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松本市屋根工事|スレート屋根を塗装するか重ね葺きするか迷ったら重ね葺きです
松本市 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
屋根のメンテナンスをしなければいけないということでお問い合わせいただきました。現地調査をしてみると棟板金の不具合、スレート屋根材の不具合が見られました。補修をしたうえで塗装することも可能でしたが、重ね葺きをするか迷っていらっしゃったので重ね葺きのメリットをご説明したうえで、今後メンテナンスが楽な金属屋根を重ね葺きする工事に決めていただきました
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:10日間
- 築年数:30年
松本市で行った屋根工事の様子をご紹介します。
屋根材はスレート、築年数は30年になります。お問い合わせはメンテナンスをしなければならないが、塗装でいいのか葺き替えなければいけないのか迷っているので見てほしいということでした。
調査をして状況を見させていただき、劣化症状をご報告したうえで、最適な方法をご提案しますということで調査に伺いました。
街の屋根やさん松本諏訪平店では有資格の経験豊富なスタッフが屋根の劣化症状に応じて適切なメンテナンス方法をご提案しています。屋根にお困りごと、お悩み事、不安、不満をお持ちの方、鬱¥¥一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。お問い合わせは下の画像をクリック!フォームからメールでお気軽にどうぞ。
〇今回の現場 松本市ってこんな街
松本市は長野県のほぼ中央にあり、北アルプス、美ヶ原、上高地などの豊かな自然に囲まれた人口23万人ほどの都市です。また国宝松本城を中心とした城下町の風情を残し、交通網、商業施設、教育機関、観光施設などがそろい、快適な都市機能も有しています。
まずは現地調査を行った結果報告です。
何カ所も屋根材が割れているところがありました。
スレートはメンテナンスをしなければ耐候年数が20年ほど、10年周期くらいで塗装をして30年ほどと言われています。
今回の屋根は過去ンメンテナンスはしていないということでした。
築年数が30年なので屋根材の寿命は過ぎています。
スレートはそれ自体防水性がなく、表面を塗装することによって防水しています。塗り替えが必要なのはそういった理由からです。
防水性を失ったスレートは水を吸ってしまい、それが凍結することによって割れが発生します。
棟板金の状態です。
ジョイント部分のコーキングが剥がれていて隙間ができていました。この状態がどのくらい続いていたかはわかりませんが、ここから雨が入っているということは容易に想像できます。
棟板金の下は下地のヌキという木材があります。木材なので水が入ると腐ってしまいます。
また、今は使っていないテレビアンテナが残っていて、アンテナのサビが棟板金に映ってサビて腐食していました。
屋根材の状況、築年数、棟板金の状態から塗装でのメンテナンスはお勧めできません。
スレートなので今の屋根材はほぼそのままで上から新しい屋根材を重ね葺きするカバー工法をするしかないと思います
カバー工法での工事をご依頼いただきました。
まずは棟板金を撤去します。すると下地のヌキが出てきます。このボロボロになった木材がヌキです。
予想通り、嫌、予想以上に腐食していました。このヌキに棟板金が釘止めされていました。
よく強風で板金が飛ばなかったと思います。これは後程樹脂製のヌキに交換します。
ヌキをも撤去しました。塗装されていない部分が出てきたので屋根は現場塗装をしたようです。
このあと羽根型の雪止めを切り離して屋根面を平らにします。
平らになった屋根面にまずはルーフィングを敷設します。
使用したルーフィングはチャンピオンルーフィング、樹脂製のシートに裏表紙を貼り合わせたルーフィングで、一般的に使用されている改質アスファルトルーフィングより若干高額になりますが、まず破れることがなく長期間防水効果があるルーフィングです。
施工性もよく20m巻きのロールを転がして釘止めするだけです。
次に屋根材本体を取り付けます。軒先にスターターというJの字の板金を取り付けます。これは既存のスレートの小口(こぐち 屋根材の断面)をカバーする役割があります。
スレート屋根はこの小口が露出しているため、その小口から水を吸ってしまいます。それをスターターでカバーすることによって小口を隠蔽し水が入らないようにします。
屋根材はSGL鋼板、Sはスーパー、スペリア、スペシャルなどの意味があり、GLはガルバリウム鋼板、ガルバリウムを超えた次世代ガルバリウム鋼板と言われています。
次に棟の施工です。
まずは木製のヌキから樹脂製のヌキに交換します。
芯にアルミが入っている樹脂製のヌキで、万が一雨が入っても樹脂製なので木製のように腐食することはありません。やせてスカスカになることもありません。
ルーフィング同様長期間効果がある建材です。
ヌキを取り付けたら抜きの両サイドにシーラーという2.5㎝角のスポンジのヒモのようなものを貼り付けます。屋根材とヌキの間から水が入らないようにするためです。
次に棟板金を取り付けます。棟は勾配方向が違う屋根材がぶつかる部分に発生します。
ここから雨が入らないように隙間を隠すのが棟板金です。今回の屋根は寄棟という四方に勾配がある屋根です。
頂上の棟が主棟(しゅむね)といい、寄棟屋根の場合主棟から四隅に下がり棟(さがりむね)があります。
棟板金のジョイント部分は隙間ができてしまうのでコーキングをしっかり打って防水します。
カバー工法の工事はこれで終了です。
スレート屋根で今メンテナンス時期に来ている屋根はアスベストが入っている可能性があります。
2021年4月にアスベスト規制が強化され、アスベストが入ってるスレートの塗装が現実的ではなくなってしまいました。カバー工法はアスベスト問題も解決できるのでお勧めの工事方法です。
最後に落雪が心配ということだったのでアルミ製の雪止めスノーエールを取り付けました。
屋根材本体を取り付けた際に先付の羽根型雪止めを取り付けたのですが、これでは心配なのでさらにスノーエールの追加取り付けです。
何年か前の大雪の際も落雪しなかったという実績がある雪止めなので、落雪トラブルも心配ありません。
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