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松本市屋根工事:廃業していた旅館再開へ:母屋屋根を塗装・離れ屋根をカバー工法で改修
松本市 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
廃業していた旅館再開に向けて
直さなければいけないところは多々ありましたが、まずは屋根からということで今回の工事となりました。ぎりぎり塗装できる状態だった母屋は塗装で、サビで腐食して塗装での修繕は不可能だった離れはカバー工法でメンテナンスしています。
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:2週間
- 築年数:40年くらい
- 使用材料:カバー工法:
ガルバリウム鋼板長尺横葺き
屋根塗装:関西ペイント
ダイナミックルーフ
松本市で行った屋根工事の様子をご紹介します。
しばらく廃業していた旅館を再開したいということで、内装、外装、手をかけなければいけないところはたくさんありましたが、まずは屋根からということで今回工事をさせていただきました。
350㎡と大きな金属屋根の母屋は、サビは出ていましたがサビを落とし洗馬塗装可能な状態だったので塗り替えで、50㎡の離れの金属屋根は同じくサビていましたが、サビから腐食に進んでいて塗装での修繕は不可能だったので、新しい屋根を重ね葺きするカバー工法でメンテナンスをしています。
その両方の屋根のメンテナンスを詳しくご紹介します。
街の屋根やさん松本諏訪平店は豊富な施工実績で皆様の屋根や外壁をサポート!屋根、外壁にお困りごと、お悩み事、不安なことがありましたら一度ご相談ください。お問い合わせは下の画像をクリック!フォームからメールでお気軽にどうぞ。
左が350㎡ある大きな屋根の母屋 こちらは塗装でメンテナンスしました
右は50㎡の離れの屋根 こちらは今の屋根はそのままで上から新しい屋根を重ね葺きするカバー工法でメンテナンスしています。
離れの屋根の状況です。
原因不明の穴が何か所か開いていました。サビによる腐食ではないし、キツツキなどのいたずらでもなさそうです。意図的に開けたような穴でしたが原因がわかりません。雨漏りもしていたのではないでしょうか。
全体的にサビていて、一部は腐食まで進んでいました。腐食していなければ先ほどの穴は補修して、塗装できたかもしれませんが、ここまで腐食していると塗装での修繕は不可能です。
母屋の屋根の様子です。
サビは離れ以上に進んでいましたが、幸いにも腐食しているところはありませんでした。ぎりぎりで塗装できる状態です。
完全に落とすことは不可能ですが、可能な限りサビを落とします。ケレンという作業です。ワイヤーブラシやナイロンたわし、場合によっては電動工具のサンダーなどを使ってサビを落とします。
離れの屋根のカバー工法をご紹介します。
まずは新しいルーフィング(防水シート)を貼っていきます。使用したルーフィングは軟質プラスチックルーフィング、チャンピオンルーフィングです。樹脂製のシートを紙で挟んだ構造で、樹脂製なので簡単に破れることはなく、半永久的に効果があります。先ほどの原因不明の穴もルーフィングの下になるので雨漏りはしなくなると思います。
軒先とケラバという屋根の端部にスターターという板金を取り付けます。端部の断面に巻き込む形で取り付けるので、端部が露出しません。ここを基準に屋根材を取り付けていきます。
下から順に新しい屋根材を取り付けていきます。使用した屋根材はサビに強いガルバリウム鋼板の長尺屋根です。
これで離れの屋根の修繕が終わりました。雨漏りの心配はなくなりましたが、15年ほど経ったら塗り替えるという定期的なメンテナンスが必要です。こまめなメンテナンスが結果的に屋根材を長持ちさせ、費用が掛かる大掛かりな屋根工事を避けることができます。
母屋の屋根は塗り替えでのメンテナンスです。
まずは下地処理、可能な限りサビを落とします。ケレンという作業です。
ケレンとは主に金属の塗装面を素地調整することで、クリーンから派生した言葉と言われています。つまり塗装面をきれいにする作業です。薬品を使う大掛かりな1種ケレンから清掃程度の4種ケレンまであり、1種ケレンは一般住宅ではまず行いません。電動工具を使う2種ケレン、手道具を使って行う3種ケレンがほとんどです。今回も2種、3種ケレンで可能な限りサビを落として塗装面をきれいにしました。
棟板金(むねばんきん)を補修します。
棟板金は勾配方向が違う屋根材がぶつかるところで、勾配が2方向の切妻屋根の場合は屋根の頂上が棟になります。棟板金はヌキという下地木材に釘止めされていることが多いのですが、下地が木材なので雨で腐食して釘が効かず浮いていることがあります。強風などで棟板金が外れて飛んでしまうというトラブルも何度か見かけました。ただ今回は奇跡的に棟板金の状態は良かったので、交換は必要なく、板金のジョイント部分のコーキングを打ってメンテナンスしています。
屋根塗装は一般的には下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りで仕上げます。
まずは下塗りの工程です。屋根材の重なり部分や棟板金の細かい部分は「ダメ込み」と言って刷毛(はけ)で塗装します。塗り残し(ダメ)がないように塗り込むという意味です。広い平滑面はローラーで塗ります。左がダメ込みをした写真、右がローラーで塗っている写真です。
下塗りは塗装面とと塗料の密着を高める接着剤の効果がある塗料を塗装します。今回使用した塗料は関西ペイントのザウルスEXです。
次に中塗りです。中塗りと次の上塗りは同じ塗料を使用します。使用した塗料は関西ペイントのダイナミックルーフです。
中塗りもダメ込みで細かいところを刷毛塗り、広い平滑面はローラーで塗っています。中塗りは塗料の持つ遮熱性や対候性などの機能を塗装するイメージです。
最後に上塗りです。上塗りももちろんダメ込みをしてローラーで仕上げます。中塗りだけだと通夜がまだない仕上がりでしたが、上塗りをすることでツヤと色を出します。あれだけサビで赤くなっていた屋根が、空が映り込むほどつやつやの屋根になりました。
カバー工法で修繕した離れの屋根も、塗装で修繕した母屋の屋根も15年くらいをめどに次の塗り替えのメンテンナンスが必要ですが、旅館再開に向けてまずは屋根がきれいになりました。
街の屋根やさん松本諏訪平店では屋根の調査、点検、お見積もりは無料で行っています。屋根にお悩み、お困りごと、不安なことがありましたら一度街の屋根やさんにご相談ください。無料点検のご案内、お問い合わせはそれぞれ下の画像をクリック!お問い合わせはフォームからメールでお気軽にどうぞ。
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