長野県下伊那郡高森町の屋根塗装工事のご紹介です。
　色褪せだけでなく錆びが出ていると、金属屋根の場合は確かに心配になりますね。

　早速無料点検のようすからお伝えします。

無料点検のようす

　アイフルホームで建てられた築20年程度のお宅です。
　施主様の仰るように、下から見ても太陽光パネルの架台が錆びているのが分かります。

　上から詳しく見てみると、日当たりの良い側と屋根材の重なる部分には色褪せが目立ちます。

　下から見えた太陽光パネルの架台の錆だけでなく、雪止め金具からも錆びが流れ出ているのが確認できました。

　屋根自体も色褪せて防水機能が落ちているので、このまま錆びの流れを放置すると、金属屋根にも影響が出ます。
　こうした現象が起こっている場合は、なるべく早めにメンテナンスをした方が良いです。
　屋根材も腐食してしまうと大掛かりな工事になる可能性が高いです(>_<)

屋根塗装

　屋根塗装の工程としては、塗装の前に高圧洗浄、錆の状態が酷い場所は入念に「ケレン」という作業を行い、まず下地調整を行います。
　今回はアンテナ撤去も先に行いました。

下塗り

　下塗りに使用したのはアステックペイント社の「サーモテックメタルプライマー」です。

　金属専用の下塗り材で、防錆性があり、素地と上塗り材との密着性を高める役割を担っています。
　さらに、下塗り材ですが遮熱機能も備わっていて、上塗り材にも遮熱機能のある塗料を使用することでその効果を高めることができます。

上塗り2回

　上塗りは２回行います。
　下塗りと同じ要領で、細かいところはハケで、広い面はローラーを使って塗装します。

　上塗り材はアステックペイント社の「スーパーシャネツサーモF」という屋根用の遮熱フッ素系塗料です。

　塗料の劣化因子であるラジカルの発生を抑制する顔料を使用しており、高耐候性や変退色防止性を実現し、メーカー発表の耐用年数は16～20年という優れた塗料です。
　フッ素塗料については、発売当時には塗膜が硬くて・・・等々難点はありましたが、近年では塗料も進化していますので、是非、施工実績が多く新しい知識のある専門の業者さんにお問い合わせくださいね。

屋根塗装完成

　錆びもすっかりなくなり、色褪せていた屋根がつやつやになってよみがえりました。

　今回使用した塗料は、近赤外線を反射し、塗膜の表面温度の上昇を抑えますので、室内の温度上昇も抑えられることが期待されます。
　年々厳しくなる夏の暑さ対策にも一役買えると思われますので、是非今年の夏は塗料の性能を実感していただきたいと思います！

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