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阪南市で中々雨漏りが止まらなくてお困りのI様邸の工事について
【工事のきっかけ】
阪南市で中々雨漏りが止まらないとお困りのI様よりご連絡頂きました。
以前から縁側の天井から雨漏りしていたのですが、放置していたそうで、
最近雨漏りがひどくなってきたとのことです。
雨漏りを放置し続けると、建物の耐久性がどんどん低下してきます!
なので、雨漏りに気づいたらなるべく早く雨漏りの調査と修理を行うようにしましょう★
I様邸では屋根に立ち上がり部分に、ガルバリウム鋼板を水切りを設置し、
桟瓦に充填されたコーキングを撤去する工事を行いましたのでその様子をご紹介します。
基本情報
- 施工内容:雨漏り修理
- 施工期間:2日
- 築年数:約57年
- 使用材料:水切り(ガルバリウム鋼板)、コーキング、ビス
阪南市在住I様より、平屋の縁側で雨漏りしているとのご相談を頂きました。
和室の部屋の隣に造られた板張りの通路のことを縁側(えんがわ)と言います。
縁側にはいくつか種類があり、I様邸のような造りの縁側を「くれ縁」と言います。
「くれ縁」は室内に造られている縁側ですので、雨が降っても濡れる事がありません。
反対に、屋根や壁が無く外側に造られた縁側を「濡縁(ぬれえん)」と言います。
雨の日は濡れてしまいます💦
縁側の天井には全体的に雨染みが付いており、結構な量の雨水が侵入しているようですね。
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I様邸の屋根は、入母屋屋根(いりもややね)と呼ばれる形状で瓦が葺かれていました。
入母屋屋根は平安時代によく作られていた屋根の形状として有名で、
屋根の上半分が切妻(きりつま)造、下半分は寄棟(よせむね)造となっています。
またI様邸の屋根面には段差がありました。
屋根の調査はとても危険ですので、必ず専門の人に調査してもらうようにしましょう!
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雨漏りの原因の1つ目は、立ち上がり部分に積み上げられた装飾瓦に詰められた漆喰の劣化です。
立ち上がり部分にはのし瓦と装飾瓦が積まれており、装飾瓦の隙間には漆喰が詰められていました。
しかし、漆喰が経年劣化で剥がれている部分が多く、土が見えていたので、
この部分から雨水が侵入し、雨漏りを引き起こしている可能性がありました。
なので、立ち上がり部分から雨水が侵入しないように、水切りを使って雨仕舞することにしました。
雨漏りの原因の2つ目、I様邸の屋根面に葺かれている桟瓦の周りに、コーキングがびっしりと充填されていました。
桟瓦をコーキングで固定する工法を「ラバーロック工法」というのですが、
I様邸で施工されているラバーロック工法は少し間違って施工がされていました。
桟瓦の下部を全て塞いでしまうと、瓦の内側に雨水が入った時に外へ排水できなくなります。
屋根内部に雨水や湿気が溜まると、屋根の下地を腐食させたり、
雨漏りする事があるので、不要な部分のコーキングを撤去することになりました。
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ガルバリウム鋼板を使って水切りを加工してもらいました!
水切りとは建物内部に雨水が侵入しないよう雨仕舞(あまじまい)する為のものです。
雨仕舞とは防水と違って、雨水は適切に排水して建物内部に浸水させないようにすることです。
この水切りを使ってどのように雨仕舞するのかというと、
屋根瓦の下にガルバリウム鋼板の水切りを差し込むようにして、
屋根から流れてきた雨水を下段の瓦の上へと流れていくようにしてビスやコーキングで固定します。
ちなみに水切りは、外壁と下屋の取合いや、ベランダの壁と床(防水層)の取合いなど、様々な場所で取り付けられています。
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立ち上がり部分に雨水が当たることなく排水させることができます
ガルバリウム鋼板の水切りを設置したことで、
屋根から流れてきた雨水を適切に排水させることができて、
横殴りの雨が降っても雨水が入り込んでくることがありません★
立ち上がり部分全てにガルバリウム鋼板の水切りを設置させていただきました。
雨漏りしている範囲に葺かれた桟瓦のコーキングを撤去します
縁側で雨漏りしている範囲に葺かれている、桟瓦のコーキングを撤去していきます。
この範囲のコーキングを充填するのもきっと大変だったと思いますが、撤去するのも本当に大変です(:_;)
今回は範囲がとても広いですので、3人がかりで不要なコーキングを撤去しました!
不要な部分となるコーキングは、桟瓦の右下部分です。
この部分のコーキングをカッターを使って撤去していきます!
すると瓦の取合い部分に」隙間ができるので、雨水が侵入してもすぐに外へ排水されます。
これらの工事が終わって、I様に雨の日に雨漏りしていないか確認をして頂きました。
すると雨漏りが止まったとの報告を頂いたので、工事が完了となります。
建物の部屋全体に雨漏りしていると、
いろんなところから雨水が侵入してる可能性が高いので
「屋根葺き替え工事」や「屋根葺き直し工事」等大きな工事となることが多いですが、
阪南市在住I様邸のように、大きな工事をしなくても雨漏りが止まることもあります。
なので、雨漏り被害でお困りの方は一度、街の屋根やさん岸和田店で無料点検を行ってみませんか?
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