屋根に上って調査を行うと、トップライトの一部が割れていました。
飛来物が当たって割れたようで、大きな穴が開いています。
こちらのトップライトは「ＦＲＰ」という強化繊維プラスチック素材のトップライトです。
素材自体が老朽化していた事もありますが、割れが起きた主な原因は台風時の飛来物と考えられます。
これまでも度々雨漏りが起きていたようで、過去にコーキングで補修した跡もあります。
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まずは割れていたＦＲＰ製のトップライトを撤去しました。
トップライトの枠が残っている状態ですが、枠を撤去して屋根をフラットにする「トップライト撤去工事」を行うと、トップライト周辺の屋根下地や屋根葺き工事も必要になる為、今回は枠は残し、上から板金をカバーしていく工事を行います。
※天窓が元々なかったようなフラットな状態にしたいという方は、トップライト撤去工事がおススメです。
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トップライトの枠に下地合板を取り付けました。
トップライトの下地にはルーフィング（防水紙）も貼ります。
こちらの合板はルーフィングを貼る下地となります。

先ほど取り付けた下地合板にルーフィング（防水紙）を貼りました。
今回使用したルーフィングの裏面は粘着式になっており、タッカー（ホチキスのような工具）で留める必要がありません。
ぴったりと下地に貼り、水漏れが起きないように天窓周辺も包んでおきました。
ルーフィングを貼る事で、万が一板金内に雨水が入ってしまっても、室内に雨漏りするのを防ぎます。
▶防水紙の重要性

トップライトを覆うように、ガルバリウム鋼板製の板金を取り付けました。

ガルバリウム製板金はトップライトのサイズに合うように、現場で板金工が曲げ加工を行いました。
ビスで取り付けを行い、ビス穴はコーキングを打って雨水が侵入しないようにしました。
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