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宝塚市 寄棟の瓦屋根で葺き替え工事を行う方法 築年数40年以上の木造住宅リフォーム
宝塚市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
宝塚市のお客様より
「自宅の瓦屋根が経年劣化により、漆喰の剥がれが目立つようになってきました。
そろそろ屋根全体の葺き替えを考えているのですが、軽量でおすすめの屋根材があれば教えていただきたいです。」
とお問い合わせいただきました。
現地調査を行い、瓦屋根の状態を確認したところ、軽量で耐震性に優れたスーパーガルテクトへの葺き替えをご提案しました。
屋根の負担を軽減しつつ耐震対策にもつながることから、工事をご依頼いただくことになりました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:14日間
- 築年数:40年以上
- 施工費用:仮設足場160,000円 屋根葺き替え2,400,000円
- 使用材料:垂木 下地用合板 防水シート スーパーガルテクト
街の屋根やさん宝塚店の魚住です。
今回は宝塚市で行った寄棟の瓦屋根で葺き替え工事を行う方法 築年数40年以上の木造住宅リフォームの施工事例のご紹介です。
瓦屋根は耐久性が高いことで知られていますが、年数が経つと今回のように雨漏りが発生することもあります。
屋根からの雨漏りは屋根材の下の防水シートの劣化が原因となることがほとんどです。
そうなると瓦屋根の下にある防水シートを取り換える必要が出てきます。
今回は弊社でも一番使用頻度の高い屋根材のスーパーガルテクトに葺き替えを行って行きます。
「修理するかどうかはわからないけど、屋根の上って見えないし、私の家の場合はどのくらいの費用が掛かるのか気になる・・・」
など、気になる点がございましたら弊社の「無料点検」をご利用ください!
「街の屋根やさん宝塚店へのお問合せ」はコチラ>>>
英語対応も可能です!English-speaking staff is available.
この施工事例は街の屋根やさん神戸西店でもご紹介しております。
宝塚市の寄棟の住宅で瓦屋根から葺き替え工事を行う現場紹介

こちらが今回寄棟住宅で瓦屋根をスーパーガルテクトへ葺き替える現場になります。
【現場情報】
・エリア 宝塚市
・築年数 40年
・2階建て木造住宅
・屋根材 陶器瓦
・現在 雨漏りあり
陶器瓦は、粘土を高温で焼き固めたもので、高い耐久性を持つのが特長です。
風雨に強く、色あせしにくいため、美しい外観を長く維持できます。
さらに、断熱性にも優れており、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境を保ちやすい点も魅力です。
ただし、重量があるため、住宅の構造に負担がかかる場合があることには注意が必要です。

瓦屋根の魅力は、耐久性が高く長期間使用できることです。風雨に強く、美しい外観を保ちやすいため、日本家屋との相性も抜群です。
また、断熱性に優れているため、夏は涼しく冬は暖かく、快適な室内環境を維持しやすいのも特長のひとつです。
ただし、重量があるため、地震の際に建物へ負担がかかる可能性があります。また、瓦が割れたりズレたりすると、雨漏りの原因になることも。
定期的な点検やメンテナンスは必要ですが、適切に管理すれば、長く安心して使える屋根材です。

漆喰の剥がれや落下に悩まれていました。
漆喰が劣化する主な原因は、長年にわたる雨風や紫外線の影響です。
これらの自然環境にさらされることで、少しずつ傷みが進行していきます。
さらに、地震や強風による揺れが加わるとヒビが入り、そこから剥がれ落ちることもあります。
漆喰が剥がれると瓦の固定力が弱まり、ズレが生じやすくなります。
その結果、雨水が侵入し、雨漏りのリスクが高まることに。
特に築年数が経過した建物では、漆喰の劣化が進みやすいため、定期的な点検とメンテナンスが重要です。

まず仮設足場を設置し、既存の瓦屋根と内部の土を撤去していきます。
昔の瓦屋根では、断熱や調湿を目的として屋根内部に土を敷くことが一般的でした。
瓦自体も重量がありますが、この土も相当な重さがあり、屋根面積60㎡の場合、約6トンにもなります。
屋根が重いと地震の際の揺れが大きくなるため、耐震性を考えると軽量な屋根材への変更が有効です。

瓦と土を撤去し終えると屋根下地が出てきました。
瓦屋根を撤去する際はほこりが立つので、仮設足場を設置して養生しています。
洗濯物などにほこりがかかってしまうと大変なので、ご近所さんへのご挨拶も行っておくと丁寧です。
弊社ではお客様に代わって、近隣の方々へのあいさつ文を事前にお配りしております。
耐震性を向上させるためには、屋根材を軽くすることに加え、屋根下地をしっかり補強することも重要なポイントとなります。

続いては、傷んだ下地を補強する作業に取りかかります。
最初に、35mm角の垂木と呼ばれる角材を屋根下地の流れに沿って設置していきます。
既存の小幅板の下には骨組みとなる垂木がすでにありますが、新たな垂木を抱き合わせるように配置することで、しっかりとした補強効果が得られます。
さらに、これによって空気層ができることで、断熱性能の向上にもつながります。

屋根下地として下地用合板を垂木の上に取り付けていきます。
合板は厚さ12ミリ、幅1820ミリ、高さ910ミリの大きな板を使用し、隙間なくしっかりとした下地を形成します。
この合板を垂木にビスでしっかりと固定していきます。
釘での固定を行う場合もありますが、強度を重視するためビスでの固定を推奨しています。

これで新しい屋根材を葺くための丈夫な下地が完成しました。
屋根の下地をしっかりと補強することで屋根材のズレや破損などを防いでくれますので、長期的に安心できる状態を保つことができます。

屋根の葺き替え工事で最も重要な工程ともいえる防水シートを貼っていきます。
防水シートを正しく貼った段階で、すでに雨漏りの心配はなくなります。
防水シートには雨水を遮断してくれるだけでなく、屋根下地の腐食を防いでくれたり、結露によるカビのリスクを減少させてくれます。

今回は「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートを使用します。
従来の防水シートと比べてゴムの繊維が含まれているので、屋根材を固定する際にビスなどを貫通させても漏水しない素材になっています。
施工が比較的容易で、耐久年数も35年以上と長持ちするため、費用対効果も良いとされている防水シートです!

防水シートが敷けたら、新しい屋根材を葺いていきます。
今回使用する屋根材はIG工業さんが製造する「スーパーガルテクト」です。
【IG工業スーパーガルテクトの特徴】
・金属屋根ですがガルバリウム鋼板なので錆に強い
・非常に軽量なため耐震性が高い
・断熱材が屋根材に取り付けられている為、断熱効果が高い
・引っ掛け工法により台風や地震に強い
この屋根材は材質がガルバリウム鋼板(鉄とアルミの混合金属)でできているのでひび割れる心配もありません。
この屋根材は、屋根材同士をひっかけて設置し、更にビス止めを行って固定しています。
その為、台風や地震にも強い屋根材となります♪

弊社の現場では現在ほとんどの屋根工事でこの屋根材を使用しています。
もちろんご希望により、ほかの屋根材を選んでいただくことも可能ですので工事前にご相談ください。
スーパーガルテクトのメリットとデメリットも紹介しておきますね。
【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・重量は瓦屋根の10分の1
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・割れることがない
【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20~25年で色あせ、塗装する必要がある
上記を踏まえてどのような屋根材が合っているのか、ご相談に応じますので工事の際はお気軽にご相談ください。

ガルバリウム鋼板の屋根材は、一般的に20~25年を目安にメンテナンスを行うと良いとされています。
特に、サビや色あせが目立ってきた場合は注意が必要です。早めに塗装を施すことで、屋根の耐久性を維持し、長持ちさせることができます。
また、定期的な点検を行うことで、細かな傷や劣化の兆候を早期に発見でき、修理費用の負担を抑えることにもつながります。
屋根材は、互いに引っ掛ける構造になっており、ビスでしっかりと固定することで安定性を高めます。

スーパーガルテクトには2種類のグレードと豊富なカラーバリエーションがあるのでご紹介いたします。
【カラー展開】
フッ素グレード
・ブラック
・ブラウン
標準グレード
・ブラック
・ブラウン
・チャコール
・グリーン
・ブルー
・ワインレッド
フッ素グレードは表面の色あせ保証が標準グレードよりも5年長くなっています。

屋根材を葺き終えたので、棟板金の下地材を取り付けます。
下地には木材が使用されることが多いですが、そのほかにも
・防腐木材
・樹脂
など合わせて3つの材質があります。
【木材】
・費用が安い
・時間とともに腐食の可能性がある
【防腐木材】
・木材に比べて耐久性が高い
・腐食や害虫の被害を防ぐために処理されている
【樹脂】
・長持ちし、メンテナンスが容易
・耐水性や耐腐食性に優れているが、木材に比べてコストが高め
等、様々なメリットデメリットがありますので現場ごとに適切な材料を選択するようにしています。

下地を取り付けたら上から棟板金を被せます。
材質はガルバリウム鋼板の板金材を使用します。
軽くて錆にも強いのでおすすめの材質で、弊社では屋根を葺き替える際の屋根材としてもよく使用しています。
強風にあおられて飛んで行かないように、ステンレスのビスでしっかり固定します。
ジョイント部分にはコーキングを挟み込んで、漏水対策を行います。
宝塚市でスーパーガルテクトに葺き替え工事を行った費用と保証内容

今回宝塚市にて行った屋根の葺き替えの費用ですが、施工範150㎡に対し、2,400,000円(別途足場代160.000)となりました。
今回使用した屋根材のIG工業スーパーガルテクトには、メーカー保証が付いています。
・表面の塗膜が剥がれないこと
15年
・表面に錆が発生しないこと
20年
・表面に穴が開かないこと
25年
上記に加えて弊社の工事保証として
・屋根からの雨漏り
・屋根材の飛散
に対して15年間の保証もお付けしております。
更にアフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、ご利用ください。

この度は、ご成約いただきありがとうございました!
建物というのは年数とともに老朽化し、様々な場所から雨漏りしてきます。
どこがどのように雨漏りしているのか?どんなリスクがあるのか?等
きちんと原因を突き止めて工事することが雨漏りの解決のカギです。
むやみに大きな工事をしなくても直る場合もあります。
正しい知識で必要な工事が行えるよう街の屋根やさん宝塚店・神戸西店ではご対応させていただいております。
屋根の状態というのは雨漏りでもしない限り、目にする機会がない方がほとんどです。
ですが、屋根の上に上がって状態を確認するのは危険が伴います。
無理をせず、プロにお任せください。
現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ!
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