高所での作業が出来るように作業スペースを設け、組み立てていきます。

一本路地に入ったところなので周りに気を付けて慎重に組んでいきます。

足場が架かりましたら、作業時に発生する、砂埃などを散布しない様しっかり養生していきます。

これで足場は完成です。

丸一日かけて行うため、この時期は日暮れが速いため時間との勝負になります。

足場が架かりましたら、早速既存の雨樋を撤去していきます。

高所から一本一本降ろしていき搬出していきます。

雨樋をすべて外し終えましたら早速新しい雨樋を取り付けていきます。

今回は取り付け金具も錆びていたので金具ごと交換です。

軒天も併せて張っていきます。

今回はケイカル板を使用していきます。

ケイカル板はケイ酸カルシウムボードと呼ばれる不燃建材の一つで、耐火被覆材としても用いられます。

ケイカル板で軒天を張り終えましたら、塗装で仕上げていきます。

今回は白色で仕上げます。

続いて漆喰補修工事に入ります。

全体に剝がれ下地が見えている状態になっています。

漆喰が剝がれ一部の下屋根ののし瓦が完全にとれている箇所も見受けられたのでこのままでは危ないですね。

今回は漆喰の詰め増しでの施工で行っていきます。

大屋根は完了です。

詰め増しすることで綺麗になり吹込みによる雨の浸水もひとまず安心ですね。

漆喰は調湿効果もある為暮らしの中でも欠かせない役割を担ってくれます。

　
一部の瓦がかけてズレている状態だったのでサービスで漆喰を詰めさせて頂きました。

葺き土がほとんど残っておらずスカスカの状態だったのでいつ落ちてしまってもおかしくありませんでした。

今回は予算の兼ね合いもあり、補修で行いました。