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堺市中区|経年劣化と固定の甘さで飛散しそうな波板の応急処置と張り替え工事を行った施工事例
堺市中区 波板工事
【工事のきっかけ】
お客様より『波板が浮いている箇所があり、強風に煽られバタバタと大きな音が鳴っていて今にも飛んでしまいそうなので急いで調査に来てほしい
』
との連絡を頂きました。
その日の内に現地に到着すると、強めの風が吹くたびに波板が大きく煽られ大きな音を立てていて、本当に
すぐにでも飛んでしまいそうな状態でした。
波板自体かなり経年劣化
していて
波板を固定するフックの外れや割れが多く見受けられ、フックの固定間隔が広く、波板同士の重なりも甘かったので
この様な状態になったのだと思われます。
その場でフックの交換と増し止めで応急処置をして、数日後工事を行いました。
既存波板を撤去した際に、カーポートの雨樋の清掃を行い正しい施工方法で波板を張り替えて工事が完了しました。お客様にも安心して
喜んでいただきました・
基本情報
- 使用材料:ポリカーボネート波板9尺 9枚・ポリカフック
30年以上同じ波板を使用しているとのことで、波板自体がかなり経年劣化している状態でした。
更に固定しているフックの間隔が広く、6山間隔で固定されていました。本来であれば、5山間隔で固定するのが基本的な間隔です。
フックも塩ビ製の物で劣化していて折れている物が多くありました。
又、波板同士の重なりも甘く、本来であれば波板の端2山半重ねなければいけないのですが、1山半しか重なっていない箇所もありました。
波板が全てカット加工していなかったので、恐らく半端が出なくなるように重なりを短くして調整していたのだと思われます。
フックが多く抜けている・折れている箇所があり、強い風が吹く度に波板が浮いている箇所が煽られて、バタバタと大きな音が鳴っている状態で今にも飛んでしまいそうでした。
フックが抜けていたり、掛かりが甘い箇所はフックの交換と増し止めで応急処置をしました。増し止めは波板に新しく穴を空けることになりますが、波板を張り替える前提という事でお客様には了承を得ています。
工事のご提案
工事を行うまでの間応急処置の状態で凌いでいただきます。風が吹いても大分ましになりましたので、少しの間なら飛散の心配はなさそうです。
既存の波板を全て
撤去して
新しくポリカーボネートの波板に張り替える『波板全面張り替え工事
』
をご提案させていただきました。
フックは5山間隔、波板同士の重ねは2山半重ねで施工を行います。波板の重ね幅の兼ね合いで、元の状態よりも半端の波板が1枚
多くなりますが、
耐風性を重視して正しい施工方法で工事を行います。
波板全面張り替えを行うので、既存の波板は全て撤去しました。
波板を撤去したタイミングで雨樋の清掃を行いました。
長年の埃やゴミが溜まっているのですが、波板が付いている状態だと清掃が出来ないので、これを機に清掃をさせていただきました。
ポリカーボネートとはプラスチック素材の一種で耐久性が高く、耐衝撃に強い特徴があり、加工もしやすい素材となります。
塩ビの波板と比べると10倍~20倍程の強度があり、安価で入手できる材料で、近年ではカーポートやベランダ、テラスの波板に多く使用されています。
耐用年数はおおよそ10年程といわれていますがそれよりも長持ちしているケースも多く見受けられます。
デメリットは傷が付きやすい、劣化すると変色する等があげられます。ですが、他の波板と比べると使用箇所にもよりますが1番お勧めできる波板となります。
波板固定フックも全て新しく交換します。使用するのは波板と同じ素材のポリカーボネート製のフックで耐久性に優れています。
フックは波板の山から通して枠に引っ掛けるので、波板の山に穴を空けなければいけません。山部に穴を空ける際の滑り防止に横滑り防止具を使用しました。かなり穴が空けやすくなるので作業が捗ります。
※谷部に穴を空けてそこからフックを通すと、枠に引っ掛かけても掛かりが緩く、すぐに抜けてしまい固定が出来ません。又、谷部には雨水が溜まるので水漏れの可能性も高くなります。
波板は基本的には屋根枠の端から端へと順番に、波板同士の重なりも合わせながら張っていきます。
駐車場等の屋根だと最後の一枚は脚立等を使用して端から体を乗り出して作業ができますが、波板は上から固定するのでベランダ等の高い位置にある屋根は、最後の一枚を張る際や張り終えた後に高所作業車や梯子や足場がないと下に降りれなくなる場合があります。
波板の固定フックは波板の山5山間隔で固定しました。波板同士の重なりになる部分は5山間隔より狭くなっても必ず固定します。
波板同士の重なりは2山半で重ねるのが基本です。重なりが少ないと波板が外れやすくなったり、重なりの隙間から入った雨水が落ちる可能性が高くなります。
こちらのカーポートの波板の元の状態が、1山半重ねの所もあり、全ての波板がカット加工無しの状態でした。
今回の工事では全て2山半重ねで波板を張っているので元の状態と同じ枚数足りなくなります。1枚余分に用意し、半端になる箇所は波板をカット加工して張り付けました。
正しい施工方法で、元の状態よりも強度が高くなるように施工しました。
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