熊本市西区　屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)

【工事のきっかけ】
熊本市西区のＴ様より、「天窓から雨漏りしているので、原因の調査と修理をお願いしたい」とご相談いただきました。

現地調査を行うと、窓枠辺りから漏水が見られ、窓枠のパッキンが外れたり切れていると判明しました。
また、窓枠のコーナーに取り付けるカバー材も劣化して隙間ができていました。
今回の雨漏りの原因はパッキンやコーナーカバーの劣化と判明した為、Ｔ様にはコーキングによる雨漏り修理をご提案し、工事を行う事になりました。
天窓のパッキンは１０年を超えるとゴムの弾力性が下がって固くなり、外れや割れなどのトラブルが起きやすくなります。
天窓に雨漏りが発生した場合、まずはパッキンの劣化を疑うほど、雨漏りの原因になりやすい場所です。
パッキンの劣化の場合、比較的簡易的な補修工事で雨漏りが解決する事もあります。
Ｔ様も「以前から雨漏りしていましたが、こんなすぐに直るならもっと早くお願いすればよかったです」とおっしゃっていました。
意外とすぐに雨漏りが解消する事も多い為、天窓の雨漏りでお悩みの方は、まずはお気軽に無料点検をご利用くださいね。

ビフォーアフター

施工前

施工後

天窓のパッキンには外れや割れが起きており、窓枠の隅に隙間ができていました。
ゴムパッキンは紫外線で劣化して徐々に固くなってくる為、１０～１５年程度でパッキン交換やコーキング補修やパッキン交換を行う必要があります。
Ｔ様邸の天窓もこれまでメンテナンスした事がないとのことですので、パッキンが老朽化で伸縮性がなくなり、割れや外れが起きたようです。

また、天窓サッシのコーナー部材も老朽化で隙間ができていました。
天窓サッシには継ぎ目がある為、こちらのカバーで塞いでいますが、これでは雨水が入ってしまいます。
今回の雨漏りはパッキンやコーナー部材の老朽化が原因であると判明しました。
▶天窓の雨漏りはどうしたら？修理か交換か？事例を紹介

まずは劣化した既存のパッキンを撤去しました。
弾力性があるはずのパッキンも、経年劣化で硬くなっていました。
天窓にあるパッキンは紫外線や雨を受ける量が多く、壁にある窓よりも劣化するのが早い為、定期的に点検しておくことも大切です。
▶季節別・築年数別知っておくべき住まいのメンテナンスサイクル完全版

既存のパッキンを全て撤去したら、細かいゴミや埃を拭き取っておきます。
埃などが残っていると、コーキングがしっかり定着せずすぐに剥がれてしまう原因になる為、できる限り綺麗に清掃しておきます。
また、天窓は普段お客様ご自身で拭き掃除するのが難しい為、天窓のガラスも全体的に綺麗に拭いておきました。

コーキングを打つ前に、マスキングテープで養生しておきます。
養生は周辺に不要なコーキングが付かないように保護するだけでなく、真っすぐ綺麗に仕上げる為でもあります。
テープの貼り方で仕上がりにも影響する為、丁寧に養生していきます！

養生した箇所にコーキングを打設し、ヘラで伸ばして平らに均します。
今回使用したコーキングは、ボンドのシリコンシーラントの黒色です。
コーキングには様々な種類があり、使用する場所や用途によって使い分ける必要があります。
▶屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法
ヘラで伸ばしたらすぐにマスキングテープを剥がし、コーキングを乾燥させます。

天窓のパッキンを撤去し、新たにコーキングに打ち替える補修工事が完了しました！

工事前はパッキンが外れたり割れるなどの老朽化が見られ、雨漏りの原因になっていましたが、防水性のあるシリコンコーキングを充填し、雨漏りが解消しました。
コーナーカバーも浮いて隙間ができていた為、その隙間もコーキングで埋めておきました。
工事後は「雨漏りが直って良かったです！こんなにすぐに直るなら、もっと早くお願いすればよかったです。」とお客様にもお喜びいただけました（＾＾）
▶Ｔ様にいただいた完工後のアンケート

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