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高森町 経年劣化で色褪せた屋根と、クラックが目立つ外壁の塗装工事
高森町 その他塗装
【工事のきっかけ】 弊社で施工したお客様のご紹介で、まず点検させていただきました。施主様と修繕箇所を相談した上でお見積もりを出させて頂いたところ、お任せくださいました。
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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基本情報
- 施工内容：その他塗装
- 施工期間：35日間
- 使用材料：【屋根】サーモテックメタルプライマー,スーパーシャネツサーモF【外壁】ハイポンファインデクロ,エピテックフィラー,超低汚染リファインMF-IR,マックスシールドSi 他
では、点検したようすを詳しくご紹介していきます。
屋根の状態ですが、トタンの屋根で、すっかり色褪せて防水機能が失せているように見受けられます。
雨樋の中も掃除してみたい感じです。
外壁の状態です。
写真のようなクラックがあちこちに散見されました。
一般的に幅0.3ミリを超えるクラックの場合は「構造クラック」と呼ばれ、早急な詳しい点検や補修が必要なクラックとなってしまいます。
逆に言えば0.3ミリ以下のクラックの場合はそれほど緊急性がありませんので、慌てて直す必要はありません。
ただ、窓の下などの「開口クラック」は、雨水が建物の内部に侵入する可能性が高いので、こちらは早めに補修してあげたほうが良いです。
こちらの波トタンは交換することになりました。
また、折角ですので鉄骨も塗装します。
窓の上部、モルタル部分は左官工事で補修します。
今回は外壁も屋根もぐるっと工事をしますので、家全体を覆うように足場を組み、メッシュシートを張りました。
職人が作業する際の安全を確保するのはもちろん、工具などの落下物による災害防止などの役割もあります。
安全確保が出来たら洗浄作業から始めていきます。
洗浄後、乾燥期間を設け、塗装の準備に入ります。
はい、洗って乾いたら塗装できるわけではなく、塗料が付いてはいけない箇所を先にビニールで覆います。
これを「養生」と言います。
ビニールで窓などを覆いマスキングテープで固定するのですが、このマスキングテープの境目がそのまま塗装した際の境目になるので、実は重要な工程なんです。
様々な準備過程を経て、ようやく塗装に入ります。
金属サイディングの下塗りは錆止めを塗装し、モルタルの外壁にはフィラーを塗装します。
上塗りは2回行います。
1回目の上塗りを「中塗り」と呼ぶことも多いです。
上塗り材も外壁の種類によって違います。
金属サイディングは「マックスシールドSi」というシリコン塗料です。セラミック成分配合により優れた低汚染性を誇る耐候性の高い塗料です。
モルタルには「超低汚染リファインMF-IR」という遮熱無機フッ素塗料を使っています。特殊無機顔料を使用していて、こちらも超低汚染・高耐候性を誇る塗料です。
2回目の上塗りを終えた外壁のようすです。
色を2回重ねることでその色合いも濃くなり、しっかり淡い色を主張できています。
雨樋も劣化症状がみられましたが、大きく変形していたり穴が空いていなければ、塗装によるメンテナンスで充分です。
今回も塗装をしています。
雨樋の付いている「鼻隠し」と、家の屋根の先端にある「破風板」も塗装します。
せっかく足場を組んでいるので、こうした高所作業になる場所はまとめてメンテナンスをするとお得です。
また外壁や雨樋がきれいになると、あとからメンテナンスをしていない場所が目立ってしまうものです。
できるだけまとめて工事してしまうことをお勧めします！
こちらのお宅は、軒天に木材を使用している個所がありました。
もちろん、木部は木部で専用の塗料を使用しています。
先ほども述べた通り、外壁や屋根がきれいになると他の劣化しているところが気になってきます。
車庫やテラスなどの鉄骨も塗装して、変色していた波ポリカも交換します。
鉄は丈夫な素材ではありますが、劣化して腐食してしまうとその強度が落ちてもろくなってしまいます。そうなる前に、鉄部も早めにメンテナンスをしてあげてくださいね！
左官工事は、実は真夏や真冬はできません。
漆喰を施工する際、水分を含んでいるのでしっかり乾燥させなければいけないのですが、この乾燥させるスピードがとても大切なのです。
早すぎても遅すぎても不具合が生じる場合があるので、左官工事をご所望の場合は春か秋にお願いします！
屋根の塗装も、下塗り1回・上塗り2回で仕上げます。
今回下塗りに使用したのはアステックペイント社の「サーモテックメタルプライマー」という塗料です。
防錆性と遮熱性を兼ね備えた金属用の下塗り剤です。
上塗り材は「スーパーシャネツサーモF」です。 独自のチタン複合特殊無機顔料というものが使用されており、高い遮熱効果と優れた耐候性を併せ持ちます。 こちらもフッ素樹脂塗料です。
フッ素樹脂塗料については耐用年数が長期間であるメリットもありますが、昔から「塗膜が硬い」と言われて敬遠される方もいらっしゃいます。 ただ、近年では柔軟性のあるタイプのフッ素塗料も製品化されており、施工実績のある業者であればまず問題ありません。
是非、新しい知識としっかりした施工実績のある業者さんに相談してみてくださいね。
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