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広島県坂町 天窓雨漏りをきっかけにスレート化粧のカバー工事を行いました
【工事のきっかけ】
広島県坂町のお客様は、中古物件を購入されて十数年経った頃に2階の天窓からの雨漏りが気になり、ご相談頂く事になりました。
購入してから間もなく、外壁塗装は行ったが天窓下端から雨垂れのような跡が目立ち、リフォーム会社には疑心暗鬼な面があったようです。
今回の工事にあたっては、当社以外にも相見積もりとして別のリフォーム会社へご相談されたようでしたが、当社の工事内容に納得して頂きました。
今回の工事が、一般的な住宅屋根より大きく・こう配(屋根の角度)がきつく、付帯工事や樋工事も加算され、最終ご提案見積金額が予想より多かったようでしたが、最終的にご納得して頂き、工事を行いました。
基本情報
- 施工内容:屋根カバー工事
- 施工期間:約1か月
- 築年数:約15年(但し中古物件として)
- 施工費用:407万円(税込み)/足場工事、天窓・煙突解体撤去、カバー工事、樋工事として
- 使用材料:横暖ルーフαS(ニチハ㈱)、粘着性ゴムアスファルトルーフィング、貫板
- 保証年数:塗膜15年保証・赤さび20年保証・穴あき25年保証・施工10年保証
広島県坂町の皆さん、こんにちは!
この記事をご覧頂いている方の中に、
「天窓/トップライト」の雨漏りでお困りの方はいらっしゃいませんか?
今回は、そんなお客様のお困りのご連絡から始まりました。天窓は、通常の窓が天井に付いている事で電気をつけずとも明るくて、
とても素敵なイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。
広島県坂町の天窓の雨漏りをきっかけにして、化粧スレート屋根のカバー工事をご紹介したいと思います。
今回のご連絡は、相見積もりの為
すでに別会社が調査を行った後でしたが、納得できる内容ではなかったようなので、当社へご相談して頂きました。
まずは、雨漏りが発生している天窓を調査させて頂きました。
天窓は全部で3カ所あり、程度の差こそあれど、そのいずれも天窓から雨漏りが発生しているとの事でした。
現在の天窓は昔に比べ、機能や防水性能も上がっていますが、やはり20年を過ぎたあたりから、パッキン等の防水箇所が劣化してきますので、ある程度の時期が来たらメンテナンスを行う事をお勧めします。
今回の雨漏りは、1年以上前に始まったようでした。
写真のように窓枠の木下地の塗膜が流れるほどの雨の浸入があったようです。
防水箇所の劣化や天窓周りの屋根材の破損などによって、天窓からの雨漏りは発生します。
新築当初から付けていた天窓も、時間とともに家族の環境が変われば、天窓に求めるものも変化してきます。
そんな天窓について、まとめた記事を別のページにてご紹介しておりますので、合わせてご覧ください。
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続いて外に出て、屋根の様子を確認してみます。
今回のお家の屋根は、足場がない状態では上がることはできないほど、屋根の勾配がきつく
また、化粧スレートの状態も年数が経っている為、屋根に上がるとスベル可能性があるので、
実際に屋根に上がりませんでした。
なので、今回はドローンを飛ばして、全体的に調査を行いました。
ドローンを飛ばす事で、屋根に上がる危険はなく、又屋根を俯瞰して見たり、写真を取ることで
後からお客様にも説明が直感的で非常に有効です。
但し、ドローンが飛ばせない状況もありますので、
その場合は足場を組んで調査することになります。
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まず、化粧スレート屋根の表面がオレンジ色に変色している箇所があります。
これは水はけが悪かったり日当たりが悪い(主に北側屋根面)場所に起こる状態です。
これだけ勾配(屋根の角度)がきつい屋根であって、このような事が起こるという事は
場所によっては劣化が進み、表面の撥水効果が薄れていると考えられます!
そして、室内からも確認できていた窓枠から黒くて長い形状のものが見えていましたが、
天窓枠のパッキンが劣化して外れているようでした。
雨漏りの原因は、こちらのパッキンの劣化によるものだと分かりましたが、色々とお客様に聞き取りを
した結果、天窓等を撤去して、劣化した屋根自体をカバー工事で覆いたいというご希望が分かりました。
大事なのは、お客様が何に困っていて、何をどうしたいか、そしてそれに対する
最適な方法をご提案することだと思います。
広島県坂町のお客様と工事の内容確認が取れたら、契約書を交わし、足場工事からスタートしました。
屋根面も足場工事を行うので、ダンプトラック2台分の足場材を運びます。
階段があり、足場屋さんも何度も足場材を運んでもらった結果
なんとか1日で、屋根面の足場以外が組むことができました。
2日目の屋根足場が完成して、足場に上がってみると
今回の屋根の勾配の凄さが改めて感じられました。
写真のように角度が急な角度になっているのが分かり、
このような屋根を急こう配の屋根と呼んでいます。
今回の工事では、天窓の解体撤去だけでなく、使用されていない煙突部分も解体して欲しいとの
ご希望です。
煙突には、実際の煙突ではなくダミーとしての付いている事もあり、今回は、1つがダミーで
1つは実際の煙突ではあったのですが、使用していないとの事でしたので、撤去する事になりました。
又、費用面で考えると、そのまま煙突部分を残したままカバー工事を行うと
その煙突部分もカバー工事を行わなければならず、雨漏りの原因を作ることなり、
結果コスト高になってしまいます。
今回は、雨養生とコスト面の両方から撤去という事になりました!
煙突部分を上から順に解体していくと、隙間のできた屋根面が出てきます。
こちらの部分を新しく構造合板12mmの木下地をビスで取付け、
粘着性ゴムアスルーフィングを先に貼っておきます。
それが終了すると、今度は天窓を解体してく工事になります。
広島県坂町のお客様の雨漏りがあった天窓の部屋には天井板がなく、屋根面を2階天井にしているので、
解体時には注意をして、ゴミ等が室内に入らないようにブルーシートで養生を行ってから作業を始めます。
今回は、天窓を解体撤去する内容になりましたが、修理するということも可能です。
しかし、今回の調査時点ですでに使用されている天窓のメーカー・在庫は存在せず
天窓を新設するより、雨が漏らない屋根を優先した結果、撤去という事になりました。
天窓の修理は、部品の在庫がなくなったりすることがあり、
実際の工事は撤去か新設するという事がほとんどになります。
そんな天窓について、まとめた記事がありますので、こちらも合わせてご覧ください。
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付帯工事が終了したら、いよいよカバー工事の始まりです。
まず最初に、軒先側に水切り板金と呼ばれる部材を取り付けていきます。
「水切り板金」と呼ばれるものには、いくつかあり、土台水切り・壁際水切りそして
今回の軒先水切りがあります。
そのいずれも、水の流れを切って排水が上手くいくようにするための部材なので、
工事の始めにすることが多いです。
カバー工事でも新築工事でも、屋根工事においてはルーフィングは重要な工程の1つになります。
ただ、なぜ重要かというと、それは屋根がルーフィングと屋根材との2層構造として雨を防いでいるからです。
逆に言えば、どちらか1つだけでは日本の屋根としては、雨漏りが発生する可能性があるので、
最初に行うルーフィング貼りは重要度が高いといえます。
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ゴムアスファルトルーフィングの中でも、カバー工事で使用されるものの中には、「粘着性」のものを使用する工事店も多いと思います。
理由としては、テープのようにのりが裏面に付着している為、古い屋根材の劣化箇所なども安心・安全にカバーしてくれることになります。
ただ、工事をする側からは、施工しながら裏面のテープを剝ぎながらの作業は、通常の勾配屋根でも少し手間取ります。
ましてや、今回のような急こう配の屋根では、とても骨が折れる作業になります。
施工店によっては、ルーフィング(防水紙)を貼った後に、ケラバ部に専用の部材を取付けたりもしますが、
今回は、シンプルですっきりな屋根を目指しました。
技術的な事は割愛させて頂きますが、施工店によっては施工の方向性が違う事もあるので、
なぜこの工程が必要なのか、聞いてみることも大事ではないかと思います。
本体工事では、軒先側から本体をひっかけるように挟み、棟側の重なりで見えなくなる部分に
専用ビスを工具でしっかりと留めていきます。
平面工事が終了したら、いよいよ棟工事にかかります。
棟工事の下地材には、樹脂製のものがいいのでしょうか?
それぞれにメリット・デメリットがあり、必ずしもそうとはいいきれません。
現在、板金材をカバー工事として使用する際に、棟板金材の下地として使用されるものに
上の写真のように大きく2つが上げられるます。
近年、樹脂製の下地材を取り上げられことも多くなり、腐らないという点から工事店でも推奨される
ケースも多いと思われます。
しかし、樹脂製は熱に弱く、工具でビス留めや穴を開けるとなると、ビスなどの周辺部が溶けること
があります。
また、一般的な杉材のような貫板よりも、外部からの強い力が加わると折れる事があります。
お客様が、相見積もりをとられてよい施工会社を探されるように、私たちも
材料の良し悪しを理解しながら1つ1つの工事に向き合っています。
平面の取付工事が終了すると、屋根の一番高い場所・棟部の工事になります。
棟部には、棟板金の下地になるための貫板(ぬきいた)と呼ばれる木材を先に取り付けます。
今回、棟工事の下地材には一般的な木材を使用していきます。
その代わり、通常の工程より作業を増やして防水性をあげています。
貫板と呼ばれる下地材と本体の板金材にはウレタン製のシーラーを貼り付け、天面にはルーフィングを
貼り、樹脂製と同等の防水性に仕上げております。
最後に樋工事の写真が取れていなかったのが、残念でしたが
樋工事が終わり、移動していたアンテナを戻し、最後にキズや汚れの確認がとれてから
足場を解体します。
その後、お家の周りのゴミ等がないかを確認できれば、広島県坂町のカバー工事は終了となります。
【まとめ。工事後考察】
今回は、相見積もりの結果、当社へ工事契約をして頂きましたが、
自社の事として、他社様の不備な点もお聞きする事があり、自分事として戒めることができました。
お問い合わせをして頂くお客様は、お困りでご連絡されます。
それは時として、周りから見ると余裕がなく、慌てた様子にさえ見えてしまう事もあります。
しかし、当社はできるだけ本当の意味でお客様の立場に立って、困りごとを一緒に考えるという姿勢を
モットーにしており、”困りごとを解決するお手伝い”をさせて頂きたいと思っております。
1人やご家族だけで不安にならず、話すこと・相談することで、気持ちが楽になることもありますので
是非、ご相談・ご連絡して頂ければと思います。
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2階に住んでいた子供たちも独立し、引っ越した当初は天窓に明るさを求めていたのが、そこまで求めなくなり、また雨漏りで困っていました。
終わってみて、綺麗な仕上がりに満足しております。また担当の社長様も、親切で人当たりがよく、好感がもてました。
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