下伊那郡泰阜村【遮熱フッ素塗料】を使った屋根塗装工事など
泰阜村 雨樋交換
【工事のきっかけ】 前回の塗装から13年程経って劣化症状も現れており、施主様も気にされていたのでメンテナンスをお勧めしました。
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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13年ほど前に一度塗装によるメンテナンスを行っていますが、やはり10年を過ぎると劣化症状が現れてきます。
屋根材はトタンと金属瓦です。
施主様は特に色褪せを気にされていました。劣化の初期症状の段階です。
このまま塗膜の劣化が進んでいくと、防水機能が落ちてカビや苔が発生したり、塗膜が剥がれて錆が出たりという状態になっていきます。
色が褪せてきたなと気付いたら、メンテナンスの時期が近いと思っていただいて間違いないです。
早目の対処がコスト削減にもつながりますので、是非専門家に相談してください。
今回は波ポリカ交換工事も行いました。
写真のように穴が空いている個所がありました。
波ポリカは加工もしやすく耐候性もある素材なのですが、やはり経年劣化は起きます。
他の屋根材と同じように10年を目安にしていただけると良いと思います。
塗装工事の際に雨樋も一緒に塗装することがあるのですが、今回改めて雨樋を点検させていただいたところ、所々に割れている個所がありました。
これでは塗装しても意味がないので、交換することになりました。
一般的に使われている塩化ビニールという素材でできている雨樋は、20年～30年が寿命とされています。家の雨樋に不具合があれば、家を建ててからどのくらいになるか照らし合わせてみてくださいね。
まずはきれいに高圧洗浄する作業から始めます。
この段階でなるべくホコリや汚れ、古い塗膜などを洗い流してしまいます。
下塗り剤にはアステックペイント社の「サーモテックメタルプライマー」という塗料を使いました。
赤外線を反射する遮熱機能がある金属塗装用の塗料です。
気温が5℃以下のとき、湿度が85％以上のときは、基本的に塗装ができません。
冬場は結露や霜で屋根が濡れている場合もあり、そういった場合も塗装はできません。
天気の良い日に、できる限りブロワで屋根の露を払い、気温が上がるのを待って塗装を始めます。
曲線の瓦はローラーで施工すると仕上がりがムラになってしまう場合があるので、今回は「吹付け塗装」を行っています。
上塗りに使用した塗料はアステックペイント社の「スーパーシャネツサーモF」という遮熱フッ素塗料です。冒頭でもお伝えした通り、最高レベルの耐久性を誇る塗料です。
「フッ素樹脂塗料」は耐候性が高いことで知られていますが、この「スーパーシャネツサーモF」は、従来のフッ素樹脂塗料をしのぐ耐候性を実現しています。長期間にわたって変色・退色を起こすことがなく、耐久性を重視する方にはお勧めの塗料です。 さらに遮熱効果もありますので、特に夏場の光熱費削減に期待できます。
古い波板を剥がし、新たな木下地と波板を取り付けました。
既存の雨樋と金具を撤去し、新たな金具を取り付けます。
集水器に向かって雨水が流れるように勾配を付けて糸を貼り、この糸に沿って金具を取り付けます。
屋根はもちろん、破風板などの木部も塗装してきれいになりました。
今回使用した塗料の色は「カーボングレー」です。落ち着いた仕上がりになったと思います。
屋根や壁だけでなく、雨樋なども経年劣化は免れません。
屋内に雨漏りが出たり、基材に穴が空いてしまうまで放っておくと、かえってメンテナンス費用が高くなってしまいます。
なるべく早めに専門の業者に相談することをお勧めします！
「大した工事じゃないんだけどいい？」
「ちょっと遠いけど来てくれる？」
「点検や見積もりにお金がかかる？」などなど
何でも聞いてください！(^-^)
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