🔍現地調査｜色褪せとヒビ割れのあるスレート屋根

実際に屋根に上がって点検を行うと、
スレート表面の塗膜が完全に劣化し、紫外線による色褪せが進行していました。

また、何枚かのスレートにはひび割れも確認されました。
スレートが割れるということは、内部に水分が入り込むリスクがあるということです。
この状態を放置すると、雨水が屋根の下地（防水シートや野地板）に染み込み、雨漏りや木材の腐食を引き起こす恐れがあります。

お客様にも写真をご覧いただきながら、現状とリスクをご説明し、
今回は既存のスレートを撤去せずに重ねる「屋根カバー工事」をご提案しました。

🧰屋根カバー工事のスタート！

今回使用したのは、東和合成株式会社の「日本一ライト」というルーフィング。
このルーフィングは軽量でありながら、優れた防水性と耐久性を兼ね備えた製品です。

特に優れている点は以下の通りです👇

• 高温・低温に強く、経年劣化しにくい

• 通気性があり、湿気がこもりにくい

• 薄くて軽いのに破れにくい

屋根全体に隙間なく丁寧に張り込み、これで「第二の防水層」が完成しました。
この工程をしっかり行うことで、雨漏りの心配を大きく減らすことができます。

🏗️屋根材設置：アイジー工業「スーパーガルテクト」ブラウン

ルーフィングの上には、今回の主役であるスーパーガルテクトを葺いていきます！
お色は落ち着いたブラウンを選択。外壁の色ともマッチして、温かみのある仕上がりになりました✨

💡スーパーガルテクトの特徴

• 遮熱性が高く、夏でも屋根裏が熱くなりにくい

• 軽量で地震に強い（瓦の約1/10の重さ）

• サビに強く、長寿命（メーカー保証25年）

• 断熱材が一体化しているため、省エネ性能も高い！

特に「軽さ」と「断熱性」のバランスが非常に優れており、
リフォームで人気No.1の屋根材といっても過言ではありません。

【スーパーガルテクト】人気のガルバリウム鋼板屋根材おすすめの理由

🔩樹脂製貫板の設置｜腐らない・長持ちの新定番！

屋根材の施工が完了したら、次に貫板（ぬきいた）を設置します。
これは棟板金を固定するための下地材ですが、今回は樹脂製貫板を採用しました。

従来は木材が使われていましたが、木はどうしても
湿気や雨水で腐食や変形してしまうことがあります。

一方で樹脂製の貫板は…

• 水を吸わないため、腐らない

• 釘の保持力が高く、棟板金が飛びにくい

• メンテナンスサイクルが長く、結果的にコスト削減になる

というメリットがあり、今では屋根リフォームでは定番になりつつあります。
「どうせ工事するなら、長持ちさせたい！」というお客様にぴったりです。

🌬️換気棟の再設置で快適な屋根環境に

元々こちらのお宅には換気棟（かんきむね）が設置されていましたので、
新しい屋根材に合わせて新しい換気棟を取り付けました。

換気棟とは、屋根の内部にたまる熱気や湿気を外に逃がすための換気装置です。
これがあることで、夏場のムレや結露を防ぎ、
屋根裏の木材や断熱材を長持ちさせることができます。

🏁棟板金の設置で工事完了！

最後に、新しい棟板金を取り付けて、すべての工程が完了です！
施工後はブラウンの屋根が建物全体を引き締め、
見た目もまるで新築のような美しさに仕上がりました✨

お客様からも
「まるで家が生まれ変わったみたい！安心して冬を迎えられそうです」
と嬉しいお言葉をいただきました。

🔧まとめ｜屋根の色褪せや割れは“リフォームのサイン”です！

スレート屋根の色褪せや割れは、放置すると見た目以上に危険なサインです。
雨水の侵入や木材の腐食を防ぐためには、早めのメンテナンスやカバー工事が大切です。

今回のように「スーパーガルテクト」などの高耐久素材を選ぶことで、
次のメンテナンスまでの期間を大幅に延ばすことができます。

屋根の点検やご相談は、いつでもお気軽に「街の屋根やさん 川口店」へ！
地元密着・自社施工だからこそできる安心と丁寧な工事をお約束します💪

屋根・板金・雨樋・カーポートなどの工事は
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