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和泉市の波型スレートの上にエポライト波板を張り傘釘も防水!
和泉市 工場・倉庫などの外装リフォーム 工場・倉庫などの外装リフォーム
【工事のきっかけ】
和泉市の倉庫で発生した雨漏り修理の施工事例です。
平屋建ての倉庫の屋根の明かり取り付近からポタポタと雨水が落ちてきている状況です。
倉庫の屋根は大波の波型スレートで、以前雨漏り修理でスレートのひび割れを補修させていただいた経緯があります。
入ってる雨水の量は少なくなりましたが完全には止まっていないので、別のご提案で再度雨漏り修理を行いました!
基本情報
- 施工内容:工場・倉庫などの外装リフォーム 工場・倉庫などの外装リフォーム
- 施工期間:1日
- 使用材料:エポライト波板・スレート傘釘・シーリング
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和泉市で行った倉庫の雨漏り修理の施工事例をご紹介します。
「倉庫の屋根の明かり取りの周辺から雨水がポタポタと落ちてくる」というご相談をいただきました。
倉庫の屋根で使用しているのは「波型スレート」です。
皆さまは波型スレートのことをご存じでしょうか。
まずは【波型スレート】について詳しくお話したいと思います!

波型スレートは文字通り【波を打った形状の屋根材】のことで、
主に工場や倉庫の屋根で使用されています!
大波スレートと小波スレートの2種類があり、それぞれ規格の大きさがあります。
(波の高さが高く幅が広い方が大波スレート、小さいものが小波スレート)
主原料はセメントと繊維で、繊維としてアスベスト(石綿)が使われており、社会で問題になっています!
アスベストの有無について具体的にご説明すると、
2004年より前に製造されたものはアスベストを含んでおり、
2004年以降に製造されたものはほとんど含んでいません。
アスベストを含んでいても解体時などで砕かない限りは飛散しないのでご安心ください。
アスベスト含有の波型スレートのメンテナンスでお悩みになっている方へ

波型スレートは昔から普及していますが、現在でも倉庫や工場の屋根で頻繁に使用されています。
下記で、波型スレートのメリットとデメリットをご紹介します。
波型スレートのメリットは?
■ 耐久性があり(耐用年数は25年以上と言われています)、
遮音性に優れているので金属屋根に比べて雨音などが響きにくい。また、
耐火性があることが工場や倉庫など、火事の危険性がある建物で多く使用される理由のひとつです。
波型スレートにはデメリットもあるの??
■ 波型スレートは表面がザラザラしているので、土埃が溜まりやすく、
雨や風で流れにくいので汚れが付いやすいというデメリットがあります。
そして、アスベストを含んだ波型スレートを撤去する際には特殊な作業が必要ですので、
撤去・処分費がかさんでしまいます。
波型スレートの特徴はご理解いただけましたか?それでは、和泉市の倉庫で発生した波型スレートの雨漏り修理の様子をご紹介します!

和泉市の倉庫のご担当者様よりご相談をいただき現地調査にお伺いしました。
こちらの倉庫では以前同じ箇所での雨漏りのご相談があり、その時に波型スレートの
ひび割れや止め金具をコーキングで補修させていただいたという経緯があります。
「入ってくる雨水の量は前よりも少なくなっていますが、
風向きや雨の量が多い日はまだポタポタと落ちてくるんです」
と、再度ご連絡をいただいたので、早急に調査にお伺いしました。
現地を確認すると、以前雨漏りしていた時と同じ位置に雨水が落ちていました。
雨水は、屋根の明かり取り付近から落ちてきていました。
明かり取りとは、光を取り込む部分で、光を通す波板を張っています。
屋根から浸入した雨水は、倉庫の屋根の骨組みの鋼材を伝うので、正確な位置は確認できませんでしたが、雨水が落ちている部分の上には明かり取りがあります。

屋根に上がって確認しました。
こちらの倉庫の屋根は波型スレート(大波)葺きです。
雨水が浸入している可能性がある明かり取り付近を調査しました。
以前、雨漏りした時に行った修理は波型スレートのひび割れや固定金具(傘釘)を
シーリングで防水する内容でしたが、それでも雨漏りが止まっていないので、他の原因を探ります!
工場・倉庫などの施設の屋根のメンテナンス・リフォームについてのお勧めの記事

明かり取りの上に葺いている波柄スレートが大きくひび割れており、雨水が入る可能性がありました。

ひび割れにシーリングを充填してしっかりと防水!
これでこの部分から雨水が入る可能性が低くなりました。

明かり取りの波板を固定している傘釘が緩んで浮いてきていました。
波型スレートの屋根における経年での不具合の事例の中で、固定金具の劣化が多く発生しています。

固定金具(傘釘)が緩むと、その隙間から雨水が入ってしまうので、打ち直してから周囲にシーリングを充填してきちんと防水しました!
周囲の傘釘も同じようにシーリングで処置しています。
前回の修理で入ってくる雨水の量は少なくなっていますが、まだ完全に止まっていないので、他に原因のある可能性がある部分を修理させていただきます!
今回の雨漏り修理のご提案内容
波型スレートのひび割れは前回きちんと修理しているので、今回は、明り取りの上に「エポライト」という波型の採光材料を張り重ねて防水することになりました!
また、周囲の固定金具にもシーリングを充填して防水します!

職人の足元に張っている明かり取りの上に【エポライト】を上張りして全体的に保護します。
エポライトって何??
エポライトとは、FRP製の採光材料です。
「防水性」「断熱性」「耐候性」を兼ね備えていて、透明なので光を取り込むことができます。
波型スレートは光をほとんど通さないので、内部が暗くなってしまうため、
エポライトのような採光材料を部分的に使用することで明るさを確保しています。
エポライトは波型で、波型スレートと形状・大きさが同じなので、重ね張りすることができます。
明かり取りの波板を固定している傘釘を撤去してから、上にエポライト製の波板を重ねて、スレート用の太い傘釘でしっかりと固定します!
既存の傘釘は経年で錆びついていたので長持ちするように交換しました。

上にある既存の波型スレートの下にエポライトを差し込んで固定しました!
波板の下に差し込まないと屋根の上から流れてきた雨水を受けてしまうので意味がありません。
エポライトは波型スレートと同じ形状なので、上張りすることが可能です。
透明なので明かり取りの役割も果たします!更に、防水性があるので雨水が染み込むことがありません。
これで明かり取り部分から雨水が入ることが無くなりました。
次は、周辺の傘釘を防水していきます!

波型スレートを固定している傘釘やフックボルトが傷んで錆びついたり緩んでくると、
固定している部分の取り合いから雨水が浸入して雨漏りすることがあります!
波型スレートは耐用年数が25年以上でこまめなメンテナンスが不要と言われていますが、
スレートを固定している金具は定期的に点検して適切な処置をしないと雨漏りしてしまいます。
屋根全体の傘釘を交換、又はシーリングで処置するとなると、範囲が広く費用もかさんでしまうので、
今回は雨漏り箇所の周辺に限定して作業することになりました。
作業範囲は左右約10m、上下約5mです!
■ まずは、傘釘周りについた汚れを落とします。
汚れが付着した状態のままシーリングを充填すると、しっかりと密着せず剥がれてくる可能性があるからです。
■ 続いて、傘釘周りにプライマーを塗布します。
プライマーとは接着効果がある塗料で、この上に充填するシーリングをよりしっかりとくっつける効果があります!
シーリングを長持ちさせるためにも、ひとつひとつの工程を確実に行わないといけません!
■ プライマー塗布後、傘釘周りにシーリングを充填しました。
傘釘と波型スレートの隙間を埋めるようにぐるりとシーリングを充填します。
■ シーリング充填後、ヘラで押さえて仕上げました!
シーリングを充填しただけだと、中に空洞や隙間ができるので防水性を確保できません!
また、シーリングを盛り上げすぎると雨水を受けてしまい、かえって逆効果になることがあるのでヘラで押さえて調整しました。

この一連の流れで傘釘ひとつひとつを補修しました。
作業範囲は屋根全体ではありませんが、職人ふたりが
朝一番から現場に入り、傘釘の補修だけで半日かかりました!
透明のシーリングで補修したので、一見どの部分を補修したのか分かりにくいですが、
作業中の様子や作業範囲の詳細をカメラで撮影して担当の方にお預けしたので、安心されていました。
和泉市の倉庫の波型スレートの雨漏り修理についての現場ブログは下記のリンクよりご覧になって下さい!
波型スレートは劣化が進むと非常に割れやすくなります!!
屋根の上をむやみに歩くと踏み抜いて大事故に繋がることも・・・!!
雨漏りしても、絶対にご自身で屋根の上には上がらないようにしてください。
点検・修理は街の屋根やさん岸和田店にお任せくださいね!
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作業中に見つけた波型スレートのひび割れはシーリングできちんと補修しました!
【工事完了後】

作業中に見つけた波型スレートのひび割れはシーリングできちんと補修しました!
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