こんにちは！
川口市で屋根リフォームを中心に住まいのサポートを行っている「街の屋根やさん 川口店」です。

今回は埼玉県加須市にて、太陽光パネルが設置されていた屋根をカバー工事でリフォームした施工事例をご紹介いたします。
「屋根の色が褪せてきた」「カビや汚れが気になる」「太陽光パネルを載せているけどリフォームはできるの？」といったお悩みをお持ちの方には、ぜひ参考にしていただける内容です✨✨

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太陽光パネルを取り外し

まず最初に行ったのは、屋根に設置されている太陽光パネルの取り外しです。
パネル本体だけでなく、架台（パネルを支える金属フレーム）や配線も一度すべて撤去し、屋根をリフォームできる状態にします。

棟板金・換気棟の取り外し

続いて、屋根のてっぺんにある「棟板金（むねばんきん）」を取り外しました。棟板金とは、屋根の接合部を覆って雨の侵入を防ぐ金属カバーのことです。
今回のお住まいには「換気棟」も設置されていました。換気棟は、屋根裏の湿気や熱気を外に逃がすための換気口の役割を果たしており、家の快適性を保つ大切な部材です。

取り外すと開口部（換気用の穴）が出てきました。この部分もしっかりカバー工事で保護していきます。

ルーフィングの設置

次に、防水の要となる「ルーフィングシート」を敷設します。
ルーフィングとは、屋根材の下に貼る防水シートのことで、万が一屋根材の隙間から雨が入っても建物内部に浸水しないように守る役割があります。

貼るときは軒先（屋根の下の端）から順番に重ねて施工します。
これは水が自然に下へ流れるため、上から下へと重ねることで雨の侵入を防げる仕組みになっています。

今回使用したのは「東和合成 日本一ライト」。
軽量で扱いやすく、優れた防水性能と耐久性を備えた人気のルーフィング材です。

新しい屋根材・樹脂貫の設置

ルーフィングの上に、新しい屋根材を葺いていきます。

使用したのはセキノ興産の「S&Sルーフ」ブラウン色。
S&Sルーフはガルバリウム鋼板製で、サビに強く軽量で地震にも安心の屋根材です。さらに遮熱性・耐久性にも優れており、長期間美しい状態を保てます。ブラウン色は落ち着いた雰囲気で、お住まいに高級感を与えます。

屋根材の設置が終わったら、仕上げとして棟部分に樹脂製の貫板を取り付けます。
先ほども触れた通り、樹脂製は腐らず耐久性抜群。棟板金をしっかり固定できるので、台風や強風にも安心です。

屋根工事が完了したら、取り外していた太陽光パネルを元に戻します。
架台・配線を丁寧に取り付け直し、電力が問題なく供給されているか確認して工事完了です。

まとめ

今回の屋根カバー工事では、太陽光パネルを取り外してから屋根をリフォームし、再び設置するという流れでした。
色褪せや黄カビで劣化が進んでいた屋根が、耐久性の高いS&Sルーフに生まれ変わり、見た目も美しく安心できる仕上がりとなりました。

屋根の劣化はなかなか気づきにくいものですが、見た目の変化やカビの発生は要注意サインです。太陽光パネルを載せている方でも屋根リフォームは可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。