松本市で屋根塗装を行いました。
ガルバリウム鋼板に木目模様が入ったウッドピースという屋根材です。屋根には特に問題はなく、そろそろ塗り替え時かなくらいの状態でしたが、外壁工事をする関係で併せて屋根も塗り替えましょうということで、今回の塗装工事を行いました。使用したのはAGCコーテックのフッ素樹脂塗料　ルミステージ弱溶剤GTです。この工事の手順を詳しくご紹介します。
この後行った外壁工事の様子も一番下にリンクを貼っておきますので、併せてご覧いただけたらと思います。

街の屋根やさん松本諏訪平店では経験豊富な有資格スタッフが屋根の症状に応じた適切なご提案をしています。屋根にお困りごと、お悩みごとがある方一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。お問い合わせは下の画像をクリック！フォームからメールでお気軽にどうぞ。

　〇今回の現場　松本市ってこんな街

松本市は長野県のほぼ中央にあり、北アルプス、美ヶ原、上高地などの豊かな自然に囲まれた人口２３万人ほどの都市です。また国宝松本城を中心とした城下町の風情を残し、交通網、商業施設、教育機関、観光施設などがそろい、快適な都市機能も有しています。

工事の様子です。まず高圧洗浄を行います。
高圧洗浄は家電量販店やホームセンターなどで市販されている電動の専横機ではなく、ガソリンエンジンの強力な水圧が出る高圧洗浄機を使います。電動の洗浄機では水圧が足りず長年こびりついた屋根や外壁の汚れを十分に落とすことができないためです。1軒の屋根の洗浄で2時間ほどかかります。この後十分な乾燥時間をとるため、洗浄当日の午後と翌日はこのままにしておきます。

今回使用した塗料をご紹介します。
金属屋根の塗装はほとんどのケースが下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りで仕上げます。
左は下塗り塗料です。AGCコーテックのボンエポコートライトを使いました。弱溶剤（油性）のエポキシ樹脂塗料で、塗装面と塗料の密着を高める塗料です。
右はトップコートの塗料で、中塗り、上塗り同じ塗料のルミステージ弱溶剤GTです。AGCコーテックは旭硝子の塗料部門の会社で、塗料メーカーであるとともに、フッ素の原料メーカーでもあります。そのためフッ素の含有量が高く、塗膜に自信があるためメーカーが10年保証してくれます。屋根用塗料では私が知る限りメーカーが保証してくれるものはほかにありません。10年経っても塗りたてのツヤを維持していたという実績のある塗料です。

1回目の塗装の下塗りの様子です。
上でご紹介したボンエポコートライトのグレーを塗装しました。
左の写真はチリを取るとかダメ込みという作業で、細かくてローラーが入らないところを刷毛で塗っているところです。白くなっているところがそれで、屋根材の重なり部分や雪止めの周りを刷毛で塗っています。
右の写真はそのあとで平滑面をローラーで塗ったところです。

次に中塗りです。中塗りも同じくチリを取って（ダメ込み）平滑面をローラー塗りで仕上げています。
中塗りは塗料の持つ防汚性や遮熱性など機能を塗る工程です。中塗りに時点では下の下塗りの色が透けていたりで色、ツヤはまだ不十分です。

最後に上塗りです。同じようにチリを取ってローラーで仕上げています。
上塗りは塗料の機能とともに色、ツヤを出す工程です。このつやが10年後も維持しているという信頼できる塗料です。

このあと樹脂サイディングの重ね貼りを行います。別の施工事例でご紹介します。
その外壁工事に伴い、塗装で仕上げなければならない軒天などの付帯部の塗装もやってもらいました。これでこのお家の塗装工事は終了です。
外壁工事の様子は下のリンクからどうぞ

今回の工事費用
屋根面積：100㎡
使用塗料：ルミステージ弱溶剤GT
工事費用：430,000円（屋根塗装のみ）

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　この後同じお家で行った外壁工事の施工事例　

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