ご覧いただきありがとうございます。
下伊那郡喬木村で屋根外壁塗装工事を行ったご紹介です。
セキスイハイムの住宅ですが、帯にコウモリが入ってしまう被害があるとのことでした。
工事をしている最中にも、同じタイプの住宅で同じ被害があると、ご近所の方からのご相談もありました。
何か思い当たる節がある方がいらっしゃいましたら、是非一度ご相談ください！

足場組立

予め周囲のご近所の皆様へご挨拶に伺い、できるかぎりご迷惑をおかけしないように作業を始めます。
足場を組むのは、塗装の作業効率をあげるためというのは勿論ですが、職人の命を守るためのものでもあります。
足場職人が塗装職人のために、事前に現地調査を行って図面を描き、当日はてきぱきと作業を進めます。

帯（幕板）交換

塗装の前に、まずは帯を外してみます。
「帯（幕板）」とは、外壁材の1階と2階の繋ぎ目に使われている建材です。
この中に、コウモリが巣を作ってしまっているとのことでした。

汚れも勿論ありますが、色の濃い部分はコウモリの糞尿や死がいがあった跡です。
こうした糞尿が劣化を加速させてしまいます。
写真は控えますが、帯を取り外した際、数十匹のコウモリの死がいが落ちてきました(^_^;)

外壁を洗浄し、下地をきれいにした後に、新しい帯を取り付けます。
板金職人が一枚一枚加工して帯を作ります。

帯のジョイントにはシーリング処理を行い、ちょっとした隙間もないように施工します！
ジョイントカバーを取り付けて完成です。

養生作業

新たに取り付けた帯にも丁寧に養生を行います。
この帯は、外壁の塗装が終わったら改めて塗装します。

外壁下塗り作業

塗装は細かい部分はハケで、大きな面をローラーで、職人が丁寧に行います。
外壁材は年数が経っているため、たっぷりと塗料を使ってムラのないように塗っていきます。
下塗り剤は白色でなので、この後に塗る色がきれいに出ます。

外壁中塗り作業

　下塗りと同じく、ハケを使って細部から塗装していきます。

　養生はしてありますが、細かい所の小さな塗り残しでも剥がれの原因となるため、刷毛を使って丁寧に行います。

日の当たる場所だとさらにきれいに色が見えます。薄紫色です。
中塗りが終わったら、再度同じ色で上塗りを行います。

外壁上塗り作業・仕上げ

上塗りが終わり、帯や付帯部にも色が入りました。
帯は濃い茶色で、薄紫の外壁の色と相性が良いです。

帯と外壁の隙間はしっかり埋めておきました！
これでコウモリが入り込むようなことはないと思います。

屋根塗装

屋根は折半屋根です。
外壁と同じく、白い下塗り材を塗布してから中塗り・上塗りと色を重ねていきます。
折半屋根は吹付け塗装を行っていますが、細かいところはハケを入れています。

実はこの屋根は錆が多く出ていました。
しっかり下地処理をしてから塗装しています。
中塗りが終わった状態のこの写真を見ても、とても錆びついていた屋根とは思えないくらいになりました。
外壁と同じく、屋根も同じ色を再度吹き付けて完成です。

完成

北面のカビが付着していた外壁も美しく蘇りました。
雨樋は白く塗装しています。

実は帯の下にはコウモリのフンが多く溜まっていました。
今回すべてきれいに直したので、快適に生活できるようになったのではないかと思います。

このような獣害などにお困りの場合も是非ご相談ください。
迅速に対応し、解決方法をご提案できると思います！

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