まず足場工事から入っていきます。

勾配のある場所で安全に作業が出来るよう、上部にステージを設け作業効率を上げます。

足場が完成したら早速瓦降ろしの作業に入ります。

トラックに積んで撤去していきます。

瓦降ろしが終わったら次に下地を作る為に桟木を打っていきます。

打った桟木に沿ってコンパネ下地を葺いていきます。

一般的にはコンパネと言われますが、今回躯体構造に用いられる合板なのでこの場合は構造用合板と呼ばれます。

これで最初の下地は完成です。

改質アスファルトルーフィングと呼ばれるこの下地は、防水シートの中ではトップクラスに優秀な下地材です。

この作業を完了した地点で雨漏りを完全に防ぐことが出来ます。

ただこのままでは紫外線によりルーフィングが収縮し割れてしまうので最後の仕上げとして屋根材を葺いていくのです。

今回はダンネツトップと呼ばれる断熱材が組み込まれた屋根材を使用していきます。

嵌合部にはそれぞれ返しが付いておりさらに上からビスで揉んでいく事で無理やり剥がそうとしても剥がれない施工方法になります。

全体に屋根を葺き終えたので次は棟の板金部分を施工していきます。

下地として桟を打ち上から棟の役物を施工していきます。

棟部分の完成です。

谷の部分や細かい箇所も綺麗に施工されていますね。

万一に備え雪止めも設置しました。

最後に太陽光パネルを設置するため、専用の取付金具を取り付けていきます。

穴開けが不要な屋根材なので雨漏りの心配がありません。

太陽光パネルは割れやすいので慎重に取り付けていきます。