今回の工事は、築100年以上のとても素敵な古民家の宿と敷地内の倉庫の塗装工事を行いました。

現地調査時です。屋根の塗装は塗膜が剥がれており錆が出てしまっている箇所が多く見受けられました。

外壁の木部は色あせており、古民家といえば古民家らしいですが少し汚いような印象を受けました。

こちらを日本ペイントのファインルーフSiというシリコン塗料とキシラデコールというオイルステイン塗料を使い仕上げました。

今回の塗装は屋根の勾配が40度もあり足場無しでは塗装ができないので屋根足場を組み塗装を行いました。

ケレンの時はメッシュシートをかけ塗膜が飛散しないようにしました。

屋根の塗装はまず既存の塗膜をすべて剥がす第二種ケレンを行いました。

ディスクグラインダーやヤスリなどを使いすべての塗膜と錆を手作業で取っていきます。

通常は第三種ケレンという方法が多く剥がれた塗膜やゴミなどを取る方法が多いですが、今回はかなりの劣化だったので第二種ケレンを行いました。

下塗りをした後は、中塗り→上塗りとなります。

今回使用した塗料は日本ペイントのファインルーフSiというシリコン塗料を使いました。

2液タイプの塗料で硬化剤と主剤が分かれています。

配合を間違えたり攪拌が足りないとダマにになったり、硬化せずにだれてしまいますので注意が必要です。

屋根が終了すると最後に外壁の木部塗装になります。

木部についているゴミやクモの巣などをブロアーや掃除機を使いすべて取っていきます。

木部の塗装には木目を生かしたキシラデコールというオイルステインタイプの塗料をつかいました。

今回の外壁は全て刷毛で塗装しました。

劣化が激しく吸い込みが多く予想の3倍の量を使いました(笑)

外壁が終わり今回の施工は終了となりました。

庭も綺麗になりピカピカの屋根と重厚感ある木部でとても素敵な古民家の宿と変貌しました。

オーナー様にもとてもお喜びいただきました。

街の屋根やさん山梨店では塗装工事も請け負っております！お見積りは無料ですので、お気軽にご相談ください！！