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堺市堺区で経年劣化が見られる面戸漆喰の塗り替えを行いました
堺市堺区 漆喰取り直し 面戸漆喰の塗り替え
【工事のきっかけ】
経年劣化で漆喰や面戸土の落下が有ったので
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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堺市堺区より経年劣化で、近頃白いもの(漆喰)や面戸土がパラパラと落ちて来る事が有り点検調査をと依頼を受けました。
点検調査のうえ、写真でご説明していぶし瓦の劣化や割れ・ズレは見られず、写真の丸印や矢印の漆喰・面戸の欠落のみで、現状で塗り替えメンテナンスをしておけば屋根全体の寿命が伸びて、建物にも好ましい旨報告し、塗り替え工事をご下命頂きました。
大屋根の漆喰の改修から取り掛かりました。
左写真は、在来の漆喰と面戸をメクリ落とした状態です。
清掃・下地土の補充を行い、のしや冠に支障がないか確認して、面戸漆喰を塗り上げました。(右写真)
次に下屋の壁際のし瓦部分の漆喰も塗り替えました。
この場合も壁水切りとのし瓦との納まりを注意しつつ、ズレや隙間が生じないように漆喰を仕上げて行きます。
下屋棟と鬼瓦や棟収めの部分も同様に、既存のメクリ処理をして漆喰仕上げを行いました。
最後に谷樋部分の漆喰を施しました。
平瓦のカット部なので葺き土の流失状態を確認しつつ、補充してひずみのないように漆喰を塗り上げました。
今回のお客様のように、注意を払って屋根や外壁を常に見らおれていて少しの変化が生まれたときに、点検を依頼されメンテナンスを行えば建物(財産)を永くあんしんしてお住まいになれますし、早期補修で費用面でも廉価に対応出来ます。
仕上げ写真等をお見せして、この先8～10年後にメンテナンスを再度お考え下さいとお伝えし引き渡ししました。
漆喰は現在ホームセンターなどで購入でき、時間を掛けて慎重且つ丁寧に塗っていけば案外仕上がるものです。
しかし、勾配の有る高所での点検や作業には多くの危険が有り、落下転落等での怪我や最悪転落死にも至ります。
また、のし瓦よりはみ出して漆喰を塗り上げたり継ぎ足してひび割れた仕上げ状態は逆に、瓦や屋根の寿命を縮める原因となります。
やはり、信頼できる専門業者などに依頼されて安心を得られるのが最善と思われます。
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