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堺市南区|台風被害で破損した雨樋交換工事・ガレージの改修・勝手口通路の波板張り替え工事
堺市南区 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
【工事のきっかけ】
堺市南区のM様より「台風で雨樋が外れた。火災保険を申請するために見積書が欲しい」とご相談を頂いた事が工事のきっかけになりました。
雨樋は以前の業者の施工不良もあり、台風で外れたり折れ曲がっていました。
外れた雨樋はM様の手の届く範囲でインシュロック(結束バンド)で固定されていました。
雨樋や軒先モルタルには、以前に瓦屋根からガルバリウム屋根に葺き替えた際の前業者の施工不良が散見されました。
M様には
●雨樋交換工事
●軒先モルタルの補修
●老朽化したガレージの改修
●勝手口通路の波板張り替え
についてご相談頂き、工事を行なう事になりました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間:17日
- 築年数:約40年
- 使用材料:【雨樋工事】パナソニック製シビルスケア(PC50アイアン製雨樋)、吊り金具、掴み金具、ワイヤー
【軒先モルタル補修】モルタル、ラス網
【ガレージ工事】スチール製シャッター、鉄骨支柱、セラMレタン(上塗り塗料)
【波板工事】ポリカーボネート製波板、セルフドリルビス、ポリカフック
【足場設置】
台風で住宅の広範囲で雨樋が外れたり破損しています。
雨樋の受け金具も緩みや歪みがあり、いつ外れてもおかしくない状態でした。
雨が降ると大量の雨水が外壁や地面に落ち、近隣にもご迷惑をかけてしまうとお困りのご様子でした。
既存の雨樋を全て撤去していきます。
雨樋を固定している受け金具も破損や緩みがあるため再利用する事はできず、一緒に撤去します。
以前の業者の施工不良で、屋根からの雨水が軒樋に入らない状態になってしまっていました。
軒樋に水が入らないと屋根から直接地面に雨水が流れ落ちて水溜まりを作ったり、地面で跳ね返った雨水が住宅を汚したりする等不具合が起こります。
今回屋根の下部に新しく板金を取り付けて、きちんと雨樋に水が流れる様に調整を行いました。
▶屋根工事、外壁塗装、リフォームの現場で見た間違いだらけの施工例
既存の受け金具を全て撤去したら、新しい支持金具を取り付けていきます。
正面打ちで支持金具をビスで留め付けます。
水勾配(傾斜)を考慮し、雨水が適切に集水器に流れていく様に取り付けます。
今回使用したのはパナソニック製のシビルスケアPC50という製品です。
アイアンと呼ばれる素材で硬質塩化ビニル樹脂の中にスチール芯が使われており、プラスチックの腐食しない耐久性・スチールの強度を併せ持っているとても丈夫な軒樋です。
▶パナソニック製シビルスケアPC50について
軒樋に上合(じょうご)を取り付けたら、竪樋(たてどい)を繋げます。
上合は軒樋が受けた雨水を集め、竪樋へと誘導する役割を持っています。
外壁に取り付けた掴み金具で竪樋を固定します。
竪樋と這樋(はいどい)を繋げます。
這樋は上の階の竪樋から下の階の上合に水を運ぶために屋根に這う様に取り付けられます。
下屋の軒先まで這わせる必要があるため、屋根によっては長さが必要になり風の影響を受けやすい部位です。ズレたり飛ばれされてしまわない様に、ワイヤーを使用してしっかりと屋根に固定しました。
こちらの住宅は4年程前に瓦屋根からガルバリウム屋根へ葺き替え工事を行なったとの事です。
その際の業者が丁寧な工事を行なわなかった事で、軒先のモルタルが破損してしまったそうです。
補修されている部分もありますが、下地のラス網が見えていていい加減な補修であったり、そもそもモルタルが欠損したままになっている箇所がありました。
▶屋根工事、外壁塗装、リフォームの現場で見た間違いだらけの施工例
軒先の破損している箇所は全てモルタルで埋め、補修を行います。
まず下地になるラス網を張って、その上に塗るモルタルが剥がれてしまう事を防ぎます。
ラス網を張ったら、モルタルの下塗り作業を行います。下塗りはわざと厚く荒く塗っておきます。
荒く塗る事によって仕上げモルタルの密着性を高めます。
下塗りのモルタルが乾いたら、仕上げ塗りを行います。
モルタルが破損したままの状態ではそこから雨水が入り込み、いずれ下地材が腐食する等の心配がありましたが、補修を行って防水性が復活しました。
破損している部分全て塗ったら、モルタル補修は完了です!
既存のシャッターボックスは錆びて腐食しており屋根の波板もめくれ、支柱である鉄骨のペンキが剥がれていました。
そこで、老朽化したシャッターボックス・波板を撤去して新しく設置する事をご提案させて頂きました。
腐食しているシャッターボックスを解体・撤去していきます。
シャッターボックスの枠は木材が使用されていました。劣化してボロボロになっています。
波板も撤去していきます。
経年劣化してビスで留めている穴が割れて広がりしっかりと固定できていない状態です。
いずれ強風を受けたら破損したり飛ばされていたかもしれません。
新しいシャッターを設置するための鉄骨支柱を設置します。
コンクリート地面・塀にL字にアンカーボルトを使用してしっかりと固定させました。
既存の支柱とも繋げた事で、新しい支柱が歪んだり倒れたりする心配はありません。
新しいシャッターボックスを設置する土台ができました。
既存支柱のケレン作業を行います。
ケレンとは塗装を行う前の下処理の事です。
錆びて塗装がボロボロめくれている状態で、この上に新しく塗装を行う事はできないため綺麗に錆びと古い塗装を落とします。
この作業を行う事で塗装面との密着性を高めます。
ケレン作業が終わったら錆び止めを塗布します。
錆び止めを塗る事で錆びの進行を防ぎ、下地面と仕上げ塗料面の密着性を良くします。
錆び止めがしっかり乾いた事を確認したら、仕上げの塗料を上塗りします。
今回使用した上塗り塗料は、セラミック変形ウレタン樹脂によより耐久性と低汚染性に優れている塗料です。刷毛やローラーを使用して丁寧に塗り上げ、しっかりと乾燥したら支柱の塗装は完了です。
今回は手動シャッターを設置します。
シャッター上部にあるボックス部分のアングル、ブラケットを取り付けます。その中にシャフトを取り付けます。
シャッタースラットを巻き取る軸です。
このボックスの中に巻き取られたシャッタースラットが収納されます。
シャッタースラットを取り付けます。
スラットは細長い部材をかみ合わせて蛇腹状になっており、シャッターボックスの中にコンパクトに収納される様になっています。
シャッターボックスの天面と正面のケースを取り付けて、シャッターの設置が完了です。
手動シャッターはスプリングの力で巻き上げるため、電力が必要なく停電時にも開閉できるメリットがあります。
軽量なため、開閉もしやすくなりました。
錆びて腐食していたシャッターが新しくなって見違えるように綺麗になり、美観性がアップしました。
支柱の塗装を終え、新しいシャッターを取り付けたガレージの屋根にポリカーボネート製波板を張っていきます。
こちらのガレージの屋根は『R型』で、屋根がカーブしている形状です。
ポリカーボネート製波板は耐久性・耐衝撃性に優れていますが、加工がしやすく柔らかさがあります。
そのため屋根の形状に合わせてカーブさせ、取り付ける事が可能です。
セルフドリルビスを使用して波板を固定しました。
セルフドリルビスとはビスの先端がドリル状(切り刃)になっていて、このビス1本で下穴を開け、タップを立て、締め付けまでをこなすことができます。
ポリカ波板のカラーはクリアマットを使用し取り付けて、明るく柔らかい印象のガレージになりました!
軒樋を設置します。
こちらのガレージは隣家の敷地との境界部分に設置されているため、雨樋がないと屋根から流れ落ちた雨水が隣家の敷地に直接落ち、ご迷惑をかける事になってしまいます。
軒樋と竪樋を繋げます。
竪樋はコンクリート塀に沿って取り付け、雨水が地面にスムーズに流れる様に設置しました。
竪樋は掴み金具でしっかりと固定して、雨樋の設置が完了です。
ガレージの工事が全て終了しました。
防犯性・防水性も向上して安心してガレージを使用していただける様になりました♪
勝手口通路の波板も破損しています。
暴風で飛散した際にお客様がご自身で外れた波板を屋根に乗せたそうです。
波板は固定されていなかったため、再度風を受けると飛んでしまう恐れがありました。
また、波板も通常設置する向きと逆になっていたため、雨水の排水もしづらい状態です。
屋根、通路の目隠しとして設置していた塀の波板を全て外して撤去していきます。
新しい波板を張り、ポリカフックで固定します。
乳白色半透明というカラーの波板を使用しました。
隣家との境目で目隠し効果があり、壁材としてよく使用されるカラーです。
既存の屋根には雨樋が設置されていませんでした。
雨樋がなければ、雨が降るたびに屋根から
雨水が落ちてきて地面ではねた泥水が外壁や塀等を汚してしまうことになってしまいます。
それを避けるため新しく雨樋を取り付けます。
波板のフレーム(枠組み)を補強するために支柱を新しく設置しました。
ここに新設する竪樋を固定します。
既存の屋根には雨樋が設置されていませんでした。
雨樋がなければ、雨が降るたびに屋根から
雨水が落ちてきて地面ではねた泥水が外壁や塀等を汚してしまうことになってしまいます。
それを避けるため、新しく雨樋を取り付けます。
竪樋を取り付けて軒樋と繋げました。
銅線でしっかりと支柱に固定し、雨樋の設置は完了です。
排水機能が向上して、雨が降っても濡れずに勝手口を使用していただけます。
全ての工事が完了しました。
お客様は台風で破損した雨樋だけでなく、前業者が工事を行なった際の不誠実な対応・施工にお困りの状態でした。
今回当店にて工事を行ない、仕上がりにとてもご満足いただけました。
当店では屋根工事だけでなくガレージや外壁の工事等も承っておりますので、お住まいのお困り事がありましたら、当店まで気軽にお問い合わせ下さい!
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