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熊取町の雨漏り修理で棟板金やパラペットの笠木を交換しました
熊取町 台風 台風 台風 台風
【工事のきっかけ】
平成30年に発生した台風で窓枠から雨水が浸入し、滝のように流れてきたとのご相談をいただき工事に至ります。雨漏り修理で台風被害に遭った屋根の修理、棟板金やパラペットの笠木取付、他、シーリングを用いて各所を防水しました。
基本情報
- 施工内容:台風 台風 台風 台風
- 施工期間:4日間
- 築年数:築約64年
熊取町のN様邸の雨漏り修理です。台風で窓枠から雨漏りし、ご相談をいただきました。
N様邸は平屋で、屋根は化粧スレート、外壁はカラー鋼板を張った仕上げです。台風で棟板金やパラペットの立ち上がりの笠木板金が飛散し、雨樋も外れてしまいました。飛散した板金の復旧はもちろん、窓枠からの雨漏りの原因の可能性がある屋根とパラペットの取り合い部もシーリングを充填して念入りに防水させていただきました。また、窓周りにもシーリングを多めに充填し雨漏りの原因の可能性がある箇所は補修しました。
雨漏りしているのは窓の木枠部分です。
台風時には雨水が滝のように流れてきたとのことです。
N様邸は平屋で、この窓の上には屋根とパラペットという立ち上がり壁の継ぎ目があり、雨仕舞(雨水が内部に浸入しないように工夫すること)のために水切り板金を取付けているのですが、その板金が傷んでいました。
室内の天井にも雨漏りしていました。
ここは、屋根の棟付近ですので、棟板金が飛散したことで雨漏りが発生した可能性があります。
棟とは屋根の頂点の水平部分のことで、棟の雨仕舞のために取付けているのが棟板金です。
雨漏りしている窓を外部から確認すると、窓枠周りに取付けている板金の取り合いのシーリングが傷んで切れていました。
この工事では、傷んだシーリングを打ち替えて、壁際にもシーリングを充填します。
窓は外壁に開口を開けて取付けていますので、取り合い部がきちんと防水されていないと雨水が内部に浸入してしまいます。
N様邸は、屋根のケラバ(雨樋が付いていない面の端)と軒先にパラペットという立ち上がり壁がある形状です。
一般的な住宅では軒先に雨樋が付いているのですが、パラペットを設けていますので、屋根とパラペットの取り合いに雨水が集まることになります。そのため、雨水が内部に浸入しないように板金を取付けていました。もちろん、雨水が溜まらないように勾配を付けていますが、ほとんど水平ですので、雨水が滞在して劣化しやすい箇所です。その板金が傷んでいたので、取り合い部にシーリングを充填して防水することになりました。
ケラバ部分にもパラペットがあります。
パラペットの天端を防水するために取付けていた笠木板金が台風の強風でめくれ上がり、下地の木部がむき出しになっていました。
(パラペットや手すり壁などの天端の仕上げのことを「笠木」と言います)
パラペットの天端は天を向いていますので雨水を直接受けるため雨仕舞しないといけない箇所です。下地の木部は雨水を吸い込みますので、このままでは内部に雨水が入ってしまいます。
屋根の棟板金も飛散していました。よく見ると、棟板金を固定するための下地の貫板も外れています。
上記でご説明しましたが、棟とは屋根の頂点の水平部分のことで、そこに被せているのが棟板金と言います。(使用している屋根材によって呼び方が異なります)
棟板金は棟から雨水が入るのを防ぐ役割がありますので、板金が飛散すると屋根の内側に雨水が浸入してしまいます。更に、屋根材の下に敷いている防水シートが傷んで破損していると室内に雨漏りしてしまいます。
屋根全体を確認すると、化粧スレートが数枚割れていました。
スレートが割れても下には防水シートが控えていますので雨下りする可能性は低いのですが、N様邸はすでに雨漏りしていますので、防水シートが劣化している可能性があります。どちらにしてもスレートの割れは欠損していなければシーリングを充填して補修する方法をお勧めしています。
家の周囲を確認すると、軒樋(横方向の雨樋)が外れている箇所がありました。
樋を固定するための受け金具も一緒に外れていますが、破損はしていなかったのでそのまま復旧・固定させていただきます。
台風の強風で飛散した棟板金を復旧します。
棟板金を固定するために屋根に打ち付けた貫板も一部外れて、劣化が進んでいたので撤去しました。
棟板金を取付ける際に下地の貫板が傷んでいると、ビスが効かずしっかりと固定できませんので、また飛散する危険性があるため貫板も交換させていただきました。
貫板の上に棟板金を被せますので直接雨水を受けることはありませんが、風向きや雨の量などで屋根面との取り合いから雨水が染み込むことがあります。貫板が濡れ続けると腐食する原因になりますので、屋根面との取り合いにシーリングを充填して先に防水しました。
貫板の上に棟板金を取付けていきます。
棟は長さがあるため、数枚の板金を張り合わせて端から端まで覆います。
棟板金の天端をビス留めすると雨水を直接受けてしまいますので、横方向からビス留めして固定します。
板金同士の継ぎ目にはシーリングを充填して防水します。また、継ぎ目にシーリングを充填することで、板金同士を繋げて固定することができます。
棟板金を取付けたあと、板金の継ぎ目の上からもシーリングを充填して防水しました。
板金を固定しているビス頭から雨水が浸入しないように、ビス頭もシーリングで防水しています。
棟板金復旧完了です。既存の板金はカラー鋼板でしたが、カラー鋼板は定期的に塗り替えないと錆が発生してしまいますので、錆に強いガルバリウム鋼板を使用しました。(錆が進行すると穴があくなど耐久性が低下してしまいます)
ガルバリウム鋼板は錆びに強くメンテナンスをほとんどしなくていいとされている板金です。軽量で長持ちすることから、屋根材や外壁材として使用されています。
パラペットの笠木板金は台風の強風でめくれ上がり折れてしまったので再利用することができませんでした。
既存の板金を撤去し、ガルバリウム鋼板を加工して取付けました。
窓枠からの雨漏りの原因の可能性がある、軒先部分のパラペットの補修も行いました。
パラペットの笠木板金の継ぎ目や釘頭から雨水が入り雨漏りすることがありますので、シーリングを充填して防水しました。
パラペットと屋根面との取り合い部は雨漏りの弱点になりやすい箇所です。確認すると、水切り板金が長い間雨水を受け続けて薄くなっていたので、取り合い部にシーリングを多めに充填して処置させていただきました。
スレートのひび割れもシーリングを充填して補修しました。
スレートのひび割れは劣化症状の一つで、数が少ないうちはこのようにシーリングで補修できますが更に劣化が進むとスレート自体が脆くなり、補修ができなくなる危険性があります。そうなる前に塗り替えでメンテナンスしてあげると、劣化を先に送らせることができます。
雨漏りしている窓周りやビス頭にもシーリングを充填して防水しました。
壁を伝ってきた雨水が窓枠から浸入することがよくありますので、壁際にもシーリングを多めに充填して防水させていただきました。
外れた雨樋は受け金具の位置をずらしてしっかりと固定しました。(同じ位置で固定すると、ビスが効かないため)
雨水が竪樋に流れるように勾配も付けています。
復旧した雨樋には、屋根のパラペットに溜まった雨水が大量に流れ落ちてくることが予想されたので、水が溢れないように飾り板を取付けさせていただきました。これで、雨の量が多い時の水の跳ね返りも防ぐことができます。
パラペットに取り付けた笠木板金は、形状に合わせて見た目も美しく取付けました。天端をきちんと覆い、雨水が外壁に伝うのも抑えることができます。
【工事完了後】
復旧した雨樋には、屋根のパラペットに溜まった雨水が大量に流れ落ちてくることが予想されたので、水が溢れないように飾り板を取付けさせていただきました。これで、雨の量が多い時の水の跳ね返りも防ぐことができます。
パラペットに取り付けた笠木板金は、形状に合わせて見た目も美しく取付けました。天端をきちんと覆い、雨水が外壁に伝うのも抑えることができます。
パラペットに取り付けた笠木板金は、形状に合わせて見た目も美しく取付けました。天端をきちんと覆い、雨水が外壁に伝うのも抑えることができます。
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