畳の小上がりにはソファが置いてありますが、使いにくいので撤去したいという事でした。

小上がりは「スキップフロア」とも呼ばれ、リビングなどに段差を付けた床面の事です。
段差に座ったり収納を作る事ができるなどのメリットがありますが、結局有効活用できず後悔している…という方も意外と多いようです。

３０センチほどの高さの小上がりを解体・撤去しました。

小上がりがあった部分の一部に床材はなく、下地の構造用合板が見えている状態です。
もちろんこのままではいけませんので、床材がない部分に新しい床材を張る必要があります。
新しい床材を追加した部分と既存床の境目は多少目立つ事になりますが、無垢床材を全面張り替えるとなると費用もかなり上がってしまう為、今回は床材がない部分のみ追加する事になりました。

小上がりが乗っていた床材にもビスの跡が残っています。
ビス跡はパテで埋め、新しい床材を貼った後に塗装も行います。

また、小上がりがあった場所は壁紙もない状態です。
壁紙は現状クロスがない２面の壁を全面的に張り替える事になりました。

床材がなかった部分に新しい床材を追加しました。
既存の床材と同じ、パイン材の無垢床材を張りました。

凹凸をパテで埋め、色を合わせる為に塗装も行いました。
塗料はリボス カルデットのウォルナットを使用しました。

壁紙クロスがない壁２面を全面的に張り替えます。

既存のクロスを２面分剥がし、凹凸がある所をパテで埋めました。
パテで下地を平らにしておかないと、壁紙を貼った時に仕上がりが悪くなってしまう為、非常に大切な工程です。

部屋の床が全面フラットになり、広く使えるようになりました。
「スキップフロア」とも呼ばれる小上がりは、段差に腰掛けたり収納場所が増えたりと便利な点もありますが、上手く活かしきれず後悔したという方も意外に多いようです。
「小上がりが使いにくいのでフラットにしたい」という方は、一度無料見積もりを行ってみませんか？

当店では今回のような内装工事も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談くださいね♪