岡谷市でニチハ株式会社のパミールという屋根材を使ってボロボロになった屋根を、ガルバリウム鋼板でカバー工事をしました。

一番ひどい状況でこんな感じです。

まずは屋根の上に12㎜厚の構造用合板を貼っていきます。屋根材の下にある垂木という木材にビスでしっかりと固定します。カバー工法では通常構造用合板は張らず、直接ルーフィング、屋根材と取り付けて行きますが、今回は元の屋根材がひどい状況だったので補強の意味も含めて、構造用合板を入れました。

次にルーフィングという防水シートを敷いていきます。今回は弊社お勧めのチャンピオンルーフィングという防水シートを採用しました。一般的なアスファルトルーフィングと比較しても破れにくい丈夫な防水シートです。
こちらも隙間なくしっかりと張り上げていきます。左上に見えるのが新しい屋根材です。この日は人数もいたので材料をすべて屋根の上に上げました。

屋根の端の処理です。軒先、ケラバ（屋根の傾斜の先端）にスターターという板金を巻いてこれを基準に屋根材本体を止めていきます。基準の役割とともに、構造用合板の小口（こぐち　断面）を板金でカバーすることで、断面が露出されず雨に濡れないという意味もあります。
ここまでくると工事の半分以上が終わったという感じです。

屋根材本体の取り付けです。下から順番に本体をはりあげていきます。

屋根のてっぺん、棟を仕上げて完成です。

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2024.4.11更新