ホーム > 高崎市貝沢町 ノンアススレート屋根の経年劣化に伴いカバー工法…

高崎市貝沢町 ノンアススレート屋根の経年劣化に伴いカバー工法による屋根リフォーム
【工事のきっかけ】
当初は雨樋交換工事のご依頼でしたが現場調査時に屋根の劣化も判明したのと、どのみち足場工事も必要ならばということで一緒に屋根工事もする運びとなりました。
基本情報

屋根の形状としては結構複雑な寄棟です。
この屋根材の劣化具合からしてノンアスベストのスレートで間違いないでしょう。建物の築年数からして恐らく2000年前後に製造されたものではないかと思います。この屋根材の商品名は不明ですが代表的なものにセキスイかわらU、パミールなどがあり全国各地でこのような不具合が多発しています。当時健康問題の観点からアスベストを除去し製造されたことにより強度が落ち、耐久性の検証もままならないうちに流通してしまったためにこのような事態になっています。逆に1990年代後半までに製造されていたアスベスト含有のスレートはかなり丈夫で35年程度の耐用性があります。

屋根の至る所にスレート小口の変色やひび割れ、このように先端からミルフィーユ状に剥がれていく症状が見られます。ノンアスベストスレート屋根材に対して塗装は不可能なので、葺き替え工事かカバー工法によるリフォームのみになってしまいます。また葺き替え工事となるとコストの面で既存屋根の撤去処分費などがかかってしまうので、今回のようなカバー工法によるリフォームが圧倒的に多いです。
屋根全体はさほど傷んでいないのでこのままの状態でカバー工事をしていきます。まず屋根の軒先に「唐草板金」を取り付けていきます。唐草板金は流れてきた雨水を雨樋に流し、屋根裏側への浸水や吹き込みを防ぐ重要な役割を持っています。カバー工法において必須な部材になります。

唐草板金取り付け後、ルーフィングシートを敷いていきます。ルーフィングシートはいわば防水シートで屋根材の隙間から侵入してくる雨水を下地に染み込まないように守る役割があります。ルーフィングシートは屋根下部(軒先)から上部(棟)に向かって重ねていきます。通常はルーフィングシートを全面敷いてから屋根材を葺いていきますが、今回は寄棟の形状もあり各面ごとに仕上げていく形になりました。

ルーフィングシートと同時にまず「谷板金」を取り付けていきます。屋根の谷部は雨水が集中することもあり劣化が進みやすい場所です。雨漏れの原因としても多いです。
そして軒先から順に屋根材を葺いていきます。今回使用の「MSタフワイド」はガルバリウム鋼板製で、軽量、熱反射性が高い、防汚性、耐食性に優れた屋根材です。しかも屋根材の寸法が大きいのでたった4枚で1坪をカバーできるので施工性もバツグンです。
最後に棟板金を取り付け完了となります。鮮やかなライトグリーンの美しい屋根に生まれ変わりました。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane1@asistservice.co.jp
有限会社アシストサービス
〒370-3521
群馬県高崎市棟高町1210−1

共通の施工事例はこちら
記事がありません
表示する記事はありませんでした。
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。