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宝塚市 鳩小屋付きのコロニアル屋根へ断熱対策 施工手順と費用のご紹介
宝塚市 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
【工事のきっかけ】
宝塚市のお客様より
「自宅の屋根は鳩小屋付きの屋根なのですが、夏になると2階の部屋が暑くて困っています。
エアコンを使っても部屋がなかなか涼しくならず、少しでも断熱対策ができればと思い調べてみました。
そこで、屋根の重ね葺き工事が効果的だと知ったので、一度現地を見ていただき、お見積もりをお願いしたいです。」
とご相談いただきました。
現地調査に伺い、既存の屋根を確認したところ、断熱性が低いコロニアル屋根が使用されており、劣化によるひび割れも見受けられました。
そこで、断熱効果の高い屋根材を使った重ね葺き工事をご提案し、お見積もりを作成した結果、ご成約いただきました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間:7日間
- 築年数:22年
- 施工費用:仮設足場150,000円 屋根重ね葺き750,000円
- 使用材料:改質アスファルトルーフィング IG工業スーパーガルテクト
街の屋根やさん宝塚店の魚住です。
本日、は宝塚市で行った鳩小屋付きのコロニアル屋根へ断熱対策 施工手順と費用のご紹介の施工事例のご紹介です。
屋根の重ね葺き工事は、古い屋根をそのまま残し、新しい屋根材を重ねて取り付ける工法です。
最近では、断熱効果を高めて住まいの快適性を向上させる目的で、この工事を選ぶ方が増えています。
夏の暑さや冬の寒さを軽減し、一年を通じて快適な住環境を保つことができるため、古くなったお家だけでなく、築年数の浅いお家へのメンテナンスやリフォームにもおすすめです。
「修理するかどうかはわからないけど、屋根の上って見えないし、私の家の場合はどのくらいの費用が掛かるのか気になる・・・」
など、気になる点がございましたら弊社の「無料点検」をご利用ください!
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英語対応も可能です!English-speaking staff is available.
この施工事例は街の屋根やさん神戸西店でもご紹介しております。
宝塚市で行った鳩小屋付きのコロニアル屋根へ断熱対策を行う現場紹介
こちらが、今回断熱性を向上させるために、鳩小屋付きコロニアル屋根へ重ね葺き工事する現場になります。
【建物情報】
・エリア 宝塚市
・築年数 22年
・2階建て木造 戸建て
・屋根材 コロニアル屋根
・現在 ひび割れなどあり
重ね葺き工事には多くのメリットがあります。
例えば、既存の屋根をそのまま残すため、工事の期間が短縮され、コストを抑えることが可能です。
また、断熱性が高まることで、夏場は室内が涼しく、冬は暖かさを保てる快適な環境を手に入れることができます。
さらに、耐久性が向上し、屋根が長持ちするのも大きなポイントです。
ただし、注意点としては、屋根の重さが増えるため、建物全体に負担がかかる可能性があることや、使える屋根材の種類が限られることが挙げられます。
コロニアル屋根は元々が軽量なので工事後の建物への負担も少なく、ぴったりの工事となります。
このコロニアル屋根は今まで塗装などのメンテナンスも行っていないということでした。
築20年未満であれば、屋根の塗装も耐久性の向上に有効ですのでおすすめとなります。
塗装を行うことで屋根の表面を紫外線や水分から保護し、屋根材が色あせたりひび割れたりするのを防いでくれます。
もちろん、既にひび割れてしまっている場合は塗装では補修することはできませんのでお気を付けください。
まずは棟板金を撤去します。
棟板金とは、屋根と屋根の接合部に被せてある板金材で、屋根の一番高い位置に取り付けられています。
今回は重ね葺き工事なので屋根材の撤去は必要ないのですが、この板金材は邪魔になるので撤去します。
撤去した棟板金はこちらで処分しますのでご安心ください♪
費用も工事のお見積りに含まれていますので、追加でいただくこともございません。
棟板金の下に入っている下地の木材も撤去します。
屋根の下に貼る防水シートですが、耐久年数はおおよそ25年くらいと言われています。
防水シートのメンテナンスに関しては、屋根の重ね葺き、もしくは葺き替えを行わないと改善できません。
今回は「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートを使用します。
従来の防水シートと比べてゴムの繊維が含まれているので、屋根材を固定する際にビスなどを貫通させても漏水しない素材になっています。
施工が比較的容易で、耐久年数も35年以上と長持ちするため、費用対効果も良いとされている防水シートです!
長期的な雨漏り対策の期待もできる、優秀な防水シートです。
端部に関しては立ち上げるような形で貼っていきます。
鳩小屋付きのコロニアル屋根へ断熱対策 主役の新しい屋根材
防水シートが敷けたら、新しい屋根材を葺いていきます。
今回使用する屋根材はIG工業さんが製造する「スーパーガルテクト」です。
【IG工業スーパーガルテクトの特徴】
・断熱材が屋根材に取り付けられている為、断熱効果が高い
・金属屋根ですがガルバリウム鋼板なので錆に強い
・非常に軽量なため耐震性が高い
・引っ掛け工法により台風や地震に強い
この屋根材は材質がガルバリウム鋼板(鉄とアルミの混合金属)でできているのでひび割れる心配もありません。
この屋根材は、屋根材同士をひっかけて設置し、更にビス止めを行って固定しています。
その為、台風や地震にも強い屋根材となります♪
弊社の現場では現在ほとんどの屋根工事でこの屋根材を使用しています。
スーパーガルテクトのメリットとデメリットも紹介しておきますね。
【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・重量は瓦屋根の10分の1
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・割れることがない
【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20~25年で色あせ、塗装する必要がある
スーパーガルテクトには2種類のグレードと豊富なカラーバリエーションがあるのでご紹介いたします。
【カラー展開】
フッ素グレード
・ブラック
・ブラウン
標準グレード
・ブラック
・ブラウン
・チャコール
・グリーン
・ブルー
・ワインレッド
フッ素グレードは表面の色あせ保証が標準グレードよりも5年長くなっています。
今回の現場ではブラウンを使用しました。
屋根材を葺き終えたので、棟板金の下地材を取り付けます。
下地には木材が使用されることが多いですが、そのほかにも
・防腐木材
・樹脂
など合わせて3つの材質があります。
【木材】
・費用が安い
・時間とともに腐食の可能性がある
【防腐木材】
・木材に比べて耐久性が高い
・腐食や害虫の被害を防ぐために処理されている
【樹脂】
・長持ちし、メンテナンスが容易
・耐水性や耐腐食性に優れているが、木材に比べてコストが高め
等、様々なメリットデメリットがありますので現場ごとに適切な材料を選択するようにしています。
ちなみに今回の現場では樹脂の下地材を使用しました。
下地を取り付けたら上から棟板金を被せます。
材質はガルバリウム鋼板の板金材を使用します。
軽くて錆にも強いのでおすすめの材質で、弊社では屋根を葺き替える際の屋根材としてもよく使用しています。
強風にあおられて飛んで行かないように、ステンレスのビスでしっかり固定します。
ジョイント部分にはコーキングを挟み込んで、漏水対策を行います。
鳩小屋の周囲の屋根と屋根が取り合う部分には雨押え板金を取り付けます。
鳩小屋は屋根裏の湿気などを喚起する為につけられていますが、屋根の中でも雨漏りしやす場所になるので止水対策は万全にしておきます。
最後にシーリングも打設してコロニアル屋根のカバー工法工事は完了です。
宝塚市で行った鳩小屋付きのコロニアル屋根へ重ね葺きを行った工事の保証内容と費用
工事費用に関しては75㎡の屋根面積に対して900,000円(足場代含む)となりました。
今回使用した屋根材のIG工業スーパーガルテクトには、メーカー保証が付いています。
・表面の塗膜が剥がれないこと
15年
・表面に錆が発生しないこと
20年
・表面に穴が開かないこと
25年
上記に加えて弊社の工事保証として
・屋根からの雨漏り
・屋根材の飛散
に対して15年間の保証もお付けしております。
更にアフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、ご利用ください。
コロニアル屋根は天気の影響をとても受けやすい屋根材となっています。
屋根のメンテンナンスを15年以上放置していませんか?
塗装だけでは屋根の状態をよくすることはできませんので、屋根の状態が気になる方は是非弊社までご相談ください♪
この度は、ご成約いただきありがとうございました!
屋根の状態というのは雨漏りでもしない限り、目にする機会がない方がほとんどです。
ですが、屋根の上に上がって状態を確認するのは危険が伴います。
無理をせず、プロにお任せください。
現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ!
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