堺市中区にて、波型スレートの補修工事を行った施工事例

波型スレートのケラバ飛散箇所の補修や、クラック補修、釘浮きが多かったのでビスの増し打ちで補強、外れていた軒樋の復旧を行った施工事例をご紹介します。
ご自宅の敷地内で倉庫として使用している建物で、ケラバの一部が飛散していることに気付き、更に飛散してしまわないか、雨漏りが起こってしまわないか心配で、部分的な不具合箇所の補修工事を望まれていました。
➤ちょっとした屋根の補修も街の屋根やさんにお任せください

現地調査時のブログはこちら⇩
堺市中区で波型スレート倉庫屋根のケラバが飛散｜スレートの割れや釘浮きもあり部分補修をご提案

施工時のブログはこちら⇩
堺市中区で倉庫屋根の波型スレートのケラバ補修｜クラック補修や軒樋の補修も行いました

➤【街の屋根やさん】が選ばれる６つの理由
➤メールでなら【お問い合わせ】受付中

現地調査時の様子

ケラバ飛散箇所の状態

ケラバの一部が飛散しています。ケラバの屋根材は、軒側に雨水が流れ落ちる様にする水切りの役割があるので、このままの状態だと正常な排水が出来ず、ケラバの下地や軒裏に悪影響を与えてしまいますね。お客様が懸念されている、いずれ雨漏りが起こってしまう可能性があります。

➤不具合は雨漏りに繋がる!ケラバの修理方法をご紹介

波型スレートの釘浮き

屋根上の調査も行いました。
波型スレートは、工場や倉庫の屋根や壁等に使用されていることが多く、お見かけになる機会も多いかと思います。
屋根の下地に向けて釘を打ち込み固定しているのですが、その釘が劣化して錆びてしまい、浮いている箇所が多く見られました。このまま年数が経つと更に釘の抜けや、釘が折れてしまい屋根が外れてしまう可能性もあります。

スレートの釘は抜いてしまうと割れてしまう可能性があるので、ビスの増し打ちによる補強をした方がいい状態ですね。

➤工場・倉庫の屋根や外壁に使用される大波スレートと小波スレートの最適なメンテナンス方法

クラック

波型スレートにクラック（ひび割れ）が入っている所が数箇所あります。このままだとクラックから雨水が入り込んでしまいますね。

部分補修となると、変成シリコンでの補修が可能です。

軒樋の外れ

軒樋がジョイント部分から外れている箇所がありました。ジョイント部の受金物が外れているのが原因です。

真下に庇があるので建物に大きな悪影響を与えることは無いのですが、今回工事をさせていただくのであれば、屋根と一緒にまとめて軒樋も復旧した方がいいので軒樋の復旧もご提案させていただきます。

工事のご提案

調査が終わりましたので、お客様に不具合箇所の説明をし、ご相談の上、工事のご提案をさせていただきました。
ケラバと他の箇所も含めて部分補修工事のご要望をいただきましたので、以下の内容でご提案させて頂いております。

工事の様子

スレートケラバ補修

スレートケラバで飛散箇所の補修を行いました。
Ｌ型になっている部材で、コーナーまで被せます。ビスでしっかりと固定しているので、これでケラバからの雨漏りの心配は無くなりましたね。

波型スレートの固定ビス増し打ち

波型スレートの固定ビスを増し打ちしました。
既存の浮いている釘は抜いてしまった方がいいのですが、抜いてしまうとスレートが割れてしまう可能性があるので、既存釘のすぐ近くにビスを増し打ちして補強しました。

ビスの長さがなんと１３㎝程あります。屋根に使用される波型スレートはサイズもでかく、波板は基本的に山になっている部分から固定するので、下地に届かせるためにビスの長さが必要なのです。

クラック部の補修

波型スレートのクラック部には、変成シリコンで補修を行いました。
変成シリコンは接着性と防水性を兼ね備えており、固まると上から塗装することが出来るので、屋根や外壁等の補修によく使われています。

軒樋の復旧

外れていた軒樋の復旧を行いました。
軒樋のジョイント部分の受金物が外れていたので新しく取り付け、軒樋の接合部に専用の接着剤を付けて固定しました。

工事が完了しました

全ての工事が完了しました。

ケラバ以外にも、不具合箇所の部分補修を全て行いました。
工事完了後お客様が、『雨漏りが起こるか心配していたけどこれで安心出来ます。工事をして良かったです。』と喜んでいただきました。
屋根や壁に不具合があると、『雨漏りが起こるかもしれない』と不安になりますよね。雨漏りが起こってからよりも、雨漏りが起こる前に不具合に気付いたのならすぐに工事を行った方が当然いいです。
お住まいや建物のことでお悩み事があれば、是非街の屋根やさん堺店にご相談して下さいね！