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諏訪市外壁リフォーム|新築のように変身|窯業系サイディングに金属サイディングを重ね張り
諏訪地域
【工事のきっかけ】
ナショナル住宅(現パナホーム)の建物で、近隣のほかのお家と比べても傷みが激しかったのでご相談いただきました。ナショナル住宅はサッシ廻りやベランダ周りが特に傷みが激しくなり、塗装ではどうしようもなくなります。コストはかかりますが長い目で見るとメンテナンスの必要がほとんどない金属サイディングのカバー工法を選択していただきました。
基本情報
- 使用材料:KMEW株式会社
金属サイディング
はる一番 影石柄Ⅱ
諏訪市で行った外壁リフォームの様子をご紹介します。ナショナル住宅(現パナホーム)のお家で、外壁はセメント系の窯業系サイディングです。同時期に建てられたお隣近所のお家と比べても、ご自分のお家の外壁の傷みが進んでいると思い、弊社にご相談いただきました。ナショナル住宅のお家は特にサッシ廻りやベランダ周りの傷みが進みやすいです。このお家も同様で、特にお風呂のサッシ廻りやベランダ周りの傷みが進んでいました。塗装では修復できないほど傷んでいたので、このまま今の外壁の上から新しい金属サイディングを重ね張りするカバー工法の工事を行いました。
街の屋根やさん松本諏訪平店では屋根工事はもちろん外壁のメンテナンスも承っています。外壁に関してもお悩み、お困りごと、不安、不満がありましたら一度ご相談ください。お問い合わせは下の画像をクリック!フォームからメールでお気軽にどうぞ。
ナショナル住宅の外壁はセメントと繊維質を混ぜて板状に成型した窯業系(ようぎょうけい)サイディングが使われています。特に窓周りや出隅、ベランダ周りなどジョイント部分が傷むことが多く、水を吸いやすいためと思われます。今回のお家もジョイント部分は雨水、窓周りは結露で傷んでいました。こうなってしまうと塗装では修復は難しく、外壁材の貼り替え、もしくは今回の工事のように金属サイディングの重ね張りをする以外修復方法がありません。ただ、金属サイディングの重ね張りをすると、今後の塗装などのメンテナンスがほとんど必要なくなるので、長い目で見ればコストパフォーマンスはいいと思います。
工事の様子です。まずは金属サイディングを貼る下地の胴縁(どうぶち)を取り付けます。メーカーの標準工事では木材を使うのですが、木材は劣化の可能性があるので弊社では樹脂製の胴縁を使います。樹脂胴縁は厚みが15㎜あり、ここに金属サイディングを貼るので、既存の壁と新しい壁の間に15㎜の隙間ができます。この隙間が通気層となって中に入った湿気、室内から出てくる湿気を外に逃がす仕組みになります。今は標準となっている通気工法です。この胴縁を455㎜の等間隔で取り付けていきます。
今回の工事のポイントの一つが、窓下に水切りを入れることでした。今まではこの水切りがなかったので結露が窓と外壁の隙間から入ってしまい、それが凍結、融解を繰り返して外壁が傷む原因となっていました。水切りを入れることで結露が外へ逃げるので、これ以上外壁を傷めることはありません。
もう一つのポイントが、後付けのバルコニーの差し掛け屋根でした。差し掛け屋根をよけて金属サイディングを貼ることもあるのですが、隙間ができて雨が入ってくる可能性があります。今回は後付けの差し掛け屋根で少しなら外壁から浮かせることができたので、オリジナルの支柱を作って外壁から少し離して、金属サイディングを貼るスペースを確保しました。
このように可能な限り差し掛け屋根を離して金属サイディングを貼ることで、壁全体を金属サイディングで覆うことができます。建物と一体化している差し掛け屋根だとこの方法もできなかったのですが、話すことができたのでこの方法をとることができました。これで雨の侵入を完封します。
金属サイディングは下から上へと貼り上げていきます。上下のジョイントは篏合式に嵌めこんでいくので水が入ることはありません。左右のジョイントは窯業系サイディングの場合は目地となってシーリングで埋めるのですが、金属サイディングの場合はジョイントカバーを取り付けます。シーリングをほとんど使わないのでシーリングを打ち替えるメンテナンスも必要ありません。
今回はKMEW株式会社の金属サイディング はる一番 レンガ調の影石柄Ⅲを採用しました。
窯業系サイディングではシーリングを使うジョイント部分ですが、金属サイディングではこのようなカバー材を付けることで水の侵入を防ぎます。カバー材の裏はスポンジのパッキンがついていて、取り付けは下地のベース材に嵌めこみます。二度ととれることはありませんし、パッキンが防水してくれます。今回は色柄が全く同じ同質のカバー材を使いましたが、同色の柄がないカバー材もあります。費用は後者のほうが安くなります。
今までは隣近所のお家と比べても外壁の傷みが目立っていたお家でしたが、金属サイディングを重ね張りしたことで、新築のようになったとご近所でも評判とのことです。塗装よりも2倍ほど費用が掛かってしまいますが、塗装はその後10年から15年でもう一度塗装をしなければなりません。その度に足場をかけて3週間から1か月工事期間がかかります。そんなストレス2度目の塗装費用を考えると、ほとんどメンテナンスフリーの金属サイディングのカバー工法はお得感があると思います。お勧めの工法です。
お客様から工事のうれしいご感想をいただきました
ナショナル住宅で 他のお宅の外壁と比べても傷みが大きかったので イトウ住建さんに相談したところナショナル住宅は サッシ廻り ベランダ廻りの痛みがひどく塗装でのメンテナンスは厳しいと言われたので思い切って 煉瓦調のサイディング にしてみました。
近所からは新築と言われてます
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