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安曇野市屋根カバー工法:パナホームフルベストにガルバリウム鋼板を重ね葺き
【工事のきっかけ】
パナホームのフルベスト24という化粧スレートの屋根材です。築年数およそ30年です。過去に塗装歴が2回あり今回も塗装でお考えでしたが、スレートの寿命が20年から30年、劣化症状、アスベスト含有、いろいろな条件を鑑みてカバー工法でご提案しました。
基本情報
安曇野市で屋根工事を行いました。
パナホームのスレート屋根フルベスト24という商品の屋根です。フルベストは昭和46年~53年に販売されたフルベスト16、昭和63年~平成15年に販売されたフルベスト20、昭和62年~平成11年に販売されたフルベスト24があります。いずれもアスベスト含有のスレート屋根です。
※2004年(平成16年)以前に製造されたスレート屋根にはアスベスト含有の可能性があります。ただ、スレートを破砕してその粉塵を吸い込めば人体に影響がありますが、屋根に乗っているだけでは影響はありません。ご安心ください。カバー工法でアスベストを封じ込めてしまえばなお安心です。
塗装歴が過去に2回あるそうで、今回も塗装をご希望でしたが、20年~30年というスレートの寿命、劣化症状、アスベスト含有などを鑑みてカバー工法をご提案、工事させていただくことになりました。
街の屋根やさん松本諏訪平店では経験豊富な有資格スタッフが屋根の症状に応じた適切なご提案をしています。屋根にお困りごと、お悩みごとがある方一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。お問い合わせは下の画像をクリック!フォームからメールでお気軽にどうぞ。
〇現場の安曇野市ってこんな街
安曇野市はおよそ20年前の平成17年10月に豊科町、穂高町、三郷村、堀金村、明科町の5町村が合併してできました。長野県の中央よりやや北西に位置する人口約10万人の都市です。水路が豊富で長野県一の米どころ、きれいな水を使ったわさびづくりは全国でも有名です。水はけのよさからリンゴづくりも盛んです。農業だけでなく精密工業も盛んです。北アルプスの玄関口として県内外から多くの観光客ででにぎわっています。
施工前の屋根の様子です。
棟板金(むねばんきん)は表面に塩ビシートが貼られている塩ビ被服鋼板です。この塩ビシートが剥がれて素地が露出しているためサビています。また、棟板金を止めている釘を中心に変形しています。かなりの強風であおられたためかと思います。スレートの割れも見られました。また、スレートは断面が保護されていなく露出しているので、ここから水を吸ってしまいます。特に一番下の軒先のスレートは一番雨が流れてくるとことなのでコケが発生しやすいところです。
工事が始まりました。
まずは棟板金(むねばんきん)を撤去します。板金を外すとヌキという下地木材が出てきます。築30年ということである程度予想はしていましたがヌキの腐食がありました。場所によっては粉々になっているところもありました。棟板金はヌキに釘を打って止めます。下地がこの状態だと釘は聞いていなかったと思います。板金が飛ばなくてよかったと思います。
雪止めもサンダーで切断して撤去して、屋根面には屋根材しかない状態にします。
新しいルーフィング(防水シート)を敷いていきます。
ルーフィングにはいくつも種類がありますが、街の屋根やさん松本諏訪平店ではルーフィングはチャンピオンルーフィングを採用しています。軟質弾性プラスチックルーフィングという種類で、樹脂シート性のルーフィングです。簡単に破れることはなく劣化もしないため半永久的に雨から守ってくれるルーフィングです。
通常はルーフィングの次に屋根材本体を取り付けるのですが、今回は屋根の厚さを軽減したいということでオプションで遮熱シートを入れました。
遮熱シートはサーモバリアという商品で、梱包材のエアキャップ(プチプチ)に似たシートを純度99.9%のアルミシートで挟んだもので、熱を反射させることで、浴室の壁に使う場合は暖かさが外に逃げるのを防いでくれます。逆に屋根や外壁に使うと夏の暑さを反射してくれます。
熱の伝わり方には直接触って伝わる熱【伝導熱 カイロなど】空気で伝わる熱【対流熱 エアコンなど】赤外線で伝わる熱【輻射熱 太陽・ストーブなど】の3つがあります。断熱材は伝導熱と対流熱には効果がありますが輻射熱は止まりません。サーモバリアは輻射熱に効果があります。ちなみに建物内の熱移動のうち伝導熱と対流熱は25%、輻射熱は75%あります。割合が一番大きい輻射熱に効果があるのがサーモバリアです。
棟板金を外した時に一緒に撤去した抜きを取り付けます。あれだけボロボロになったので当然新しいものに交換です。ただ、新しいヌキは木材ではなく樹脂製のヌキを使います。雨で腐食することがなく安心です。
勾配方向が違う屋根が上がっていってぶつかるところを棟(むね)といいますが、下がり勾配がぶつかるところを谷と言います。谷は水が集まるので雨漏り危険度が高いところです。谷には谷板金を入れて階下に水が落ちるのを防ぎます。
屋根材本体を取り付けます。下からつけていって途中下から2段目3段目に雪止め金具を455㎜間隔で互い違いに取り付けていきます。上下の屋根材は篏合式に嚙合わせるのでここから雨が入ることはありません。
最後に棟板金を取り付けます。既存の棟板金は釘で止まていましたが、新しい棟板金はパッキン付きのビスで止めます。釘が緩んで棟板金が飛んでしまうこともありません。
アスベスト含有の屋根材は完全に封じ込めたので人体への影響も心配ありません。遮熱シートを入れたので夏の暑さも軽減されると思います。今までより雨音がしてしまうかもしれませんが、遮熱シートの効果で屋根材直接よりも軽減されていると思います。
屋根によってお悩みやお困りごとは様々だと思います。街の屋根やさん松本諏訪平店では有資格の経験豊富なスタッフがそのお悩みやお困りごとに適切な工事をご提案しています。調査、点検、お見積りは無料です。一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。無料点検のご案内は下の左の画像をClick!お問い合わせは下の右の画像をClick!フォームからメールでお気軽にどうぞ
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