりが長持ちします。

✅サビ止め塗布
鉄製の雨戸には、必ず錆止めを塗布しておくことが大切。
将来的なサビの発生を防ぎます。

✅中塗り・上塗り
錆止めが乾いた後、中塗り・上塗りの２回塗装を行い、美しく耐久性の高い仕上がりに。
今回は屋根のシャトーグリーンに合う深めのグレーで統一感を演出しました。

雨戸塗装工事完了！凹凸が生じていた雨戸が美しく。

屋根と外壁の色合わせが絶妙にマッチ！

既存の外壁は、温かみのあるオレンジ系カラー。
そこに今回のシャトーグリーンの屋根と、シンプルで落ち着いた雨戸が加わり、
コントラストの効いた上品なナチュラルモダンスタイルが完成しました！

屋根の“再塗装”ではなく、“再生”を選ぶ選択肢。屋根カバー工法

今回のように、「塗装したけどすぐ色褪せた…」というお悩みは実はよくあります。
その原因は、
✅ 既存屋根材の劣化が進みすぎていた
✅ 下地処理が不十分だった
✅ 使用塗料のグレードが低かった
など、様々です。

再塗装でまた同じ失敗を繰り返す前に、
根本から屋根の性能を見直す「屋根カバー工法」という選択肢も、ぜひご検討ください！

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