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熊本市東区で屋根下地のたわみから瓦のズレや天井シミができた住宅の屋根葺き直し・天井張り替え工事
熊本市東区 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
熊本市東区のY様より、「1か月前くらいから脱衣所の天井にシミができた」とご相談いただき、現地調査を行いました。
シミができているのは脱衣所の天井で、黒く大きなシミができて見た目も悪い状態でした。
Y様のお家では今回初めて雨漏りが起きたそうで、どうすればいいのかとお困りの様子でした。
脱衣所のちょうど上の屋根を点検すると、壁際の瓦がほとんど脱落しており、屋根と壁の境目に大きな隙間が開いている状態でした。
屋根に乗るとふわふわと沈み込む感覚があり、下地が凹んでたわみ、瓦のズレが起きたと考えられました。
Y様には屋根下地の補修と瓦の葺き直し、天井張り替えをご提案し、工事のご依頼をいただきました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:2日
- 築年数:47年
- 使用材料:【屋根葺き直し】野地板、改質アスファルトルーフィング、瓦桟、シリコンコーキング
【天井張り替え】ソーラトン、廻り縁
脱衣所の雨漏り原因を調べると、下地がたわんで瓦がズレていました
1階脱衣所の天井が雨漏りで黒く大きなシミができていました。
1か月前にシミができ始め、一気に範囲が広がっていったそうです。
雨漏りは見た目が悪いだけでなく、ダニやカビ、シロアリなど健康被害を受ける心配もあります。
▶雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ
脱衣所のちょうど上あたりを確認すると、壁際の瓦が脱落していました。
屋根に乗るとふわふわと沈み込んで柔らかい感覚があり、たわみが起きている状態になっていました。
瓦のズレは屋根下地のたわみから起きたようです。
また、瓦の割れやも起きていた為、補修が必要な状態でした。
Y様には雨漏りの原因をご説明の上、以下の工事をご提案し、工事のご依頼をいただきました。
まずは、屋根下地がたわんで瓦が脱落している瓦屋根の葺き直し工事を行います。
下地もかなり傷んでいると考えられる為、瓦を剥がしてから下地の補修を行います。
まずは屋根瓦を一時的に剥がしていきます。
今回は新しい瓦に交換する「葺き替え工事」ではなく、瓦を再利用する「葺き直し工事」です。
剥がした瓦は再度使う為、破損しないように慎重に保管しておきます。
あまりにも割れている瓦が多いと葺き直し工事はできませんが、今回は破損している瓦が2枚程度でしたので、コーキングで補修して使う事になりました。
▶これまでの瓦を再利用して屋根を葺き替える屋根葺き直し
瓦を剥がすと、瓦を引っ掛ける「瓦桟」(かわらざん)と防水紙が現れます。
しかし、瓦桟に本来あるはずの水通しの穴「ウォーターホール」が開いていませんでした。
ウォーターホールとは、屋根内部に入った雨水を滞留させない為の水通しの穴です。
水通しが開いていないと、内部に入った雨水が桟木に滞留し、雨漏りや部材の劣化に繋がります。
ウォーターホールが開いていない事で屋根下地に水が溜まり、水の重みも相まって下地のたわみにも繋がったと考えられます。屋根下地がたわんだ事で壁際の瓦がズレたり、隙間ができる原因にもなったと考えられます。
屋根工事は使う部材や施工方法を一つ誤るだけでも大きなトラブルに繋がる為、正しい知識を持って施工しなければいけません。
▶
屋根工事、外壁塗装、リフォームの現場で見た間違いだらけの施工例
傷んだ下地を補修する為に野地板(のじいた)を剥がすと、梁(はり)から桁(けた)が脱落している事が判明しました。
屋根を支える大切なパーツですので、外れていると屋根下地も不安定になってしまいます。
▶屋根の内部の構造ってどうなっているの?
Y様に現状を報告した所、簡易的でいいので補修してほしいとの事でした。
簡易的ではありますが、これ以上ズレないように木材を噛ませてズレを補修しました。
既存の瓦残を撤去し、上から防水紙を新設し、ウォーターホールが開いている瓦桟を取り付けました。今回使用したのは
「改質アスファルトルーフィング」という防水性・耐久性の高い防水紙です。
防水紙は屋根防水で最も重要なパーツです。
屋根材を葺いた後は見えない部分でもありますので、適切に施工出来ているか写真などで確認できると安心です。
当店では写真を撮ってお客様にもご報告させていただきます。
▶
雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性と お薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介
一時撤去していた瓦を新たに取り付けた瓦桟に引っ掛けるように固定して瓦を葺き直しました。
下地がたわんで壁際の瓦がかなりズレていましたが、下地を一時撤去して下地も補修して隙間なく並べ直す事ができました。
葺き直しの最大のメリットは、材料費・廃材の撤去費がほとんどかからない所です。
瓦が使用できる状態であれば葺き直しも選択できますので、瓦屋根のメンテナンスを検討されている方は、葺き直し工事もご参考くださいね。
▶4つのチェックポイントで 瓦屋根の点検・メンテナンスのタイミングを知ろう
まずは既存の天井板を撤去しました。
雨漏りしていると湿気を含んで素材や下地が弱くなる為、進行すれば天井が落ちてくる事もあります。
▶雨漏りで天井が落下した合志市の現場
幸い、今回は天井下地にそこまでひどい腐食はありませんでした。
天井にプラスターボードを取り付けた上、「ソーラトン」と呼ばれる天井材を取り付けます。
ソーラトンはロックウール(人造鉱物繊維)が原料で、吸音性・断熱性・不燃性に優れている特徴があります。
どちらも吉野石膏(株)という会社が出している天井ボードで見た目も似ています。
しかし、ソーラトンは下地にプラスターボードを張ってから取り付けますが、ジプトーンは捨て貼り(下地に直接取り付ける工法)と施工方法が異なります。
ソーラトンを取り付けたら、「廻り縁(まわりぶち)」と呼ばれる見切り材も取り付けます。
廻り縁を取り付けると天井と壁の境目が綺麗に仕上がります。
既存の天井には廻り縁がありませんでしたが、今回はお客様とのお話合いの上、取り付けを行って引き締まった仕上がりになりました。
脱衣所の天井張り替え工事が完了しました!
既存の天井板は雨漏りで大きな黒いシミができ、見た目も悪く、健康被害を受ける可能性もありました。
新しいソーラトンという天井板に張り替え、美観性も復活しました♪
当店では雨漏り修理だけでなく、雨漏り被害を受けた内装の修繕も行っております。
雨漏り被害を受けた方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。
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電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
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〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8
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