家が密集している地域なので下からでは屋根の状態が確認できない為、上ってみるとコーキング切れや、防水性がなくなり色あせている状態でした。お家が高台にあって見晴らしが抜群にいいのですが、釘が緩んで板金等が飛ぶととても危険な為、とても心配のご様子でした。

そのまま防水シートをかぶせる場合もありますが、一部がフワフワしていたため下地の補強も含めて12mmのコンパネを下地に張りました。棟木や棟板金は全て撤去し屋根の形に合わせて前面に張っていきます。屋根の垂木に留めていくため、強度アップ！

コロニアル屋根を下地にしておりますので、コンパネと合わせて2重の屋根の完成です。

コンパネのあとには屋根全体を守る防水シートが必須です。今回は屋根の防水性をさらに保つために粘着性の高いアスファルトルーフィングを使用致しました。
これで防水性は抜群！

屋根の端っこを専門用語でケラバといいますが、風が吹くと軒先や屋根の端っこから雨が入りやすくものです。せっかくの屋根工事。
屋根が新しいだけでなく、板金工事で更に雨の侵入を防ぎます。

水の集まる谷の所は要注意！板金を職人さんが立ち上げ、侵入を防ぎます

新しい屋根には瓦やスレートのようなメンテナンスが要らない屋根材、軽くて丈夫なニチハのガルバリウム鋼板横暖ルーフプレミアムαを使用し、安心の20年の長期保証です。

赤いコロニアル屋根から、漆黒のきれいな屋根に生まれ変わりました。
これで屋根からの雨漏りや塗装の心配から解放され、お客様にも大変喜んでいただきました。