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諏訪市外壁工事|通気層がなかった外壁に金属サイディングを通気工法で重ね張り
諏訪市
【工事のきっかけ】
北側の外壁の崩れがずっと気になっていたそうです。調査に伺ったところ、目地のシーリングの劣化から水が浸入してそれが凍結して崩れた凍害でした。さらに調査したところ、外壁材の窯業系サイディングの厚みが12㎜しかなく、シーリングを打ち替えて塗装をしてもその後の不具合が生じる可能性が高いと思われます。今後のライフサイクルなどを考慮すると金属サイディングの重ね張りでメンテナンスしたほうがいいというご提案をしました。デザインも変わり今後ンメンテナンスもほとんどしなくてもいいということで、カバー工法でご依頼いただきました。
基本情報
- 使用材料:KMEW株式会社
金属サイディングはる一番
諏訪市で行った外壁工事の様子をご紹介します。
既存外壁は窯業系サイディング、シーリングが劣化していてそこから入った水が凍って外壁を壊す凍害が起きていました。また、サイディングボードが躯体に直貼りされていて通気層がありませんでした。通気層がないサイディングボードは塗り替えてもすぐに剥がれるという不具合が生じやすくなってしまいます。金属サイディングを重ね張りするカバー工法をするしかありませんでした。
せっかくだから納得のいくデザインにしましょうということで、何枚かイメージ画像をお作りして決まったデザイン。イメージ通りに仕上がり大変ご満足いただきました。
施工前の外壁の様子です。外壁材は窯業系サイディングです。窯業系サイディングとはセメントと繊維質を混ぜて板状に成型した外壁材です。成型する際に窯に入れて高温処理するので窯業系と言います。
お風呂の窓ですが、窓周りのシーリングが劣化してそこからお風呂の結露水や湯気が入り込んで、それが冬場十結して外壁を壊す爆裂が起きていました。ほかの目地も劣化して切れたり亀裂が入ったりしています。
さらにこのサイディングは厚みが12㎜しかなく、12㎜の窯業系サイディングは多くの場合建物の構造体に直接貼る直貼り工法がとられています。直貼りの場合構造体と外壁材に隙間(通気層)がなく室内からの湿気が外に出ることができずに中にこもってしまい、外壁材に不具合が生じます。
以上の状況から金属サイディングを重ね張りするカバー工法をするしかありませんでした。
工事の前に仮設足場を設置します。工事が終われば解体してしまうもので、しかも30万円前後の費用が掛かってしまうのですが、安心安全に工事を行うためのものなのでご了承ください。
外壁塗装を行う場合は足場にシートをかけて塗料の飛散を防止するのですが、今回はサイディングの重ね張りなので、シートがあると邪魔になってしまいます。今回はシートなしで工事を行わせていただきました。
今回の工事の肝である通気層を設けるための下地工事です。
黒い棒のように見えるものが胴縁(どうぶち)という建材です。サイディングの標準書には木製の胴縁を使うように書かれていますが、木材だと将来的に腐食したり痩せたりしてしまう可能性があるので、弊社では樹脂製の胴縁を使用します。木材よりも重さがないので躯体への負荷も軽減されます。この胴縁は15㎜厚みがあります。この下地胴縁に金属サイディングを貼るので、古い外壁と新しい外壁の間に15㎜の隙間ができます。この15㎜の隙間が通気層になります。
次に役物という部材を取り付けます。写真の黒い板金が土台水切りです。これにスターターという部材を付けてサイディング本体を取り付けていきます。水切りが一番下に来る部材ですがこれが水平に取り付けられていないと本体もそれに合わせて曲がってしまうので水平に気を付けて取り付けます。
シルバーの部材が出隅ベースという部材です。コーナーに取り付けるもので金属サイディングの断面がコーナーでぶつかって露出されます。そのままだとそこから水が入ってしまうので、コーナーにこの後出隅カバーを取り付けます。出隅カバーはスポンジのパッキンがついていて、出隅ベースにはめ込んで取り付けます。パッキンがついているのでここから水が入ることはありません。同様にジョイント部分もジョイントベースを取り付けてジョイントカバーをはめ込みます。ジョイントカバーが窯業系サイディングでいうシーリングの部分です。金属サイディングはほとんどシーリングを使わないのでシリングのメンテナンスは必要ありません。
下地材、役物を取り付け終わったら金属サイディング本体を取り付けます。
本体の上下のジョイントははめ込み式で止めて、横のジョイントはジョイントカバーをはめ込みます。
今回はせっかく新しい外壁材を貼るのでデザインは納得のいくものにしましょうということで、何枚かイメージ画像を作成しました。金属サイディングのカットサンプルとイメージ画像で何度か打ち合わせを重ねて、お気に召したデザインができました。あくまでもイメージなので、そのイメージを許容範囲を持ってみていただきたいのですが、左のイメージ画像と右の実際の完成写真と比べてどうでしょうか?若干実際の写真のほうが明るく見えるかと思いますが、日が当たって明るく見えるためで、ほぼイメージ通りの出来だと思います。お施主様もイメージ通りだと喜んでいただきました。
同時に金属屋根の塗り替えも行っています
新しくなった我が家の外装、お施主様にもご満足いただきました
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