安全確保のために足場を組んだ後、近隣へ泥汚れが飛ばないよう住宅をメッシュシートで覆ってから高圧洗浄を行います。家全体の汚れを落とさないとペンキがしっかり付着しないので大切な工程となります。

今回ご依頼のきっかけとなったヒビ割れです。塗装の前に変性シリコンで隙間を埋めて補修します。普通のシリコンを使用すると塗装剤を弾いてしまう為、外壁補修の場合は変性シリコンをおすすめします！

塗装前に塗装箇所以外を養生してペンキ付着を防ぎます。塗装剤の液だれが発生する為、屋根からスタートし上から下へ順に塗装していきます。

塗装の工程は3工程となり、まず初めに塗料の接着を高めるために下塗りをします。下塗り1回、上塗り2回が基本的な工程となります。

下塗りが完了したら平滑な下地を作ったり上塗り材の補強の為に、中塗りを行います。塗料は上塗りと同一のものを使用します。異なる塗料を使用する場合、塗膜が薄くなり中塗り塗料が透けて見えてしまう際に色が悪く見えます。

中塗りが終わったら、上塗りを行います。下塗り1回、上塗り2階の塗装工程は、屋根も外壁も同様に行います。中塗りの工程を省き上塗りをする業者もいますので要注意です！

屋根・外壁の塗装が終われば、雨戸など外壁以外の付帯部分の塗装を行います。鉄製部分は紙やすりなどでケレン(塗装面の錆や汚れを落とす作業)をしてから塗装します。

ケレンを省くと折角綺麗に塗装した面が、2～3年で剥がれてしまいます。ですので見積の際に、この工程が含まれているか確認し業者を選択すると良いです！

今回は、塗装の他にベランダのテラスも取り付けました。

施工後はベランダ全体をテラスで覆うことが出来ました。

こちらは防水工事前のベランダです。塗料が剥がれ雨などが染み込みやすい状態になっています。

ウレタン防水を行いました。耐用年数は7~10年ほどとなります。