撤去した平板は紫外線による劣化で、触れるだけでバリバリと割れてしまうほど強度が低下していました。
ここまで割れやすくなっていたということは、強風で飛散してしまうリスクも非常に高かったといえます。
大きな被害になる前に張替えをご依頼いただいてよかったです。

今回は作業に集中していたため清掃中の写真を撮れませんでしたので、別現場の写真で雰囲気だけお伝えします。m(__)m

溝に汚れやゴミが溜まっていると、新しい平板をしっかりと固定できず、雨水の侵入や屋根のズレの原因になることもあります。
細かい部分ですが、このような下地処理をしっかり行うことが、長持ちする屋根づくりの基本です。

熱線遮断タイプのポリカ平板のカラーは、マットグレーをお選びいただきました。
落ち着いた色合いで、住宅の外観にも調和する人気のカラーです。

今回はR型と呼ばれる曲線を描いているテラスですが、ビスで平板をしっかり固定しました。
曲線部分は特に平板の取り付けに技術が必要ですが、経験豊富な職人がきれいに仕上げました。

既存の屋根は紫外線や経年劣化で強度がかなり落ちていたため、いつ強風で飛散してもおかしくない状態でした。
全面新しい平板屋根に張替えたことで、冬場の強風や春の嵐、夏の台風にも耐えられる強い屋根になりました。
また、熱線遮断タイプを採用したことで、暑い季節の快適性も向上します。
A様にも「きれいになってよかった」とお喜びいただけました。

テラスの屋根は普段あまり気にすることがなく、小さな割れでも、風の影響で一気に破損が進んでしまうケースは多くあります。
「まだ大丈夫かな？」という段階で点検されると、結果的に工事費用を抑えられることにつながります。
「割れてきた」「色が白っぽく劣化してきた」「台風前に不安」といった症状が見られましたら、大きな被害を受ける前にお早めの点検をおすすめします。

当店では 点検・お見積りは無料 ですので、ぜひお気軽にご相談ください。