現地調査時の瓦

みなさん、こんにちは！
街の屋根やさん山梨店です。

瓦屋根が崩れているとご相談をいただきました。
写真のように、棟瓦が崩れて屋根に落下しています。

今回の屋根は、瓦の下に土を敷き詰める、土葺き工法です。
その為、土も崩れていますね(>_<)

瓦が1階の下屋根や近隣に飛散・落下すると、二次被害につながります。

経年劣化で棟を固定している銅線が切れると、
・棟瓦の歪み
・漆喰のひび割れ、崩れ
が起こります(>_<)

棟瓦が歪んだ場合は、取り直し工事を行います。
取り直し工事とは、棟を解体し、一から積み直します！

漆喰は瓦を固定するために詰められます。
2枚目写真のように、漆喰が崩れている場合は、
漆喰詰め直し工事を行うことが大切です！

鬼瓦とは、棟の端に取り付けられる瓦です！
魔除けのために鬼の形をしていたり、
火災を防ぐために「水」と漢字が刻まれているものもあります(^^)/

鬼瓦も、漆喰と同じように
・雨水の浸入防止
・瓦の固定
といった役割を担います。

調査時には、写真のようにズレて落下しかかっています。

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棟瓦の積み直し工事

瓦が崩壊した際に、土葺きで使用されていた土も崩れています。
土もすべて、一旦撤去します！

その後、棟瓦を積み直します(^^)/
今回はシルガードという漆喰で固定します！

棟瓦を積み直す際に、漆喰も詰め直します！
写真は、のし瓦（四角い棟瓦）を積み直した後の写真です！

使用したシルガードは、昔ながらの漆喰とシリコンが配合されたものです。
通常の漆喰に比べ防水性が高いです！
その分耐久性も上がりますよ(^^)/

最後に、冠瓦を棟の頂上に設置します(*^^*)

特に築年数が20年以上経過すると、
棟の歪みが起こっている住宅が多いです。

屋根トラブルが起こる前に、定期的な屋根調査を行いましょう！

鬼瓦は、漆喰で固定されます。
また今回は、一部シーリング処理を行いました。

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