お問合せをいただき現場調査へお伺いしました。

ベランダ底が崩れかけており、中が見えている状態でした。

カーポートの上にはベランダの外壁タイルが取れて落下しています。

上記写真の赤丸部がベランダ排水溝となります。

この排水溝廻りより雨漏れし、気づかずそのままにしていると、今回の状態へと繋がります。

中の木材が腐っていました。

ベランダを支える柱が、写真の赤丸部のように折れていました。

ベランダを支えている重要な柱の為、この上に人が乗ると支えが無くなり落下します。

とても怖いですね！！

こちらはベランダの側面となります。

柱が折れていることもあり、写真矢印方向に倒れており、ひび割れが発生していました。

下から見てもわかるひび割れ幅で、雨水が侵入していることも考えられました。

ベランダを撤去する為、足場を組み立てました。

足場を組んで飛散防止シートを施工すると、準備完了です。

工事中大きな音や埃が発生しますので、近隣様へのご挨拶は必須です。

ベランダのタイルを撤去した状態の様子です。

木材が腐って無くなっていたりしました。

これは本当に怖い！！！！

現場調査の時に確認していた柱の写真です。

柱の中身が無くなっています。

地面に埋められているため、ぐらぐら動いていました。

ベランダを撤去した状態の写真です。

建物の部屋内の方へは特に雨漏りしている形跡は見つかりませんでした。

家の中へ雨漏れしないと、気づけないですよね！！

撤去した壁に左官下地を施工します。

今回使用したのは「ラスカット」と呼ばれる商品です。

表面が凹凸になっており、左官材が施工できるものになります。

ビス（ネジ）を取り付けて施工しますが、施行したビスの上と、壁とラスカット隙間などに専用のコーキング材を施工します。

これで下地は完了となります。

次に、左官を施工します。

先ほどのラスカットの上にモルタル材を施工します。

これで施行完了です！

今回施工させていただいた住宅はお隣様と壁を共有しているお家でした。

お隣様とも話し合いわれている箇所などは補修させていただきました。

これでお隣様にも安心いただけました。