強風でフックが外れてしまった波板の調査

強風を受けた事で、波板を固定しているフックに外れや浮きが発生しています。
お客様がご自身で紐でくくりつけて固定し、応急処置をされていました。
フックはプラスチック製の物が使用されていました。
プラフックは耐久性があまり高くなく、紫外線や風雨を受ける事で強度が低下していきます。
環境によっては劣化が早まり耐用年数が短くなってしまいます。
そのため今回の強風に耐える事ができず、外れてしまったと見られます。

フックの交換工事をご提案

今回波板の割れや破損はなくフックのみの破損であったため波板は継続使用し、フックは全てポリカ製への交換をご提案しました。

強風で外れたフックの交換をします

梯子をかけて物干し場屋根に上がり、フックの交換をしていきます。

雨樋に詰まりや破損がなく適切に排水できている事かどうかの確認を行います。
物干し場やベランダの雨樋は普段波板の下に隠れており、波板を外したタイミングでしか清掃を行えません。
当店では通常の波板交換の際には必ず清掃を行います。
ですが、今回はフックのみ交換を行なうため、波板のズレや破損を防ぐために全て取り外す事はしませんでした。
雨樋の端から端まで清掃はできませんでしたが屋根の端の波板を1枚仮撤去し、竪樋（たてどい）に繋がる上合（じょうご）周辺に溜まっていたゴミは取り除き清掃しました。
清掃後に散水を行ったところ、適切に排水されている事が確認できました。

フックの留め替えが完了しました。
しっかりと波板を固定し、屋根の下から見ても浮きや隙間などがなくなって雨が入り込む心配もありません。
波板のバタつきが解消され、飛散の心配や近隣へのご迷惑を心配する事もなくなりました。
安心して物干し場として使用していただける様になりました。

フックの留め替え工事が完了しました

強風で波板のフックが外れてしまった物干し場のフックの留め替え工事が完了しました。
波板に劣化や破損がなくフックのみの破損であったため、波板はそのままでフックを全てポリカ製へ交換しました。
お客様もフックのみの交換を希望されていたため、ご満足いただけました。
仕上がりについても『仕事が丁寧でした！ありがとうございました』と嬉しいお言葉をいただきました。
当店では「これだけの事でも大丈夫かな？」と思われる様な些細なご相談でも承っております。
些細な事がいずれ大きな被害につながる場合もありますので、お気軽にご相談下さいね。
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