カーポートは屋根板とフレーム（枠組み）に破損が見られました。
お客様はトラックを運転中、カーポート屋根にぶつけてしまったそうです。
破損箇所にはテープで応急処置が施されていましたが、ほとんど意味をなしておらず、修理が必要な状況です。

屋根材の端部ではフレームにも割れが生じているのが分かります。
固定ネジ周辺の歪みも確認でき、衝撃の影響が局所だけでなく広範囲に及んでいました。
細かな変形を丁寧に確認し、交換範囲をしっかり見極めました。

フレームに貼られたメーカーシールで製品型番の確認を行いました。
型番が読み取れる状態でしたが、こちらの型は部材は廃番である可能性が高いと判明しました。
そのため、代替フレームでの施工を行うことになりました。

お客様は車の乗り降りで不便なだけでなく、割れている部分の見た目も気にされていました。
そこで、破損した箇所の屋根板とフレームの張り替えをご提案し、工事のご依頼をいただきました。
今回は破損したフレームが廃盤となっていたため、代替品のフレームを使用することになりました。

今回のカーポート修理では、廃番となったフレームを代替品で再構築するという難しさがありましたが、直線フレームを採用しながらも全体の雰囲気を損なわない仕上がりを実現できました。
屋根材の割れだけでなくフレームの破損も解消され、これまで通り安心して駐車できる状態になっています。
カーポートは日常的に使う設備だからこそ、破損したまま放置すると思わぬ二次被害につながることもあります。
似たようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ街の屋根やさんへお気軽にご相談ください。

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