山梨県甲府市にて歪み、劣化した後に強風などの影響により飛散してしまった雨樋の交換と新規雨樋の取付工事を行いました。

雨樋は住宅に於いてその名の通り屋根などに降りかかる雨を雨樋がキャッチし、
そのまま住宅を経由せずに地面へと流す役割を持っています。

こちらは現地調査時の写真です。

雨樋が歪み、雨樋や雨樋を付ける為の金具も飛散してしまっている部分も見られます。

このような状況になる原因としては、

雨樋の歪みに関しては、大雪などの影響で雨樋にかなりの量の雪が降り積もることで、
雨樋が重量オーバーとなり歪んでしまう。

雨樋の飛散に関しては、雪害などで歪み劣化してしまった雨樋が台風などの強風にあたることで飛散してしまったと考えられます。

先ほど述べたように雨樋は雨から住宅を守る役割を担っています。

雨樋が歪んでしまっている状態でかなりの量の雨が降った場合、

雨樋がうまく水勾配（水が流れるように集水器に向けて若干斜めの坂のような状態）が取れていない状態で水が流れてくるため

詰まってしまい、あふれかえり外壁などに流れ込み、雨漏れなどの被害が起こってしまう可能性もあります。

さらに今回は雨樋の歪みだけでなく、そもそも雨の受け皿の雨樋が住宅にない状態だったので
早急に雨樋の交換工事・新規取付工事をを行いました。

まず残っている部分の歪んでしまった雨樋部分を撤去しました。

今回は雨樋を支える部分の金具もかなり劣化していたため
こちらも新しいものに交換しました。

金具設置の際は、水勾配をしっかりとる為、色のついたタコ糸のようなものを
水の流れに見立て、これを目印に金具を設置します。

金具通りに雨樋を設置すれば完了です！

これで梅雨の季節が来ても一安心ですね。

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