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宮田村 ひび割れた三井ホームの外壁をゆず肌仕上げで修繕工事
宮田村 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
近所の同じハウスメーカーさんの所は何ともないのに、
なぜか自分の
所だけ外壁がひび割れていて、どうしようかと悩んでいたとのことでした。
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:約1か月半
- 築年数:22年
- 施工費用:屋根塗装,外壁補修・塗装,付帯部塗装,ベランダ塗装:約200万
- 使用材料:【屋根】シャネツトップワン【外壁】カチオンシーラー,エピテックフィラー,超低汚染リファインMF-IR
長野県上伊那郡宮田村にて、外壁と屋根の塗装工事を行いました。
築22年目に入り、ちょっと傷みが気になっている場所があるとのことでした。
早速、その気になっているという場所を点検させてもらいました。
施主様が一番気にしていたひび割れた外壁です。
目地のない左官仕上げの外壁で、三井ホーム独自の「スーパーファインクリート」という下地が使われています。
継ぎ目がないので耐久性・耐火性に優れ、独自の下地材の上に仕上げ材を吹き付けるという工法で施工されています。
ただ、今回のこの外壁は、コケやカビが多く付着し、外壁材そのものが湿気を吸い上げてしまっているようです。
下地から割れてしまっているので、ここは一度割れた壁を撤去して、モルタルで補修を行うことになりました。
屋根は「ウッドピース」というガルバリウム鋼板の屋根です。
表面に木目柄があるのが特徴で、三井ホームで建てた家にはよく見られます。
とてもおしゃれな屋根なのですが、やはり築20年以上経過すると紫外線による劣化は避けられず、全体的に白く色褪せてしまっています。
ただ傷み具合はそれほど酷くなかったので、今回はアステックペイント社の「シャネツトップワン」という、錆止め材兼用の塗料を採用することが出来ました。
通常、下塗り・中塗り・上塗りと3工程必要なところを、下塗りも兼用できる塗料なので中塗り・上塗りの2工程で済みます。
工期も短く費用も安くできるので、やはり早目のメンテナンスをお勧めします!
工事に入る前に、足場屋さんとも現地調査を行います。
足場は足場で図面を作り、当日はその図面に沿って組み立てを行っていきます。
今回は3時間ほどで完成しました。
足場ができて職人の安全が確保できたら作業開始です。
屋根から順に洗浄作業を行います。
洗浄作業後、しっかり乾燥期間を設けてから次の工程に入っていきます。
が、今回はこの洗浄後、外壁に思わぬ事態が起こってしまいました。
↓外壁工事の項目で詳しく説明いたします。
先ほど触れた「シャネツトップワン」という塗料で屋根の塗装を行います。
今回使用した色は「ヤララブラウン」という色です。
明るすぎず、暗すぎずのきれいな「茶色」で人気色です。
屋根の重なり部分などの細かいところはハケで、広い面はローラーで塗装します。
屋根の塗装も上から順に、丁寧に職人が行っていきます。
施主様が気に病んでいたひび割れた外壁は撤去しました。
この「スーパーファインクリート」は一般的なモルタルと差別化を図っており、ち密に結合されて繊維のようになっている外壁です。
その繊維質のような外壁は、切ると粉のように飛び散ってしまうので養生にも苦労しましたが、そこはさすが職人さんです。きれいに仕事をしてくれました。
ベランダや
二階にもひび割れが酷い箇所があり、ここも同じようにモルタルで補修しています。
外壁材が湿気を吸い上げてしまっていたのは、水切りと外壁が密着していたことが原因でした。
新しい外壁と水切りの間には隙間を作り、今度は湿気を吸い上げないように施工しました。
この後、塗装していきます。
さて、洗浄後に起こった事態ですが、なんと、旧塗膜があちこちで剥がれてきてしまったのです。
このままでは塗装できないので、急きょ、外壁の旧塗膜をすべて撤去することにしました。
所々ちゃんと密着している場所もありましたが、ほぼ家をまるごと、手作業で剥がしていきます。
三井ホーム独自の「スーパーファインクリート」という外壁下地と塗料との相性が悪かったのではないかと推察されます。
大幅に工期が遅れてしまうことになりましたが、施主様にはご理解いただきました。
塗装の前に、塗料が付着してはいけないところをビニールで覆う「養生」という作業を行います。
窓や玄関の扉といった場所だけでなく、玄関のタイルにも養生をします。
タイルは塗料が付着して変色する場合もあるので注意が必要です。
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旧塗膜を剥がした「スーパーファインクリート」ですが、触れると粉が付着するようにな状態なので、まずは外壁の表面を固めるような下塗りをします。
最初に使用したのは「カチオンシーラー」という下塗り剤で、これをしっかり浸み込ませます。
「カチオン」というのはプラスの電気を帯びた陽イオンのことで、マイナスの電気を帯びたコンクリートやモルタルなどの素地に塗布することで、その電気的接着性により、安定した下地を形成することができます。
「カチオンシーラー」を塗装した後しっかり乾燥期間を経て、もう一度下塗りをします。
2回目の下塗りに使用するのはアステックペイント社の「エピテックフィラー」という塗料です。
「フィラー」は下塗り材の中でも粘土が高く、下地に厚みを持たせることもできますので、ここでヘチマのような「砂骨ローラー」という道具を使い模様を付けます。
この模様がゆずの皮に似ているので「ゆず肌仕上げ」と言います。
模様が付いておしゃれな外壁になるだけではなく厚みもあるので、ヘアクラックなどが気になるモルタルの外壁などの補修にオススメです。
「中塗り」ともいう上塗り1回目です。使用したのはアステックペイント社の「超低汚染リファインMF-IR」という遮熱無機フッ素塗料です。
ここで初めて、施主様が選んでくださった色が入ります。
せっかく砂骨ローラーを使ってゆず肌に仕上げるので、淡い色がおススメです。
今回は本当にゆずのような「フォギーオレンジ」という温かみのある色になります。
2回目の上塗りをして完成です。
各工程の間には、十分な乾燥期間を設けています。
しっかりフィラーで厚みを付けて下塗りを行い、ゆず肌に塗装されているので、施主様が気にされていた細かなキズなどはきれいになくなりました。
今回はベランダの防水塗装も行っています。
最後
に、施主様にしっかりチェックしていただき、OKが出て完成です。
足場が解体され改めて全貌が見えたとき、「塗装して良かった!」と言っていただきました。
青空にも映えて、本当に新築のように美しくなりました。
途中、予期せぬ事態もありましたが、最終的に施主様に喜んで頂くことができたのが何よりです。
気になってはいるんだけど・・・という場所がありましたら、是非早目に、専門の信頼できる業者さんにご相談ください!
とにかく早目に!と、強調しておきます(^_^;)
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