今回屋根修繕と外壁の塗装をご依頼いただいたのは高崎市貝沢のこちらの物件です
雹の被害で建物のあちこちにダメージを受けたとの事でドローンを使って屋根から外壁の隅々まで現地調査
現地調査の結果、屋根材や雨どい、外壁に無数のへこみやひび割れが確認されました。
雹は直径が1cm〜5cm程度の氷の塊で、短時間のうちに大きな損傷を与えることがあります。
屋根には表面の塗装剥がれや、割れ、外壁には小さな欠けが多数、また雨どい（とい）には割れが見られました。これらを放置してしまうと、雨水が建物内部に浸入し、構造材の腐食やカビの原因にもなります。

屋根は至るところでこのような状態
今回の住宅では「パミール」という屋根材が使用されていました。パミールは2000年前後に多く使われたスレート系屋根材ですが、経年劣化が早く、層状に剥がれたり、反り返ったりする特徴があります。
このような劣化が進むと、屋根材としての防水性が著しく低下し、雨漏りの原因になります。今回は雹の被害も相まって、全面的な修繕が必要と判断しました。

カバー工法で屋根を安心・安全に

パミール屋根の修繕には「カバー工法」を採用しました。カバー工法とは、既存の屋根の上から新しい金属屋根（ガルバリウム鋼板など）を重ねて施工する方法です。
この方法のメリットは、既存屋根を撤去しないため工期が短く、廃材も少ないこと。また断熱性や遮音性が向上する点もポイントです。さらに、パミールのような撤去処分が難しい屋根材にも適しています

外壁塗装で美観と防水性を回復

並行して外壁の修繕も行っていきます
高圧洗浄で汚れや浮いてしまっている古い塗膜を落としてから、まずはコーキングを打ち替え

細かな雹被害が見られたため、下地処理を丁寧に行い、3回塗りで仕上げました。使用した塗料は耐候性に優れたシリコン系塗料で、長期間にわたり外壁を守ってくれます。
色味もお施主様と相談の上、周囲と調和しつつも明るい印象のカラーを選択。まるで新築のような美しさに仕上がりました。

雨どいの割れた部分は、劣化の程度を確認しつつ部分交換を行いました。見た目も機能性も損なわず、コストを抑えた対応が可能です。

住まいの「小さな傷」も放置せず、まずはご相談を

今回のような自然災害による被害は、初期のうちに対処することで、家を長持ちさせることができます。また、場合によっては火災保険が適用されるケースもありますので、費用負担も軽減される可能性があります。

「これって直した方がいいのかな？」「見てもらうだけでもいいのかな？」と思ったら、ぜひお気軽にアシストサービスまでお問い合わせください。現地調査とお見積りは無料で承っております。

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