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飯田市 ダイワハウスのお宅、苔の発生したスレート屋根と塗膜が剥がれた外壁の塗装、ベランダ防水工事
【工事のきっかけ】
外壁サイディングの塗膜が剥がれ、激しく傷んでいる様子をとても気にされていたO様よりご相談いただきました。O様邸はダイワハウスで建てられた、堅牢な構造とデザイン性を兼ね備えたお住まい。高品質な外壁材が使われている分、メンテナンスにも相応の費用がかかる傾向があります。長持ちする塗料でしっかりとお手入れしたいとお考えのO様は、他社に見積もりを依頼されましたが、その金額がかなり高額だったため、他の業者も検討されることになったそうです。
基本情報

- 使用材料:超低汚染リファイン1000MF-IR、エポパワーシーラー、スーパーシャネツサーモF、サーモテックシーラー、マックスシールド1500Si-JY、マルチエースⅡ
汚れが目立ち、ひび割れの目立っていたO様邸のスレート屋根でしたが、長持ちする塗料にて塗装を行い、屋根の防水機能が回復しました。錆の発生や、雨漏りを心配することなく、長期間に渡り安心して暮らして頂けます。
O様邸のスレート屋根の様子です。
全体的に色褪せが進み、塗膜が剥がれ、苔の発生が確認できます。スレート屋根は、表面塗装により屋根本体を保護していますが、経年劣化により保護機能が衰えると、少しずつ雨水を吸い込んでしまうようになります。スレート屋根が吸水すると、コケやカビの繁殖、反り、ひび割れなどにつながり、やがて下地へのダメージや雨漏りを引き起こす可能性もあるので、注意が必要です。
隅棟の差し棟板金や雪止め金具にも、色褪せや塗膜の剥がれが見られました。金属素材が劣化すると、錆が発生してしまうので、十分なサビ対策を施すことも重要になってきます。
外壁サイディングは、汚れや油分が流れて目立っていたり、近づいて見てみると塗膜が剥がれ下地が白く見えている様子が分かります。外壁サイディングの塗膜が剥がれると、雨水が吸水しやすくなるので、劣化を加速させてしまいます。
また、サイディング目地に施工しているコーキングは、劣化で黒ずんでいて、表面は弾力を失いひび割れが生じています。目地のコーキングは、雨水の浸入を防ぐことが目的のひとつとなっているので、これが劣化して機能しなくなると、雨水が建物内へ入り込むようになります。
十分な調査の結果、コーキング打替えを行った後に、長持ちする高性能な塗料を用いて、屋根と外壁の塗装工事をご提案いたしました。
まずは、足場の組立を行います!
足場は、現地確認をしっかりと行い、足場計画を立ててから足場の組立が行われます。事前の段取りを適切に行い、使いやすい足場を設置することがとても大切です。
足場を設置することで、作業員が安定した足場板の上で作業できるようになり、事故を防ぎ、仕上がりの品質を高めることが可能となります。
洗浄作業時の水しぶきや塗料の飛散を防ぐなどの役割を果たす、メッシュシートを取り付けて足場の組立完成です!
足場の組立時は、金具を打つ大きな音が周辺に響くので、工事期間より前に近隣のお宅へのご挨拶を行っています。
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塗装面の高圧洗浄作業を行っていきます。
高圧洗浄は、屋根や外壁の古い塗膜や溜まった汚れ、カビなどをきれいに洗い流す工程です。高圧洗浄で屋根や外壁の表面にある不純物をしっかりと除去することにより、塗料が長持ちする下地が整います。
高品質で長持ちする塗膜を形成するために、高圧洗浄は欠かせない工程なのです!
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まずは下塗り塗装から行っていきます。
隅棟の差し棟板金、谷板金、雪止め金具などの金属部分に対しては、錆止め塗料を用いて下塗り塗装を行います。
次にスレート部分に対しては、アステックペイント社のエポキシ系屋根外壁用遮熱下塗り材「サーモテックシーラー」を用いて下塗り塗装を行いました。「サーモテックシーラー」は、優れた遮熱性を備えた下塗り材で、遮熱上塗材と併用することで、より高い遮熱効果を発揮することが可能となります。
下塗りは、屋根下地と上塗り塗料との密着性を確保する工程なので、塗り残すことなく屋根の全面に丁寧に塗布していくことが重要になります。
次工程の中塗り塗装を行う前に、スレートの小さなひび割れの補修を行います。コーキング材を充填し、表面をならしていく作業です。
ひび割れをそのままにしておくと、本体が吸水するようになり劣化を加速させる原因になるので、屋根を長持ちさせるためにも、適切な補修が大切です。
ひび割れ補修が完了したら、中塗りを行っていきます。
中塗りと上塗りに使用するのは、アステックペイント社の屋根用遮熱フッ素系上塗り材「スーパーシャネツサーモF」です。
「スーパーシャネツサーモF」は、高性能なフッ素樹脂塗料にチタン複合特殊無機顔料を配合することで、温度上昇の原因となる近赤外線を効果的に反射させる、優れた遮熱性を実現した塗料です。
スレート屋根の重なり部分など、塗りにくい箇所に対してハケ塗りを行った後、ローラーを使用して広い面を一気に塗装していきます。
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上塗り塗装は、最終工程で行う仕上げの塗装です。
中塗り時と同じ「スーパーシャネツサーモF」を使用して上塗り塗装を行います。O様からは、「長持ちする塗料で塗装メンテナンスをしたい」とのご要望を頂いており、弊社で取り扱いのある塗料のなかからお見積りを提出し、気に入っていただいた塗料でもあります。
下塗りで下地を整え、中塗りで塗膜の厚みを確保し、最も外側に位置する保護層となる部分への施工が上塗りとなります。色や光沢を決定する、外観を美しく整える大切な工程です。
外壁の目地に施工されているコーキングの打替え作業を行います。
既存のコーキングをカッターなどで除去したら、目地の周辺にマスキングテープで養生を施し、目地の内部をきれいに掃除しておきます。
養生後に、目地の内部にプライマーを塗布し、新しいコーキング材の充填に備えます。
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コーキングの重要性について
プライマーが乾燥したら、新しいコーキング材を充填します。
ヘラでならして表面を整え、マスキングテープを取り外したら、コーキング打替えの完成です!
打替えたコーキングの上から塗装を行うと、外壁が一体化し、強力な保護機能を発揮することが可能となります。
コーキングが著しく劣化すると雨漏りを引き起こす原因になることもあるので、メンテナンス時には、できるだけ耐久性の高い材料を使用することをおすすめします。
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塗装を行わない部分を保護するために、マスカーや養生シートなどで覆う作業のことを養生といい、外壁塗装の前には必ず行う作業です。
玄関ドアやよく使う窓などは、お施主様が自由に開閉できるように養生しておくことが重要です。
養生と塗装面の境界である塗装ラインが美しくなるように養生を丁寧に行うことも、とても大切なポイントです。
下塗り用塗料で下塗りを行っていきます。下塗りに使用したのは、アステックペイント社の外壁用エポキシ系下塗り材「エポパワーシーラー」です。
下塗りをしっかりと丁寧に行うと、上塗り塗料が外壁に密着し、剥がれや膨れなどの不具合を防ぐことが出来ます。
O様邸の窯業系サイディングに「エポパワーシーラー」が十分に染み込み、上塗りに備えた十分な下地が整いました!
O様邸の外壁塗装において、中塗りに使用する塗料は、アステックペイント社の外壁用低汚染遮熱無機成分配合フッ素系上塗り材「超低汚染リファイン1000MF-IR」です。
O様邸では、ツートーンに塗り分ける箇所もあり、そのような所はマスカーなどで養生を施してから、塗り残しが生じないよう、ハケやローラーを使い分けながら丁寧に塗り進めていきます。
中塗りと同様、アステックペイント社の上塗り材「超低汚染リファイン1000MF-IR」を使用して上塗り塗装を行っていきます。
「超低汚染リファイン1000MF-IR」は、期待耐用年数が20~24年と、非常に高い耐久性を発揮するので、塗装後には、美しい外観を長期的に維持することが出来ます。
上塗り工程は、3回塗りの最終工程であり、十分な塗膜の厚さを確保しつつ、色やツヤなどの仕上がりを決定する重要な工程となります。
付帯部と呼ばれる、軒天・鼻隠し・雨樋にも塗装を施していきます。
軒天には、アステックペイント社の「マルチエースⅡ-JY」を2回の重ね塗りで仕上げます。軒天は、湿気の影響を受けやすい箇所なので、防カビ効果に優れた塗料を用いて塗装しました。
鼻隠し・雨樋など金属部分には、紫外線や雨などの塗膜の劣化用に対して強い耐候性を発揮する、アステックペイント社の「マックスシールド1500Si‐JY」を用いて塗装を行いました。鼻隠しや雨樋は、ケレンなどの下地処理を行ったのち、素材に適した塗料を重ね塗りにより仕上げます。
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3回塗りによる塗装で仕上げることにより、長期間に渡って建物を保護するための、十分な塗膜を形成することが出来ました!激しくひび割れたコーキングもすべて打替えたので、雨漏りの心配もなくなり、安心して過ごして頂けそうです。
ベランダをしっかりと洗浄した後、しっかりと乾燥させたらまずはプライマーによる下塗りを行います。プライマーをしっかり塗って、ウレタン防水材と下地との密着性を高めます。
プライマーがしっかり乾いたら、メッシュテープで補強を行い、液体状のウレタン防水材を塗布していきます。塗りにくい排水ドレン周辺や立ち上がりに対してもハケを使用して丁寧に塗布します。
ウレタン防水材1層目がしっかりと乾燥したら、2層目の塗布を行います。ウレタン防水工事は、液体状の防水材を塗布するので、1回の施工では塗膜の厚みを十分に確保できないため、2回に分けて塗布することにより、必要な厚みを確実に確保することが出来ます。
トップコートは、最後の仕上げとして塗布する保護用の塗料です。2層分のウレタン防水の表面にトップコートを塗布することで、防水層を紫外線などの劣化要因から守り、長持ちさせることが出来ます。
美しいだけではなく、雨漏れが起きないよう防水加工もしっかり施されました。雨漏りの原因としてとても多いとされている、ベランダ防水加工の劣化についても心配なくなりました!

屋根、外壁ともに高性能な長持ちする塗料にて塗装を行ったので、長期間に渡って美観を保ち、建物を保護してくれます!
当社では、ハウスメーカー住宅の仕様をしっかり把握した上で、適切な材料と施工方法をご提案しています。
今回も、ダイワハウスの構造に合わせた塗料選定と細部まで丁寧な施工を行い、見た目・耐久性ともにご満足いただける仕上がりとなりました!
ハウスメーカー住宅のメンテナンス費用でお悩みの方も、ぜひ一度街の屋根やさん飯田・伊那店までご相談ください☺️

Q1:当初、工事を依頼する会社にどんな事を期待されていましたか?
A:ハウスメーカーに塗装工事の見積依頼したところ非常に高額であったため、安価で長期間塗装状況がよいことを期待した。
Q3:当社に工事をご依頼頂いた決め手は何ですか?
A:想像以上に安価であり、特に塗料の特性等に知識が豊富で分かりやすく説明して頂いたため
Q4:工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです。
A:・色を決めるにあたり、色合いを確認できる写真を準備していただき、これに基づき色を決めれたため、完成した色合いが想定通りとなり満足している
・職人さんが感じの良い方でよかった
Q5:当社を他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
・職人さんの感じがよく、丁寧にまた要望にも応じて頂けた。
・安価でありながら満足のいく仕上がりであった。ただし、経年による塗膜劣化状況の確認が必要と考えている
飯田・伊那、上伊那・下伊那・木曽地域のみなさまへ!
お住まいの不具合は、早めの対応が肝心です!
街の屋根やさん飯田・伊那店では点検・見積りまで無料で行います。
気になっているところは遠慮なく、何でもご相談くださいね!(^^)!
「大した工事じゃないけどいい?」
「ちょっと遠いけど来てくれる?」
「点検や見積りにお金がかかる?」
などなど・・・
何でも聞いてください!(^-^)
社内保有資格
弊社には以下の資格を持つ社員が在籍しています。
お客様のご要望やニーズに合わせ、最善のご提案をさせていただきます!
・一級塗装技能士
・一級建築大工技能士
・雨漏り診断士
・自然災害鑑定士
・増改築相談員
・二級建築士
・リフォーム取引販売士
・宅地建物取引士
・木造建築物の組立て等作業主任者 など
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※ご自身で点検される場合、安全な位置からご確認下さい。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane.iida@tanoshi-reform.com
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長野県飯田市松尾上溝6314-2
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