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堺市南区にて屋根カバー工法工事を行なった施工事例｜スレート屋根から横暖ルーフ
堺市南区 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
堺市南区にて、築２５年のお住まいで屋根のメンテナンスを１度もしておらず、お客様は屋根塗装か屋根カバー工法工事のどちらかを検討されていました。調査を行うと既存のスレート屋根は劣化していて耐用年数も過ぎていると見られます。お客様に塗装よりもカバー工法で新しい屋根にした方がいいとご提案し、横暖ルーフでの屋根カバー工法工事をご提案させていただきました。
足場の設置を行い、カバー工法なので既存のスレート屋根の上からルーフィングを敷設しました。ルーフィングの次に、屋根の先端であるケラバや軒先の水切り金物を取り付け、棟板金の下地となる貫板の新設も行いました。横暖ルーフを水下側から水上側えと順番に張り、棟板金を固定し、最後に軒樋を新設して屋根カバー工法工事が完了しました。
工事が終わり、『初めての屋根や外壁のメンテナンス工事をしたけど仕上がりにも満足していて工事をしてよかったです。他にも悪い部分がでてきたらまたお願います。』との嬉しいお言葉をいただきました。
屋根、外壁工事は街の屋根やさん堺店にお任せください！ご連絡お待ちしております。
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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基本情報
- 施工内容：屋根材(金属)
- 施工期間：４日間
- 築年数：２５年
- 施工費用：約１３６万円
- 使用材料：横暖ルーフプレミアムS・ルーフィング・各水切り金物・軒樋
屋根はスレート屋根でした。
２５年間塗装などのメンテナンスをしておらず、今回カバー工法をするか、屋根塗装をするかでお客様は考えているとのことです。
スレートは薄い板状の軽量な屋根材で、耐震性に優れています。カラーバリエーションも豊富で多くのお住まいで使用されているのを見かけますね。しかし、雨風や紫外線の影響で劣化すると割れやすくなるといった特徴もあります。
スレートの寿命は定期的な塗装メンテナンスを行うことで、耐用年数が大体１５年～２０年程といわれています。
スレートに色褪せや苔が目立っていました。本来であれば、１０年間隔を目安で塗装メンテナンスを行うのですが、２５年間１度もしていないことからかなり劣化している状態です。
棟板金の錆びも見受けられ、棟板金の釘が浮いている箇所もありました。釘浮きは台風時等の棟板金の飛散に繋がる場合がります。
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お客様はカバー工法か屋根塗装かでお悩みでした。
調査の結果、スレートの寿命も切れていることから塗装よりもカバー工法を行った方がいいとご説明し、お客様とご相談の上『横暖ルーフ』での屋根カバー工法をご提案させていただきました。
軒先の出幅が若干変わるのと、外観も横暖ルーフに合わせる為、雨樋は軒樋のみ交換します。
屋根からの雨漏り防止に重要なルーフィングを敷設しました。
ルーフィングは防水効果があり、屋根の隙間から入った雨水から屋根内部を守る役割があります。
水下側から水上側へと順番に、ルーフィングの隙間から雨水が入らないように、重なりはルーフィングの水下側が必ず上になるように重ねます。
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屋根の先端部分、軒先とケラバの水切りを設置します。軒先の水切りは軒樋へと雨水を落とす役割があり、ケラバの雨水は軒先の方に雨水を誘導する役割があります。共に破風板や鼻隠し、軒天を雨水から守る役割もあります。
棟板金の下地となる貫板を設置しました。貫板は屋根面にビスを打ち込みに固定していて、棟板金は貫板にビスを打ち込み固定します。
横暖ルーフ施工時の様子です。
屋根は基本的に水下側から水上側に、雨水の流れに逆らうように施工することが多いです。重なり部分はルーフィングと同じように、屋根材の水下側が上になるように重ねます。
横暖ルーフの施工方法はかん合式で、屋根材の先端同士を引っかけ合わせます。屋根面に向けてビス固定もするので風で飛ばされにくくなります。
最後に棟板金を取り付けて、横暖ルーフでの屋根カバー工法工事が完了です。
屋根と外壁との取り合い部分にある水切りの隙間に、雨仕舞の為コーキング（防水材）を充填しました。
建物の取り合い部分に不具合があると、隙間から雨水が入り込み雨漏りの原因となることが多いです。コーキング等でしっかりとした雨仕舞を行うことが必要なんです。
➤雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞い
元のスレート屋根の軒先の出幅とはカバー工法を行ってから若干変わります。正常に雨水が軒樋に排水されるように、軒樋を全て新しい物に交換しました。竪樋は既存の物のままで、新しい軒樋と繋げます。
見た目も横暖ルーフに合う軒樋になっていますので外観もすっきりして見えるようになりました。
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屋根カバー工法工事が完了しました。
屋根のカバー工法は既存の屋根材の解体が無いので撤去費が大幅に抑えられ、その分工期も短縮されます。屋根の重量は上がってしまいますが、軽量の屋根材を使用するので耐震性への影響は少ないので、工期が短い方がいい、解体作業時に家に住んでいる事に抵抗がある、費用を抑えたい、等の希望があればカバー工法での屋根工事をおすすめします。
工事が終わり、お客様より『初めての屋根のメンテナンス工事をしたけど仕上がりにも満足していて工事をしてよかったです。他にも悪い部分がでてきたらまたお願います。』との嬉しいお言葉を頂きました。
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