今回は、東広島市にて敷地内の松の木が大雨と虫食いの影響で倒れた事で１階屋根の
瓦棒板金屋根の軒先が曲がってしまい

困った東広島市のお客様がご連絡頂いたので、その時の様子をご紹介します。

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庭の松の木が倒れた原因

ほとんどの植物は根から水分を吸収し葉で光合成を行うとされておりますが、
自然の中においても街の中においても、「環境」に左右されてることが多く
”街路樹”にその様子が見られることがあります。

すなわち、街路樹の周りをレンガもしくはコンクリートで固めていると、
その木の根が、根上がりすることで、レンガなどを押しのけ通行の妨げになっているのを
ご覧になったことがあるのではないでしょうか。

今回の東広島市のお客様においては、
どうやら庭木の根に何かしらの原因（虫食いなど）があり、
かなり傷んでいた状況の中で強風で不運にも家側に倒木してしまったようでした。

板金屋根調査、開始！

屋根は、板金屋根で一般に水上（みずかみ）から水下（みずしも）にかけて
縦に線があるように見える事から「立平葺き（たてひらぶき」と呼ばれています。

また、こちらの立平板金屋根は、平面より立ち上がっている凸部が大きく
瓦棒葺きといわれるものになります。

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破損板金屋根の状態

お客様に確認したところ、
今回の倒木による被害で雨漏りは起こっていない様子でした。

しかし、一番衝撃のあった箇所の凸部が損傷しており、今後その場所から
雨水が浸入して腐食する恐れが考えられます。

今回、東広島市のお客様には既設の屋根と同様の立平葺きでの
部分葺き替えをご提案させて頂きました。

また、既設の屋根もガルバリウム鋼板を使用されていましたので、
同様のモノを使用することでご納得頂け、工事のご依頼を頂戴しました。

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昨今は台風の大型化で屋根・外壁が被害に合うケースも増えてきましたが、
今回のように庭木が倒れることで不測の事態に合われる事もあります。
そのような際は、火災保険が適用になることもありますので、
詳しい事がお知りになりたい方はご連絡頂ければ、ご説明させて頂きます。

既存瓦棒屋根、解体工事開始

まずは、凸部になっている板金屋根を電動工具を用いて
裁断していきます。

凸部が解体できると、本体の板金材を固定している吊り子（つりこ）と呼ばれる
同質の板金材を撤去すると、本体も外す事ができます。

木下地・防水紙（ｺﾞﾑｱｽﾌｧﾙﾄﾙｰﾌｨﾝｸﾞ）貼り工事

全ての瓦棒板金屋根の解体撤去工事が終了すると、
新しい板金屋根を工事するための下地工事を行います。

まずは、倒木による一部の軒先同様に下地も傷んでしまったので、
新しく木下地の構造合板を取付けていきます。

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木下地が全て取り付け終えると、今度は１次屋根材としての
「防水紙・ルーフィング」をホッチキスのような道具・タッカーと
呼ばれるもので先程の木下地に貼り付けていきます。

いずれの屋根材も２重構造として、１次の防水紙があり、表面に露出する
２次の屋根材という形になっています。
中でも、表面から目に見えにくい防水紙の役割は大事になってきます。
防水紙については、こちらで詳しく説明しておりますので、
こちらも是非ご覧下さい。

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立平板金本体工事

下地が準備できると、本体工事に取り掛かります。

本体はガルバリウム鋼板を使用して、軒先の唐草板金にしっかりと取付けてから
新たな凸部の重ね部分にビス留めをしていきます。

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既存棟と新設棟取り合い部工事

今回の板金屋根葺き替え工事では、谷部と棟部を境界にすると
部分的に葺き替え工事が可能でした。

谷部は既存のモノを使用して、必要な棟部だけを新設することにしました。
その際、既存と新設の棟部が重なる場所がありますので、
しっかりとコーキングをつけて防水処理を行い、工事は終了です。

ガルバリウム鋼板で葺き替え工事が完成しました

以上で、東広島市　瓦棒板金屋根の倒木被害からガルバリウム鋼板で葺き替え工事は終了しました。

　　≪東広島市　瓦棒板金屋根の倒木被害からガルバリウム鋼板で葺き替え工事≫
　　●工事費用：118，250（税込み）
　　●施工期間：1日間

東広島市のお客様は、当初はどうなる事かと大変心配されていたようでしたが、
工事が終了して、とても安心した様子でお役に立てて当社もとても嬉しかったです。

今回の様に、お庭の植栽で屋根にお困りのお客様がいらっしゃれば
いつでも遠慮なくお問い合わせください。
勿論、付随する植栽についてもこちらで処分・伐採等も可能です。

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