街の屋根やさん宝塚店の魚住です。

今回は、宝塚市の2階建て木造住宅で行ったPC50を使用した雨樋交換工事　の施工事例のご紹介です。

経年劣化で「雨樋から水漏れやひび割れが発生している」というお問い合わせはよくいただきます。
今回は別の工事で組んでいた足場を使用することで足場代を節約することができました。

雨樋の交換を検討されている方は是非参考にしてみてください。

「修理するかどうかはわからないけど、私の家の場合はどのくらいの費用が掛かるのか気になる・・・」

など、気になる点がございましたら弊社の「無料点検」をご利用ください！
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この施工事例は街の屋根やさん神戸西店でもご紹介しております。

PC50を使用した雨樋交換工事　現場紹介

こちらが、雨樋工事としてパナソニック製のPC50へ交換する現場になります。

【建物情報】
・エリア　宝塚市
・築年数　35年
・2階建て木造住宅
・雨樋　塩ビ製　角樋
・現在　水漏れあり

雨樋は屋根から雨水を直接受ける軒樋と屋根上の地上へ排出するための縦樋に分かれています。

軒樋は屋根の端部についており、水を集めて縦樋へ流し込むような形でつけられています。

縦樋を流れた水は地面や排水管に繋がっています。
軒樋と縦樋交換工事はそれぞれ費用が異なりますのでご注意ください。

雨樋工事を行う前の軒樋はジョイント部分が劣化して水漏れしていました。

雨樋の中でもジョイント部分は劣化しやすく、水が漏れやすい箇所となります。

塩ビという素材は暑さや寒さの温度変化で伸縮します。

この繰り返しによりジョイント部にストレスがかかりひび割れやすくなります。

既存の雨樋は樋の中に泥や苔がかなり溜まっている状態でした。

樋の中にごみが溜まると、雨水の流れが悪くなり樋の中に水が溜まってしまいます。

そうなると、樋に負担がかかり破損させる原因となってしまいます。

防ぐためには可能であれば、定期的な清掃が効果的です。

こちらは交換前の縦樋です。
こちらも集合マスから雨水が溢れてくるようです。

今回は縦樋も一緒に交換していきます。

PC50を使用した雨樋交換工事　既存の軒樋を撤去

まずは縦樋を固定している金具を外して撤去を行うのですが、軒樋は外す前に清掃しておく必要があります。
泥などが溜まっていることがあり、外した際におうちの周りを汚してしまうことがあります。

その為外す前にチェック、清掃をしてから外していきます。

雨樋が撤去できたら、既存の雨樋を固定していた固定金具も撤去します。

この雨樋の固定金具はモルタル製の破風板の中で釘固定されており抜くことができませんでした。
その為、金具の根元で切断して撤去します。

切断する際はザビが発生しないように清掃し、注意しながら施工するようにします。

外した廃材は固めて仮置きした後、トラックへ積んで処分します。

PC50を使用した雨樋交換工事「PC50」取り付け

新しい雨樋を取り付けるために固定金具を取り付けます。

こちらはステンレス製の金具を使用しているので錆びることはなく、安心です。

ステンレスは錆びにくく、長期間にわたって高い強度を保ってくれるのでメンテナンスが少なくて済むのがうれしいポイントです。

雨樋を取り付ける際は雨水が正しく流れるよう、水上と水下で勾配の調整を行います。

勾配を適切に設定していないと、水の流れが悪くなってしまいます。

水の流れが悪くなると樋の中に水が溜まり、重量により圧力がかかり樋を破損させてしまう原因にもなり得ます。

更には、溜まった水が溢れてしまうと建物の壁や基礎にダメージを与えてしまうこともあります。

新しい雨樋を設置していきます。

今回使用した塩ビ鋼板雨樋は「パナソニック製PC50」となります。

最近はほとんどの雨樋交換の現場でこちらの雨樋を使用しております。
中に鉄板が入っているタイプなので街の屋根やさん宝塚店では一押しの雨樋です。

カラーバリエーションも豊富なため、既存の雨樋に近い色を選んでおります。

新しい雨樋を取り付けたら、今度は集水器を取り付けます。

ご自宅周りに草木が多い場合は、この部分に落ち葉除けのネットを取り付けると詰まりにくくなるのでおすすめです。

雨樋のつなぎ目はジョイントパーツを取り付ける必要があるので、水漏れしないよう接着剤を塗っておきます。

PC50を使用した雨樋交換工事　縦樋の撤去

お次は竪樋を撤去していきます。

適当な長さに切断しながら撤去していき、固定金具も同時に撤去します。
軒樋の撤去時と同じように、おうちの周りを汚さないよう注意して取り外します。

PC50を使用した雨樋交換工事「竪樋60」取り付け

次は縦樋の固定具を取り付けます。

縦樋の固定金具は着色メッキを使用しています。
ステンレス製の固定金具もありますのでご希望の方は工事前にご相談ください。

縦樋を取り付けます。

縦樋を取り付ける際はゆがんでいないかも確認しながら真っすぐ取り付けます。

ジョイント部分は軒樋と同様接着剤をしっかり塗ることがポイントです。

縦樋の湾曲している部分にはエルボと呼ばれる部品を取り付けます。

障害物を交わして取り付ける際に使用する部材となっていますが、数はできるだけ少ない方がいいのでルートをうまく確保することも大切です。

エルボを多く使用すると費用も高くなってしまう上、詰まりやすくもなってしまうため気を付けて施工するようにしています。

軒樋と既存の縦樋を集水器で接合して雨樋交換工事は完了です。

雨樋交換の際は基本的には足場が必要になります。
その為費用を抑えるために、今回のように屋根や外壁の工事などと一緒に樋交換の作業を行うと良いかと思います。

雨樋の部分修理も対応可能ですので、気になる方はご相談ください。

PC50を使用した雨樋交換工事　費用と保証内容

今回は軒樋・縦樋の両方を交換させていただきました。
樋の長さの合計80mに対し、費用は220,000円となりました。

足場代が樋交換の為だけにかかっていないのでお安く済んだ感じがしますね。

雨樋を全交換した際は、8年間の工事保証をお付けしております。

・水漏れ
・飛散
・ひび割れ
が保証の対象となります。

アフターサービスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、ご利用ください。

この度は、ご成約いただきありがとうございました！

建物というのは年数とともに老朽化し、様々な理由で雨漏りしてきます。

どこがどのように雨漏りしているのか？
きちんと原因を突き止めて工事することが雨漏りの解決のカギです。

むやみに大きな工事をしなくても直る場合もあります。
正しい知識で必要な工事が行えるよう街の屋根やさん宝塚店・神戸西店ではご対応させていただいております。

現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ！

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