高所での作業になるため足場は必ず必要になります。

施工中に古い漆喰の欠片や塗料が飛散しないように足場に養生をしていきます。

また、作業を安全かつ効率よく行えるように階段も欠かせません。

足場職人たちはこの規模の足場を2.3人で一日かけてしっかり組んでいきます。

外壁の塗装をする前の工程として高圧洗浄があります。

外壁についた汚れを落とし綺麗にしていきます。

外壁についた汚れや苔が綺麗に落ちました。

汚れが残ったまま塗装を行うと塗料の密着が阻害されてしまい、塗装後にすぐ塗膜が剥がれてしまう恐れがあります。
今後長く綺麗な外壁であり続けるために洗浄作業は欠かせない作業です。

外壁部分の亀裂を補修していきます。

今回のお家の場合、外壁の亀裂から水が浸み込み雨漏りの原因になっていたので補修はしっかりと行っていきます。
補修をしたうえで外壁の塗装を行い防水性を持たせ雨風に負けないようにします。

補修、プライマーによる下塗りが終わったら塗装を施していきます。

十分乾燥したことを確認し中塗り。
また、乾燥させて上塗り、と同じ塗料を2回塗っていきます。

外壁だけではなく雨樋も一緒に綺麗にします。

雨樋も直射日光に当たり続けていると劣化していき最後には割れてしまいます。

しかし、塗装をして保護してあげれば寿命を飛躍的に伸ばすことができるのです。

樋の塗装が終わりました。

陽の光を受け綺麗な光沢が出るほど美しく生まれ変わりました。

塗装工事が終わりいよいよ漆喰の工事、に入る前に剥がれ落ちている漆喰はしっかり回収しておきます。

詰める箇所の周囲を養生し、他の部分に漆喰が付かないようにします。

養生の位置を修正しながら漆喰を詰め直していきます。

その後は漆喰を乾燥させるため、しばらく時間を置きます。

漆喰が完全に乾いたら養生を外し完成になります。

真っ白で綺麗な漆喰に仕上がりました。

最初の劣化してしまっていた状況とは見違えました。

新しい漆喰で瓦が固定されました。
これで瓦がずれる心配もないでしょう。