公共の建物の為、敷地内には複数の方が出入りいたします。お子様などは絶好の遊び場となってしまいますので、安全対策にはかなり気を付けて対策を致しました。

洗浄作業です。屋根が濡れますと滑りやすくなりますので、足元に気を付けながらの洗浄作業となります。

雨樋には沢山の木の葉が積もっておりました。これでは雨水の流れが悪くなるのと、竪樋の詰りの原因となります。軒樋の木の葉は全部撤去をして、竪樋には上から高圧で水を流し込み詰りを解消致しました。

どうゆうわけか分かりませんが、屋根に釘が打ち込んでありました。これでは雨漏りの原因になってしまいます。

補修の様子です。釘を叩き込みます。

ピンポイントで補修するのに養生をします。補修材が剥がれないようにプライマーを下塗りします。

シーリング材を上塗りして、釘穴を完全に埋めます。

補修完了です。

補修が済みましたら、サビや洗浄で落としきれなかった汚れなどをケレン作業で磨いていきます。塗装がうまく着くように表面を荒らすときもケレンを致します。

錆止めプライマーの下塗りです。最初はローラーでは塗りにくい箇所を刷毛で塗っていきます。この作業の事を『ダメ込み作業』と呼んでいます。

板金の折り目にも丁寧に錆止めをダメ込み致します。

ダメ込みが済んだら一気にローラーで錆止めを下塗りしていきます。

中塗りの様子です。中塗りも同様で、ダメ込み作業から始めます。今回使用いたしました塗料は、関西ペイントのアレスダイナミックルーフです。ラジカル制御型シリコン樹脂弱溶剤塗料です。色はコーヒーブラウンです。

このようにしっかりとダメ込みが入りました！

ダメ込みの地味な作業を淡々としっかり行いましたら、ローラーで一気に中塗りを仕上げていきます。

中塗り完了致しました。次に上塗り仕上げ作業に入ります。

上塗りのダメ込み作業です。同じ色を塗装致しますが、乾いた色と塗りたての色には濃さの違いがありますので、塗り残しはあり得ませんのでご安心ください。

ローラーでの上塗り作業です。こちらも乾いたところとの色の違いを見ながらひとつづつ作業を進めていきます。

屋根の上塗りが完了致しました。

樋の塗装です。基本は樋の受け部（雨水が流れる方）は塗装をしないのですが、今回は特別に塗装を致しました。こちらは錆止め下塗りです。

上塗りを仕上げて、工事完了となります。