棟板金とは。＆施工前の棟板金

こちらが棟板金と呼ばれる部分です。
普段は屋根の天辺にある事からあまり目にする事の無い部分でもありますが
ふと自宅を見た時や近隣の方からの指摘で不具合を知る事があります👀

築年数の経過している一軒家などの棟板金は棟板金と屋根材の隙間などから雨水が侵入し
棟板金を固定する為に設置している「貫板　ぬきいた」という部分が劣化している場合があります💦
定期的な点検で確認していきたい部分です。

☟同様の施工事例
川口市で棟板金交換！

貫板が変色している！？棟板金の取り外し。

まずは棟板金を取り外していきます。
すると黒く変色した木製の貫板が出てきました。
先ほども少し触れましたが、棟板金の隙間からどうしても雨水が侵入してしまう事もあり、木製の貫板は少しずつずつ劣化していきます。
貫板は棟板金をしっかり固定するための土台です。これが腐っていたり傷んでいると、棟板金が強風で飛ばされる恐れがあります。

いよいよ新しい貫板を設置♫

　
木製の貫板を取り外したあとは新しい貫板を設置していきます。

新しく取り付ける貫板には、樹脂製の貫板（プラスチックと木粉などを混ぜた人工木材）を選びました。

樹脂製の貫板には以下のようなメリットがあります✨✨

• 腐りにくい：木製と違い、水に強く、長持ちします。

• シロアリ被害なし：虫食いの心配がありません。

• メンテナンスの手間が減る：耐久性が高く、再交換の周期が長くなります。

一方、一般的な貫板には以下の種類があります。

• 木製貫板：安価で施工しやすいですが、水分に弱く、腐食の心配があります。

• アルミ製貫板：腐りませんが、棟板金と接触して異種金属腐食（異なる金属が接触することでサビや腐食を引き起こす現象）が起きることがあります。

その点、樹脂製は軽量かつ安定した素材で、現在では新築やリフォームでも広く使われるようになっています👍💙

工事も終盤！新しい棟板金の設置

新しい樹脂製の貫板をしっかりと屋根に固定したあと、その上にガルバリウム鋼板製の棟板金を丁寧に設置していきます。
ガルバリウム鋼板は、サビに強く軽量で、近年の屋根工事では主流の素材です。

全体のバランスを確認しながら、しっかりとビスで固定して施工完了。
工事は朝から開始して、夕方にはすべて完了しました。1日で完了するスピード施工ですので、お忙しい方でも安心してご依頼いただけます💖

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棟板金が浮いていると言われたら・・？

まとめ

✍屋根の不具合は早めのチェックが大切です

屋根のてっぺんにある棟板金は、普段は見えにくい部分ですが、劣化が進むと大きなトラブルにつながります。
今回はさいたま市のお客様の早めのご相談により、雨漏りになる前に対応できました。

「屋根の一部が浮いている」「風が強い日が不安」「家を建てて10年以上経つけど点検していない」
そんな方は、点検だけでもお気軽にご相談ください。街の屋根やさん川口店ではお見積り・現地調査は無料で対応しております。